
犬の生理中、散歩はどうする?【獣医師監修】
生理中であっても、愛犬の体調がよければ、マナーをきちんと守ることで散歩をすることはできます。ただし、犬の生理中の散歩には…
暑さが落ち着いて、さわやかに晴れた日には、愛犬と一緒にお出かけしたくなりますよね。今回は電車やバスでの移動の注意点をご紹介します。実は、犬もサイズによっては電車やバスでの移動が可能。車はないけれど、愛犬と遠出をしてみたい!という人は検討してみてはいかがでしょうか。
運賃や乗車に関する規定は交通機関によって異なります。乗車手続きの方法と一緒にあらかじめ確認しておきましょう。
たとえば、2019/9現在、JRを愛犬と一緒に利用するには、キャリーと愛犬あわせて10kg以内、キャリーのサイズは 長さ70cm以内、タテ・ヨコ・高さの合計が90cm程度と決められています。また、乗車にかかる運賃は、「手回り品」扱いで距離にかかわらず、1回の乗車ごとに280円となっています。
犬が電車に乗る時には、規定のサイズのキャリーに顔が出ない状態で入っておくことが必要です。ですから、実際にはクレートやバリケンネルといったハードタイプもしくは、キャリーバッグタイプのものを使用することになるでしょう。抱っこの状態やリードだけをつけた状態はもちろん、 スリングやペットカートでの乗車はできません。
犬と電車に乗る時は、犬がキャリーバッグやクレートからから顔を出している状態はNGです。愛犬がキャリーバッグやクレートの中で落ち着いていられるように練習をしましょう。キャリーバッグやクレートの中でのんびり眠れるくらいになっていれば理想的。
お出かけのときだけクレートを出してくるのではなく、普段から犬が自由に入れる場所に置いておき、クレートやキャリーバッグに慣れ親しんでおくことがポイントです。
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電車をそばで見たこともない…という愛犬の場合は、はじめは少し離れたところから電車を見せて、音を聞かせてあげることからスタートしたほうがいいかもしれません。特に、音に敏感だったり、警戒心の強い犬の場合はゆっくりと慣らしてあげる必要があるでしょう。
電車の音に動じることがないようならば、一駅、二駅だけといった短時間の乗車の練習を。電車に乗ってクレートを足元に置いて、電車の振動や周りを歩く人の様子に慣らせたり、出入り口のそばの邪魔にならない場所で足元にキャリーを置いて、扉の開閉の様子に慣れさせたりしていきましょう。
電車やバスで粗相をしてしまった…といったことのないように、乗車前には必ず排泄を済ませておきましょう。
愛犬と公共交通機関で移動する上でのマナーを守ることは、飼い主の責任です。
まず、混雑している時間帯は避けましょう。また、キャリーを座席に置くのもマナー違反です。キャリーは足元に置いてください。愛犬の様子が心配になるかもしれませんが、キャリーの蓋や扉をあけたりするのもNGです。
愛犬が鳴いてしまったり、ガサガサと暴れてしまったりするようならば、一旦降車するようにしてください。
公共の場には、犬が苦手な人もいることをお忘れなく。
電車に乗っているしばらくの間は、クレートの中にいなくてはなりませんので、自由に歩き回ることはできません。ですから、乗車前に愛犬と遊んだり散歩をしたりしておき、ほどよく疲れている状態でクレートに入れ、乗車するのがひとつのポイント。心身ともに満足して心地よく疲れていてくれれば、乗車中もクレートの中で動き回ったり吠えたりすることなく、落ち着いて過ごしやすくなります。
乗車可能となる犬のサイズに制限はあるものの、子犬や小型犬であれば電車やバスでの移動も選択肢のひとつです。無理のない計画で、愛犬とのおでかけを楽しんでくださいね!
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