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「同行避難」について愛犬の飼い主が知っておくべき3つのこと

   2019/12/09

台風や地震など、大規模な自然災害が頻発している日本。災害時にペットと飼い主さんが安全に避難するには、どのような対処をすれば良いのでしょうか。東日本大震災以降、「同行避難」という言葉が広く知られるようなってきました。ところが、この「同行避難」という言葉について、色々な理解のされ方がある現状で、現場で混乱が生じてしまったケースも。ここでは、災害時の「同行避難」についてぜひ知っておきたいことをまとめました。

①同行避難とは「一緒に避難行動をとること」

犬を飼っている飼い主さんであれば、一度は必ず「万が一のときに犬をどう連れて行くか」を考えたことがあるのではないでしょうか。災害による危険が迫っているとき、飼い主さんの責任により、ペットも一緒に行動することを前提とすることを国は推奨しており、これを「同行避難」といいます。

つまり、同行避難とは、災害時にペットをその場に放置したり、反対にペットとともに倒壊しそうな家や車内に残るようなことをせず、「飼い主さんがペットを連れて、より安全な場所に避難する」こと。避難先は、小学校や公民館などのいわゆる「指定緊急避難場所」とは限りません。ペットとともに近所の高層ビルや広場、知人の家へと避難行動をとることも「同行避難」です。

同行避難は、避難後一緒に暮らすことを意味しているわけではない

「同行避難」という言葉は、せまっている危険を避け、命を守るためにペットとともに避難行動をとることを意味しており、避難後も一緒に暮らすことを意味しているわけではありません。

避難所へペットと同行避難してきた飼い主さんとそのペットの受け入れについては、避難所によって判断が異なります。ですから、あらかじめ最寄りの避難所がペットとの同行避難を受け入れているかどうかを確認しておき、いざという時にペットとの同行避難を受け入れてくれる避難所を探しておく必要があるのです。

ペットとの同行避難を受け入れている避難所についての情報を載せた防災関連のページをインターネットで確認できる自治体もあります。まずは自治体のホームページに掲載されている防災情報をこまめにチェックすることから始めましょう。不明な点がある場合には、早めに自治体に確認を取っておくことをおすすめします。

混同されがちな「同伴避難」

ペットと災害時の対応について考えるときに、混同されがちな言葉があります。それは「同伴避難」。同伴避難という言葉は、内閣府において、「避難所敷地内で飼い主とペットがとともに避難生活を送る」こととして使われています。

この「同伴避難」も、ペットと同室で過ごすことは意味していません。避難所敷地内でペットが過ごすことを受け入れられてはいるものの、飼い主とペットが同じ室内で過ごせるとは限らないのです。ペットは人とは、同じ敷地内の別々の居住空間で過ごさざるを得ないケースも多々あることを知っておきましょう。

②同行避難後の暮らしの選択肢

避難所で過ごす

避難所での実態は、管理している自治体によって対策が大きく異なります。避難所では、多くの色々な価値観を持つ人々が集団で生活することになります。犬だけでなく動物全般が嫌いな人、動物アレルギーを持っている人も少なくありません。ペットの体臭や糞尿の臭い、鳴き声の問題などのトラブルの発生は容易に想定できます。

ですから、ペットと人の生活空間をわける、もしくは、ペットと一緒の人とペットがいない人の生活空間を分ける、といったいように、避難されている方の数や避難所の状況などに応じて検討がされています。

いずれにしても、避難所での犬の暮らしは決して快適な生活だとはいえません。しかし、そんな愛犬の避難所生活を少しでも楽にしてあげるためには、日ごろのしつけが鍵になります。社会化をしっかりさせておき、知らない犬や人が行き交う中でも、落ち着いて行動できるようにしておくことや、キャリーやクレートに入ることに慣らしておくことは、避難所でのストレスを軽減してあげることに繋がります。また、無駄吠えをしないことや、決められた場所で排泄ができるようにする習慣なども、ペットトラブルを防ぐポイントになります。

一時的に預ける

最近では、獣医師会や動物愛護ボランティア、ペットシッターなどの協力で、災害時にペットを一時的に安全な場所で預かるという動きも出てきています。 また、親せきや友人に一時的に預けるのもひとつの方法です。

飼い主が負傷して入院が必要になった場合などには、ペットを一時的に預けることにより、飼い主も安心して治療を受けることができます。また、同行避難による飼い主さんや犬が抱えるストレスや不安を軽減することにもつながります。

愛犬を一時的に預ける場合には、のちのトラブルを防ぐために、条件などの覚書などをかわしておくことをお勧めします。

車や自宅で過ごす

自宅が安全なのであれば、在宅避難もひとつの方法です。この場合、ペットの支援物資は避難所で受け取ることになります。また、行政として推奨されている方法ではありませんが、車の中でペットと過ごすという選択がとられることもあります。車の中で過ごす場合には、飼い主はエコノミー症候群に注意する必要があります。また、ペットの熱中症にも気を付けなくてはなりません。

③避難所への同行避難でも「自助」が基本

ペットの健康と安全を守る責任は飼い主にあります。たとえ同行避難の受け入れが可能な避難所に避難をしたとしても、手厚いケアを期待するのではなく、他に避難している人に迷惑をかけないように、適正な管理に努めなくてはなりません。普段から、ペット用品の備蓄やしつけ、健康管理などをきちんと行っておきましょう。

愛犬との避難の選択肢を考えておこう

自身の安全を確保し、災害の状況をしっかりと見極めて、より安全な場所へと愛犬と避難行動をともにすることが、愛犬の命を守ることにつながります。まずは愛犬との同行避難を受け入れている避難所についての情報を収集するなど、いざという時に備えておきましょう。

また、防災用品の準備も必須です。ペット用品ではじめて「防災製品等推奨品」に認定されたこいぬすてっぷ×防災では、防災用として自宅に揃えておきたいアイテムを厳選して紹介しています。いざという時のための備えをしておきましょう。

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