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子犬のじゃれ噛み。とるべき対策とNG対応【獣医師監修】

 

じゃれ噛みする子犬

子犬が人の手足にじゃれ噛みすることは、愛情表現のひとつともいえる本能的な行動。このじゃれ噛みに対して飼い主が誤った対応をとると、子犬との関係が悪くなったり、噛みつきなどの深刻な問題に発展したりすることがあります。

子犬のじゃれ噛みは、予防が一番の対策

子犬のじゃれ噛みは、予防が一番です。じゃれ噛みは子犬の本能からくる行動ですから、予防対策をとることもなく、じゃれ噛みしてきた子犬に「じゃれ噛みはいけない」と教えようとするのはフェアではありません。

「じゃれ噛みしたあと、どうするか」ではなく、そもそも人の手足にじゃれ噛みをさせないことを意識しましょう。

手足にじゃれ噛みする子犬のための予防対策

①遊びは、興奮しすぎる前に中断

子犬とおもちゃで遊んでいる途中でうなりはじめたら、興奮してきているサイン。 おもちゃを動かす手を一旦ストップさせ、遊びを中断してください。フードやおやつを見せて、おもちゃと交換してもOKです。興奮を鎮めることができたら、遊びを再開しましょう。

これは、遊びの最中に子犬が興奮して手にじゃれ噛みするのを予防するためです。

このようにメリハリのある遊び方をして、うまく子犬の有り余りエネルギーを発散させること自体も、良いじゃれ噛み対策です。

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②好きなだけかじっていいおもちゃを与える

じゃれ噛み対策としておもちゃをかじる子犬

色々な噛み応えのおもちゃを与え、好きなだけ噛ませることで、子犬のもつ「噛みたい」という欲求を満たしましょう。手足へのじゃれ噛みはしてはいけないけれど、おもちゃは好きなだけ噛んでOKと教えるため、おもちゃを噛んでいるときに「えらいね」と褒めるのも有効です。

おもちゃを存分に噛ませることは、じゃれ噛み以外の問題行動を予防するのにも役立ちます。ただ噛むことを禁止するだけでは子犬の欲求が満たされないまま。すると、吠えたりものを破壊したりといった他の困った行動をとるようになる可能性があるからです。

③人の手足をおもちゃにするのをやめる

手足へのじゃれ噛みをさせないため、手足をおもちゃにして追いかけさせて遊ぶことはやめましょう。

手や足を子犬の目の前でヒラヒラさせたら、子犬は本能的に追いかけてかじりつきたくなります。飼い主の方からじゃれ噛みを誘うような行為をしておいて、その一方でじゃれ噛みを禁止するのは矛盾しています。

④おもちゃをかじらせながら、甘えさせる

おもちゃや、フードを詰めた知育玩具をかじらせながら、抱っこして体を撫でたりマッサージをしたりして、穏やかな時間を過ごしましょう。

じゃれ噛みは子犬にとって、飼い主さんへの愛情表現。これを無理にやめさせることは、子犬の甘えたい気持ちを拒絶することになります。ですから、子犬にはじゃれ噛み以外の方法で、存分に甘えさせてあげましょう。

このとき、もしも特定の場所を撫でていると振り向いて甘噛みしようとするなら、子犬はそこを撫でられるのがイヤなのかもしれません。子犬に嫌な気持ちを持たせないため、甘えさせている間は子犬の嫌がることはしないようにしましょう。

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「じゃれ噛みは楽しくない」と教える

じゃれ噛みしたため、遊びを中断された子犬

じゃれ噛みの予防をしていても子犬がじゃれ噛みした場合は、優しく「人の手は噛んでも楽しくない」ことを教えましょう。

遊びの途中なら、さりげなく手を後ろに隠したり、太ももに手のひらをピタッとつけたりして、それ以上噛みにくくなるようにしてください。子犬が手を追いかけて飼い主の背中のほうにまわってじゃれ噛みしようとするなら、飼い主が無言で別の部屋に移動してしまうのもひとつです。大声を出したり大きな動きをすると、子犬は楽しくなってしまいますので、あくまで自然な動きで。子犬が甘噛みをやめたら褒めて、遊びを再開しましょう。

また、歩いているときに足や洋服のすそにじゃれ噛みする場合は、じゃれ噛みしたら無言で立ち止まってしまってください。逃げるように足を動かしたり、「やめてー」などと声を出すと、子犬は遊びだと思い、もっと楽しくなってしまいます。

じゃれ噛みした子犬に絶対にしてはいけない対応

  • 叩くなどの体罰
  • マズルをつかむ
  • 手を口の中に突っ込む
  • 子犬を仰向けにして押さえつける
  • 大きな声で叱りつける
  • 罰として、ケージやサークルに閉じ込める

じゃれ噛みをした子犬に威圧感を与える対応、恐怖を感じさせるような対応は、その瞬間は効果を発揮したように見えるかもしれません。ところが、このような対応は追い詰められた犬が反撃として激しく噛みつくようになるなど、新たなトラブルの原因になります。そしてこのことは、子犬の成長とともに、より危険で深刻な問題となっていきます。

しかも、大好きな飼い主に甘えようとしてじゃれ噛みした子犬が、その飼い主から叱りつけられたり体罰を与えられたりしたら、飼い主のことを信頼できなくなります。安心して楽しい毎日を送ることができず、常に飼い主や人間に対しておびえているビクビクした性格の犬になってしまいます。

また、罰としてサークルやクレートに閉じ込めることもしてはいけない対応。これは、子犬がサークルやクレートに対して嫌な印象を持つことになるからです。クレートやサークルは、どんな時も子犬にとって安全基地でなくてはなりません。怖い思いをしたときの気分転換やお留守番では、サークルやクレートでリラックスできるのが理想的。また、万一、避難が必要なときにもクレートに慣れ親しんでおくことは重要です。クレートやサークルに罰として閉じ込めることはやめましょう。

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子犬のじゃれ噛み、予防しながら少しずつ卒業させていこう

子犬が楽しい!大好き!の気持ちでしているじゃれ噛みには、神経質になりすぎなくても大丈夫。長い目で見て、じゃれ噛みをさせないように環境を整え続けることも、飼い主の重要な役目です。叱って子犬をコントロールするのではなく、「人の手足をじゃれ噛みしても、楽しくない」と優しく教えていきましょう。

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