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愛犬が血尿?!大至急病院に行くのはどんな時?【獣医師監修】

   2019/12/09

「愛犬の尿が赤い…!」そんなとき、まずは焦らず愛犬の様子を観察しましょう。赤い色の尿は、体で何か問題が起こっているサイン。動物病院を受診してきちんと診断、治療をしてもらう必要があります。今回は犬が赤い尿をした時に見るべき項目と、病院受診のタイミングについてです。

愛犬が赤い尿をした時、見るべきポイントは?

犬の血尿をチェックするためのペットシーツ

  • 排尿している時の犬の様子
  • 尿の量
  • 尿がザラザラしていないか
  • 尿と一緒に出てきたものがないか
  • 排尿の間隔は短くなっていないか
  • 粗相はないか
  • 元気や食欲があるかどうか
  • 赤い尿以外の症状がないか

愛犬のおしっこが赤いことに気づいたら、何回もおしっこの姿勢をとっているのに尿がチョロチョロ、ポタポタしか出ないのか、それともドバっと赤いおしっこが出たのかに注目しておいてください。また、おしっこをして最後の方だけチョンチョンと赤いものが出る場合もありますので、そういったところまで確認できるとよいでしょう。

さらに、さっきおしっこをしたのにまたトイレに行っている、急にトイレ以外の場所で何度も排泄するようになった、という時は、頻尿になっている可能性があります。痛みがある場合もありますので、排尿時に痛そうに鳴くといったことがないかも見ておきましょう。

そのほか、尿の量が急に減っていないか、も非常に大切なポイントです。また、可能であれば尿に砂のようなザラザラした感じがないか、血の塊など一緒に出てきたものがないかも確認しておきましょう。

普段の様子も大切です。元気や食欲などの一般的な健康状態や、嘔吐や発熱といった血尿以外の症状がないかも気を付けて見ておきましょう。

こんな時は大至急動物病院へ!

犬が赤いおしっこをした時には、命の危険があり、大至急動物病院を受診するべきケースがあります。判断に迷うときは、すぐに動物病院に連絡を取り、状況を伝えて指示を仰ぎましょう。

  • おしっこをしようとしているが、ほとんど出ていない、出ても「ポタポタ」程度しかでないのが半日以上続く
  • 真っ赤な尿が大量に出た
  • 苦しそうにしている
  • ぐったりしている
  • 発熱している
  • 歯茎や舌の色が薄い、黄色い
  • 避妊をしていないメスの犬

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尿の量が少ない、ほとんど出ていないのは緊急事態!

おしっこがいつもと同じ量出ない時には、結石や腫瘍などが尿道に詰まって、尿路閉塞を起こしている可能性があります。そのままの状態が続くと、数時間ほどの間に一気に深刻な状態へと進行してしまうこともあります。大至急動物病院を受診してください。

貧血を起こしている場合も速やかに受診を

赤い尿を大量にしていたり、歯茎や舌などの粘膜の色がいつもより薄く白っぽい色になっている時は、なんらかの原因で重度の貧血が起きていることが考えられます。

腎臓や膀胱などの泌尿器での出血のほか、玉ねぎ中毒や免疫の異常などにより赤血球が壊されてしまっているなど、貧血の原因はいくつか考えられます。いずれにしても急激な貧血は命に関わります。速やかに動物病院で処置をうけてください。ちなみに、粘膜の色が黄色っぽいときには、「黄疸」と呼ばれる状態で、こちらも速やかな受診が必要です。

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熱があったり、ぐったりしたりしている時も迷わず病院へ

そのほか、発熱している場合は、どこかで強い炎症が起こっている可能性が。一気に状態が悪化することもありますので、ためらうことなく動物病院を受診してください。

もちろん、犬がぐったりしていたり、苦しそうにしたりしている場合も大至急動物病院へ。原因はさまざま考えられますが、短時間で病状が悪化してしまうこともあります。

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「避妊していない雌」の外陰部からの出血はすぐ病院へ!

愛犬が避妊をしていないメスで、いろいろな場所にポタポタと赤いものがついている、外陰部から血のようなものが出ている、おしっこをしたあと、お尻周りを拭いたときにティッシュに赤っぽい色が付く…そんな時も、大至急動物病院を受診してください。

赤い尿だと思っていたものが、実は子宮蓄膿症による「血の混ざったおりもの」である可能性があるためです。「子宮蓄膿症」は、子宮に膿が溜まる病気で、すみやかに手術を受けなければ命に関わることも多い、きわめて緊急性の高い病気のひとつです。

子宮蓄膿症は、様子を見ている間にどんどん状態が悪化していくことも多々あります。避妊をしていないメス犬の外陰部から、発情出血と無関係な時期に血液の混ざったものが出てくる場合には、とにかくすぐに動物病院を受診して、診断、治療を受けるようにしてください。

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元気があっても、できるだけ早く動物病院へ!

血尿をしているけれど元気な犬

赤いおしっこが出た以外、愛犬に変わった様子が見られないとしても、赤い尿が出ているということは、膀胱炎をはじめ、犬の体で何らかの異常が起こっていることには違いありません。

治療が遅れることで、治療に長い時間を要するようになることも多々ありますので、必ずできるだけ早く動物病院を受診してください。また、様子を見ている間に状態が変化することも、もちろんあります。そのような場合は、ためらうことなく動物病院を受診してください。

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できたら尿を、できなければ写真を持って病院へ

病院を受診する時には、採取した尿を持参できると、診断に役立つことがあります。きれいに洗って乾燥させた食品トレイなどをすっと差し込んで尿をキャッチする・裏返してビニール面を上にしたペットシーツでの排泄を試みる、といった方法があります。とはいえ、必死に採尿しようとしている飼い主さんが気になってうまくおしっこができない、ということではいけません。決して無理はしないようにしてください。

難しければ写真でもOK

赤い尿に気づいたら、まずは写真を撮っておきましょう。二度目以降の排尿時も、採尿が難しければ無理はしなくて大丈夫。尿の写真だけでも参考になりますので、「気になるおしっこをしたけれど、採れなかった…」という時には、写真を撮影しておいて、診察時に獣医師に見せるようにしてみてくださいね。

スマホのカメラであれば、排尿した時間も記録されますので、何度も何度もおしっこをするようならば都度その様子を撮影しておくのもひとつの方法です。

赤いおしっこをしたら、必ず愛犬と動物病院へ

犬が赤い尿をした時は、重篤な病気や治療に長い期間が必要な病気であることも少なくありません。必ず動物病院を受診してください。

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