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子犬の甘噛みが治らない理由と対策【獣医師監修】

   2021/02/04

甘噛みが治らない子犬

子犬の甘噛みが治らない…というのは、すべての子犬に共通といってもいいほどよくあるお悩み。ところが、甘噛みは子犬の仕事といえるくらいに子犬にとって自然な行動ですので、『噛む』という行動を完全にゼロにするのは残念ながら不可能です。とはいえ、飼い主が困るような甘噛みには対策が必要ですし、きちんと対策すれば甘噛みに困らされることはなくなります。今回は、子犬の甘噛みが治らない理由と対策について解説します。

甘噛みが治らない理由①手を使って遊んでいる

子犬の甘噛みが治らない理由として多いのが、普段手を使って遊んでいる、というもの。

子犬の目の前で手をヒラヒラして追いかけさせたり、手を甘噛みさせて遊んだりといった遊び方をしている限り、子犬の甘噛みはなおりません。むしろ、これは「手を甘噛みしてOK」と教えていることにほかなりません。手を噛ませて遊んでおいて、その一方で「手を甘噛みしてはいけない」とわからせるのは不可能ですし、フェアではありません。

人の手を使って遊ぶことは絶対にしない

甘噛みが治らないのでロープで遊ぶ子犬

甘噛みが治らない子犬と遊ぶときには、まずおもちゃを差し出すようにして、おもちゃを噛ませて遊ぶようにしてください。おもちゃを噛んでしまえば、手を甘噛みすることはできません。また、一緒に遊ぶときには、手と適度な距離が保てるロープ状のおもちゃがよいでしょう。甘噛みをさせないためには、子犬が手を甘噛みするような状況を作らないことが絶対に必要なことです。

これは、特に子犬が甘噛みしやすい、子犬が興奮しているタイミングで大事になってきます。「遊んで!かまって!」と要求する子犬に接するときは、まずおもちゃを差し出し、おもちゃを噛ませた状態で接するとよいでしょう。

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それでも甘噛みするときは、冷静に遊びをやめてしまう

甘噛みが治らない犬の治し方

手を噛ませないよう気を付けていたとしても、だんだんと興奮してきた子犬が遊んでいるうちに手に噛みついてくるかもしれません。そんな時は、落ち着いたトーンで「痛い」と一言。そしてすっと手を隠したり、手を太ももなどに密着させたりして噛めないようにし、遊びを中断してください。場合によっては、飼い主が静かに別の部屋に行ったり、他の用事をはじめたりしてもいいでしょう。手に甘噛みしたら遊べなくなるという経験を重ねることで、甘噛みの頻度を減らしてきましょう。

甘噛みが治らない理由②噛みたい気持ちを満たしていない

子犬には、何かをかじりたいという本能的な欲求があります。この欲求を十分に満たさない限りは、子犬の甘噛みは治らないでしょう。

噛んで遊べるおもちゃをたくさん与える

甘噛みがの治らないので噛んでいいおもちゃをたくさんもらった子犬

子犬も、人間の赤ちゃんがものを口に入れて確かめるように、物をかじることで様々なことを学習しています。さらに歯の生え変わりの時期には、むずがゆくて物をかじりたい…と感じることもあります。

子犬には、必ず噛んで遊べるおもちゃをいくつか与え、存分に噛みたい気持ちを満たしたあげてください。噛み応えの異なるおもちゃを複数与えることで、「噛んで学ぶ」という欲求を満たしてあげることもポイントです。

甘噛みが治らない理由③おもちゃを噛んでいる時に褒めていない

甘噛みが治らない子犬には、おもちゃを噛んでいる時に褒めることが大切です。これは、子犬に「噛みたい時には、おもちゃを噛むのが良い行動」とわかりやすく教えるため。ですから、甘噛みが治らない子犬には、おもちゃを与えるときを利用して「おもちゃを噛むのは良いことだ」と教えましょう。

おもちゃを噛んでいるときを見逃さずにしっかり褒めて

甘噛みがなおらない子犬の学習パターン

子犬がおもちゃを噛んで遊んでいるタイミングで「おりこうだね」としっかり褒めてあげましょう。おやつを与えてもOKです。ひとりで静かに遊んでいるし、そっとしておこうかな…と思いがちなタイミングですが、ここでしっかり褒めることが必要です。これを続けることで、噛みたい時にはおもちゃを噛むようになり、飼い主さんの手を噛んでくる頻度は減っていくのです

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甘噛みが治らない理由④日用品を噛んでいるときに声をかけている

ズボンや靴下といった日用品を噛んでいる時「だめ!」などと声掛けをしているようでは、甘噛みは治りません。これは、「甘噛みしたらかまってもらえた!」という子犬にとっての成功体験になっているからです。

日用品の甘噛みは無視か冷静に「ちょうだい」

子犬が甘噛みしている日用品が、危険なものや噛まれて困るものでない限りは無視をするのもひとつです。返してもらいたい時には、決して取り合いはせず冷静に「ちょうだい」でお気に入りのおもちゃと交換しましょう。

それでも離さない場合には、遠くから楽し気な声を聞かせるなどして子犬の気をそらしてから回収してください。

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甘噛みが治らない理由⑤エネルギーの発散が不十分

子犬のエネルギーが有り余っている状態が続いていると、子犬の甘噛みは治らないでしょう。子犬の甘噛みが治らないときには、甘噛みする暇を与えず、十分疲れてそのまま眠ってしまえるくらいに、子犬のエネルギーを発散させることを意識してみましょう。

体を使った遊びだけでなく、頭を使う、新しい人や犬に会うなどの経験も有効

甘噛みが治らないのでたくさん遊んで疲れた子犬

子犬と散歩に行く、ボール遊びをする、引っ張りっこ遊びをする…など、とにかく体をたくさん使って遊んであげましょう。また、知育玩具を活用して頭を使った遊びをさせるのも心地よい疲れにつながります。

さらに、新しく楽しい経験を積ませることも有効です。いつもと違う公園に行って、いつもと違う人や犬にあったり、車や電車に乗ってみたりといった経験は子犬にとって良い刺激となります。帰宅してしばらくすれば、子犬は甘噛みする間もなく疲れて眠ってしまうことが多いもの。子犬の成長に欠かせない社会化にも役立ちますのでぜひ実践してください。

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甘噛みが治らない理由⑥子犬が嫌がることをしている

子犬の甘噛みは、時に「やめて!」の意思表示であることがあります。特定の場所を撫でている時に甘噛みしてくる場合は、そこを触られるのが苦手だったり、痛みがあったりするかもしれません。飼い主がそのことに気づいていなかったり、無視して撫で続けたりしているようでは、甘噛みが治ることはありません。

「やめて」と甘噛みしてきたら、まずはその行為をやめる

「やめて」の意思表示としての甘噛みを無視することは、自分を守るための本気噛みに発展するおそれがあり非常に危険です。まずは、子犬が嫌がる行為はすぐにやめましょう。

そのうえで、ケガなどがないか確認を。特に異常はなく、ただ撫でられるのが苦手な場合は、無理やり撫でようとせず、子犬が撫でられて気持ちいいと思う場所を撫でるようにしてください。

ただし、体を触ったり、ブラッシングをしたりされるのが嫌で甘噛みしてくる場合は、あらためて子犬が嫌な気持ちにならない方法で少しずつ練習する必要があります。

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甘噛みは叱らず、少しずつ卒業させよう

子犬の甘噛みが治らないからといって、叱ったり体罰を加えたりして無理やりやめさせるのは、絶対にしてはいけないこと。甘噛みは子犬にとっての大事なコミュニケーションです。それを拒絶した接し方を繰り返していては、子犬は臆病な犬や攻撃的な犬に育ってしまいます。なかなか甘噛みが治らないと感じる場合でも、とるべき対策をしっかりとっていれば、ほとんどが成長とともに収まります。焦らず気長に付き合っていきましょう。

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