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成功しやすいドッグフードの切り替え方【獣医師監修】

   2022/01/28

成功しやすいドッグフードの切り替え方

成功しやすいドッグフードの切り替え方にはコツがあります。警戒心が強い犬や消化機能に不安のある犬では、ある日突然、ドッグフードをがらりと変えてしまうような方法ではうまくいかないことも。フードの種類や食べ方によっては、体調を崩す場合もあるかもしれません。ここでは、犬への負担が小さく、犬が受け入れてくれやすいドッグフードの切り替え方について紹介します。

少なくとも1週間~10日くらいかけて切り替える

ドッグフードを切り替えるときには、1週間~10日くらい時間をかけて徐々に切り替える方法がおすすめです。これまで、ドッグフードの切り替えに失敗したことがある場合や、新しいものに対する警戒心の強い犬の場合には、さらにじっくりと時間をかけましょう。

前のフードを使い切ってからではなく、十分な量が残っているうちに新しいフードを開封して、切り替えていく必要がありますのでご注意ください。

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day1~4 少しずつ新しいドッグフードを混ぜる

少しずつ増やすドッグフードの切り替え方

初日は、今までのフードが9割、新たなフードは1割程度の割合でドッグフードをミックスしたものからスタートしましょう。食いつきの良しあし、嘔吐や下痢をしないかをしっかり確認してください。 問題なく食べられたら、翌日以降、毎日1割ほどずつ新しいフードの割合を増やしていってください。

このとき、今までのフードだけを食べて、新しいフードをよりわけて残すことがないように、しっかりと混ぜて与えてください。

警戒している様子がある場合や、これまでにドッグフードの切り替えに失敗したことがある場合、また、時間に余裕がある場合は、より慎重に1粒、2粒ほど新しいドッグフードを混ぜることからのスタートです。ゆっくりと新しいフードの割合を増やしていくとよいでしょう。

day5 ドッグフードの切り替えの折り返し地点

新しいドッグフードとそれまでのドッグフードが半々くらいになる頃です。引き続き、愛犬の調子をよく観察しておきましょう。

もしも、ドッグフードを食べなくなったら、しっかりと食べていた割合まで戻して再スタート。新しいドッグフードを増やしていくスピードを落としてみてください。

day6~9 新しいドッグフードをメインにしていく

今までのフードの割合をさらに、1日1割くらいずつ減らし、新しいドッグフードに置き換えていきます。すでに半分以上が新たなドッグフードになっているはずですので、切り替え完了まであと少し。犬の健康状態や食いつきをよく見ておきましょう。

day10 ドッグフードの切り替え完了

全量を新しいドッグフードにして与えてみましょう。これでドッグフードの切り替えが完了です。

新しいドッグフードの量が適切か改めて確認して

ドッグフードを切り替えたあとの注意

ドッグフードの切り替えが完了したら、あらためてドッグフードの量が愛犬にとって適切であるかを確認しましょう。

ドッグフードは種類によって、同じ重さあたりに含まれるカロリーが異なります。そのため、犬が1日に必要とするドッグフードの重量は、フードの種類ごとにそれぞれ異なります。前のドッグフードと同じ重量のまま与えていては、カロリーや栄養素が不足していたり、多すぎたりといったことが起こる可能性があるのです。

さらに、ドッグフードの種類によって犬が栄養素を吸収する効率が異なることも考えられます。適切と思われる重量を与えていたとしても、体重の増減が見られるようならば、ドッグフードを加減する必要があるかもしれません。体重のチェックも定期的に行いましょう。

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ドッグフードの切り替え中に嘔吐や下痢をしたら

新しいドッグフードへの切り替えを始めてから、食いつきが悪くなったり、嘔吐や軟便、下痢をした場合は、まずは完全に元のドッグフードに戻して、様子をみてみましょう。

元のフードに戻したら問題がなくなった場合は、体調が安定したタイミングで、改めて切り替えにチャレンジしてみましょう。ただし、これまでよりさらにゆっくりしたペースで新しいドッグフードの割合を増やすようにしてください。新しいドッグフードを少しずつ混ぜてみて、また調子が悪くなるようならば、そのフードは何かしらの理由で愛犬にあっていないのかもしれません。そのフードへの切り替えは断念することも考えましょう。

また、あまりにも元気がない、血便や激しい下痢、嘔吐をする、元のフードも食べない、といった場合は、ドッグフードの切り替えが原因ではなく、なんらかの病気の可能性も考えられます。できるだけ早く動物病院を受診してください。

ドッグフードの切り替えは、体調の良い時にゆっくり慎重に

犬の成長やライフステージの変化によって、ドッグフードを切り替えていくことはとても大事なこと。できる限り愛犬に負担のかからず、受け入れやすい切り替えの方法をとりましょう。

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