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サークルの外に出すとトイレを失敗する子犬…3STEPで解決する方法

   2019/05/09

子犬のトイレのしつけの基本では、サークル内にトイレを設置するのがオススメ。これは、 子犬は限られたスペースの方がトイレを覚えやすいためです。ところが、子犬がサークル内にいるときはうまくいくけれど、サークルの外で遊んでいるとトイレを失敗する…というのは大変よくあるお悩みです。今回は、サークルの外に出すとトイレを失敗してしまう子犬のためのトイレのしつけの方法をご紹介します。

子犬がサークルでトイレをできなくなった?!

サークル内で過ごす時間の長いうちはうまくいっていたトイレのしつけ。子犬が成長してサークルの外で過ごす時間が長くなってきたら、失敗することが増えてきた…というのは、とてもよくあることです。

もともと犬には、自分が寝る場所や食べる場所の近くでは、排泄をしない習性があります。寝る場所そのものがおしっこなどで汚れることも嫌がります。ですから、子犬のトイレのしつけを成功させるには、寝床とトイレが区切れるタイプのもので、なるべく広めのケージやサークルを用意しておくことが大切です。

ところが、子犬が成長するにしたがい、手狭になってくると「寝床とトイレの間隔が近いからトイレをしたくない…」と子犬が感じてしまうことがあります。さらに、子犬は成長に伴って、排泄を我慢することもできるようになってきます。すると、子犬はサークルにいる間は排泄せずに我慢して、サークルから出してもらえたタイミングでおしっこをしてしまうのです。

また、子犬がサークルの外で遊んだりしてすごす時間が長くなってきて、「サークルは眠る場所」と認識するようになっているケースもあります。そのような場合も、子犬はサークルのトイレでは排泄したがらず、室内の色々な場所でトイレをするようになります。

子犬がサークルは寝る場所だと認識しているとサークル内のトイレで排泄しない

※子犬のトイレトレーニングの基本はこちらの記事でご紹介しています。
子犬のトイレトレーニングの方法は?5ステップで完璧習得【初心者さん必見】

解決法…サークルの外にトイレを作り、そこで排泄するように練習する

サークル内のトイレで排泄ができなくなってしまった子犬のための解決法は、サークル外にトイレを作ってしまうこと。子犬がサークル内で排泄することを嫌うようになってしまった場合には、無理にサークル内のトイレを使わせる必要はありません。サークルの外にもトイレを設置して、そこで排泄できるように練習を進めましょう

せっかくトイレをマスターしたのに、また練習か…とうんざりしてしまうかもしれません。でも、一度「トイレで排泄すること」を覚えられた愛犬ですから、ポイントを押さえて丁寧に練習すれば、カーペットでトイレをしてしまった…などということは無くせるはずですよ。サークル内のトイレにこだわりすぎずに、子犬の気持ちに合わせるのが、成功への近道ですし、愛犬との暮らしを快適で幸せなものにするコツでもあります。

①サークル外に子犬用の仮トイレを作る

サークルの外のトイレで排泄する練習をする

子犬のトイレのしつけでとにかく大事なことは、子犬にトイレを失敗させないこと。この基本を守りながら、サークル内でトイレができるようになった時と同じように、サークルの外でもできるだけ成功率をあげていき、トイレをマスターしていきましょう。

ポイントはトイレを置く場所。「成功しやすい場所」を選んで。

サークルの外のトイレのしつけのポイントは、仮のトイレを置く場所です。

必ず、愛犬がよくトイレを失敗してしまう場所に新たなトイレを設置してください。よく排泄をする場所は、愛犬にとってトイレが成功しやすい場所ということ。そこに仮のトイレを設置することで、トイレの成功率が上がっていけば、子犬が「トイレ=おしっこをする場所」と認識してくれるようになり、しつけがしやすくなります。

関係ない場所にトイレを置いてもあまり意味がありません。愛犬の動きをよく観察して、置く場所を見極めてあげてくださいね。

仮トイレをサークルなどで囲うと子犬が理解しやすいことも

子犬がトイレを成功しやすい場所に新たに設置したトイレは、できれば小さめのサークルなどで囲ってあげると子犬は理解がしやすいでしょう。逆にサークルに入ることを嫌がるようならば、サークルはなしでトイレトレーのみ設置しておきましょう。

ペットシーツ1枚やトイレトレー1枚だけのサイズでは少々狭すぎるかもしれません。子犬がトイレのそばでくるくる回ったり向きを変えたりできる程度の広さがあればOK。逆に、広すぎると生活の邪魔になってしまううえ、はみ出して排泄してしまいやすいですのでご注意ください。

子犬がトイレをしたがる場所の好みは子犬によって様々です。もしかしたら、愛犬の好みは部屋の真ん中かもしれません。家の中にサークルが二つ、しかも部屋の真ん中に子犬のトイレはちょっと…と思ってしまうかもしれません。でも、子犬が仮のトイレで排泄できるようになったら、少しずつ飼い主さんが望む場所へと移動させていくことができます。全ては可愛い愛犬との楽しい暮らしのためです。少しの間だけ、辛抱してくださいね。

②サークル外の仮トイレでの排泄を練習する

ここでも、とにかくトイレを失敗させないことを意識して練習を進めていきましょう。

タイミングを見計らって新しいトイレへ誘導

子犬を迎えた頃にサークル内でのトイレを教えたときと同じで、タイミングを見計らって新たなトイレへと誘導しましょう。また、普段寝ているサークルから出すときには、いったん新たに設置したトイレへと連れていき、トイレをしてから褒めて自由にしてあげるとよいでしょう。

仮トイレでの排泄に成功したら、即座に褒める

トイレのしつけで必ず必要なのは、成功を即座に心から褒めること。サークルの外に設置した仮のトイレでの排泄が成功したら、すぐに目一杯子犬を褒めてあげてください。

この時、重要なのは褒めるタイミングです。
トイレでおしっこをしてしばらく経った後に子犬を褒めても、子犬には伝わりません。何を褒められているのかわからず、混乱してしまうのです。褒めるタイミングは、速ければ速いほど効果的で、「2秒以内」が良いとも言われています。できる限り子犬の行動を見守り、最適なタイミングを見極めて気持ちを伝えてあげてください。

ご褒美の食べ物を、いつでもすぐに与えられる状態にして仮トイレのそばに置いておくことをおすすめします。トイレがうまくいってから、「ちょっと待ってて!」とご褒美を取りに行き、袋から取り出して…などとしていては、子犬を褒めるタイミングを逃してしまいますのでご注意ください。

※子犬のしつけのカギを握る「褒める」ということ。その効果的な方法のコツはタイミングと何?
愛犬の上手な褒め方のコツ5つ!ハッピーでイキイキした愛犬に育てよう!

子犬のトイレのしつけ成功のため、いろいろなご褒美を!

子犬のトイレが成功したら色々な褒め方で褒めるとよい

子犬と思い切り遊んであげることや、優しくなでてあげることも、子犬にとっては嬉しいご褒美になります。

トイレに成功して嬉しい体験をした子犬は、「もっと褒めてもらいたい」と思い、トイレを失敗しないようになるはずですよ。

③子犬がサークル外のトイレに慣れたら、少しずつ移動!

子犬が寝床としているサークルの外に設置した仮トイレで排泄をすることに慣れてきたら、少しずつトイレを移動させます。いつまでも部屋の真ん中にトイレがあるのも困ったものですよね。ゆっくりと飼い主さんの希望する場所へと移動していきましょう。

一日に移動させる距離は5cmを目安に

いきなり遠い場所へとトイレの場所を変えるのはNG。飼い主さんが希望する場所へと向かって、徐々にトイレの位置をずらしていくのがポイントです。このときトイレを移動させる距離はほんの少しずつ。1日5cm程度を目安にしてください。

トイレの移動はなかなか根気のいる作業です。でも、子犬のトイレのしつけで大切なことは、とにかく失敗させないこと!せっかくここまでできるようになったのですから、失敗の経験をさせないように慎重に進めていきましょう。

愛犬のペースに合わせて少しずつ行うことが、しつけ成功への近道。最終的に、飼い主さんの希望の場所へ移動させることができたらトイレのしつけ大成功です!

まだまだ褒めることを忘れないで

トイレを移動させている間も、成功したらその都度子犬を褒めてあげることを忘れないようにしてください。どんな時でも、できて当たり前、などとは思わないようにしてくださいね。

これは、トイレのトレーニングに限りません。全てのしつけにおいて褒めることは基本。大好きな飼い主さんに褒められた子犬は、嬉しくてもっと頑張ってくれるようになるでしょう。飼い主さんと子犬の距離もグンと縮まるはずですよ。

サークルのトイレが嫌なら無理せず子犬の個性を大切に

せっかく頑張ってマスターしたと思ったトイレができるようになったら、がっかりしてしまいますよね。でも、失敗が続くのはしつけが悪いからではありません。もちろん、いたずらなどでもありませんし、子犬が悪いわけでもありません。サークルの外でトイレをするのが好きなのも子犬の個性。子犬の個性を大切に、柔軟な対応をしてあげましょう。そうすることで、子犬は自分のことをわかってくれる飼い主を、「大好き、もっと頼りたい」と思ってくれるはず。子犬とコミュニケーションを取り、楽しくしつけをしていきましょう。そうすれば、必ずトイレのしつけは成功します。トイレのしつけにお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。

※トイレの失敗についてはこちらの記事もご参照ください。
子犬がトイレを失敗する3つの理由とその対策
【子犬のトイレ】しつけがうまくいかない時に見直したい2つのこと

※おしっこを失敗した時に叱るのはNG。他にもこんなことしてませんか…?
犬がおしっこを失敗。やりがちな「4つのNG行為」と、とるべき「たった1つの行動」は?

子犬と飼い主の関係を大切にしたトイレトレーニングの方法については、こいぬすてっぷ2か月編でもご紹介しています。お気軽にお問合せください。

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