
子犬が「待て」をいつでもできるようになる教え方【獣医師監修】
子犬のしつけのひとつ、「待て」の教え方にはコツがあります。「待て」は、飛び出し事故を防いだり、公共のマナーを守ったりする…
早食いを防ぐことは、愛犬の健康を守るためにとても大事なこと。今回は早食いをさせないためのアイデアをご紹介します。
犬の早食い防止の対策として、まずは次の3つの方法を試してみるとよいでしょう。
犬の早食い防止のひとつは、食器を工夫すること。早食い防止のために様々な工夫をされた食器が販売されていますので、一度試してみると良いでしょう。
早食い防止用の食器の多くは食器の底に突起や凸凹があって、一気にガツガツと食べづらい形状になっています。短頭種や子犬の場合、フードに舌が届かなくて食べられない…という問題が起こる可能性があります。必ず愛犬の体格、マズルの形にあった食器を選択するようにしてください。
早食い防止の対策として、知育玩具を活用することもできます。
知育玩具に詰めたごはんを試行錯誤しながら食べることで、時間とエネルギーをたっぷり費やしてもらいましょう。持て余していた時間とエネルギーが発散されることで、吠えや物を壊すなどの困った行動の解決も期待できます。また、食事に時間をかけることが退屈しのぎになるので、留守番中の食事にもおすすめです。
早食い対策に使える知育玩具として有名なものには、「コング」や「ビジーバディ」といったものがあります。「コング」には ドライフードを入れるだけでなく、ウェットフードを混ぜてギュっときつめに詰めたり、ドライフードを入れたあとでクッキーやジャーキーで蓋をしてみたりと、詰め方を色々と工夫することで、愛犬にあった難易度で与えられます。一方、「ビジーバディ」は、転がして隙間から出てきたドライフードを食べさせるタイプの知育玩具。こちらは、フードの出てくる隙間の大きさを調節することでフードを取り出す難易度を変えることができます。円盤型のものやダンベル型のものなど、それぞれ転がしたときの動きに特徴がありますので、愛犬が好きなものを見つけるといいでしょう。
中にフードを詰められる知育玩具は他にもたくさんの種類があります。お気に入りを見つけてみてください。
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宝探しゲームのようにして見つけたフードを食べるようにするのも早食い防止対策のひとつになります。
犬は本来、においをかいでまわる「ノーズ(鼻)ワーク」で楽しみや満足感を覚えるものです。嗅覚を存分に使った遊びをしながら、楽しいごはんの時間にしてみましょう。
嗅覚を使ってフードを探す遊びには、たくさんついた布製のヒダやポケットの中にドライフードを隠せるようになっているマットがオススメ。「スナッフルマット」などという名前で色々なタイプのものが販売されています。隠されたドライフードを鼻を使って探しながら食べることで、ゆっくり時間をかけながら食事の時間を楽しめます。鼻と頭と体を使って食べ物を得ることになりますので、大きな満足感や充実感を感じられます。
犬にとって楽しい早食い防止対策をとって、健康的で大満足な食事の時間にしてあげましょう。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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