【獣医師監修】こいぬすてっぷ公式通販サイト。愛犬ごとにカスタマイズしてお届け

お電話でのご注文 03-6844-5756 平日10時〜18時受付
お申込みお申込み

犬にブドウは厳禁!食べたらどうなる?レーズンは?【獣医師監修】

   2019/12/09

夏が近づくとお店に並び始めるブドウ。みずみずしくておいしいですよね。ツルっと食べやすいので、お隣に座っている愛犬に「一粒いかが」とわけてあげたくなるかもしれません。でもちょっと待って!犬にブドウは厳禁です。今回は、犬がブドウを食べる危険性についてお伝えします。

犬がブドウを食べることで起こる症状は?

犬に中毒を起こす可能性のあるブドウ

犬がブドウを食べることでおこる中毒症状は、急激に腎臓が機能不全に陥る「急性腎不全」によるものです。多くの場合は「嘔吐」を繰り返すことからはじまり、みるみるうちにぐったりとしてきてしまいます。急性腎不全を起こした犬によく起こる症状の例は次の通りです。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • ぐったりする
  • 水をたくさん飲む
  • おしっこが大量に出る(初期)→量が減り、やがて出なくなる

腎臓はご存知の通り、尿を作って老廃物を体の外に出す働きをしています。速やかな治療が受けられずにブドウによる中毒が進行すると、最終的には腎臓は機能しなくなり、尿が全くでなくなって死亡してしまうこともあるのです。

犬がブドウで中毒を起こすのはなぜ?

ブドウに含まれる何らかの物質が、腎臓の組織を破壊してしまい、犬が腎不全を起こすとされています。 とはいうものの、確実な原因は現在のところわかっていません。

ブドウを食べてから症状が出るまでの時間は?

犬が食べると危険なブドウ

嘔吐がはじまるまでの時間は、ブドウを食べてからおよそ2-3時間程度とされています。速やかな治療が受けられなかったり、重度の中毒で治療が間に合わなかったりした場合には、腎臓の機能が徐々に低下していき、数日のうちに死亡してしまう可能性もあります。

とはいえ、中毒の進行のスピードは、食べた量や愛犬の体重、年齢、健康状態などにもより、個体差が大きいものです。一概に「何時間たったら危ない!」「何時間たっても平気なら問題なし!」といった言い方はできません。愛犬がブドウを食べたことに気づいたら、その場で速やかに動物病院に連絡を取り緊急受診をしてください。

犬が中毒を起こすブドウの量は?

中毒症状を起こす量は個体差が大きく、何粒までなら大丈夫、などと確実なことはいえません。死亡してしまう量についてもはっきりと言うことはできません。たとえ一粒であったとしても、まずはかかりつけの動物病院に連絡をしてください。

レーズンなら大丈夫?

犬が中毒を起こす可能性があるブドウパン

ブドウを用いた加工食品も危険です。

中でもレーズンは乾燥して小さくなっているうえ甘みも強いので、気づいたら大量に食べていた…などということも起こりえます。パンが大好きな犬は特に気を付けて。テーブルの上のブドウパンをいつの間にか食べていた、などということがあると大変危険です。

ブドウジュースやアイスクリームももちろんNGです。

誤って愛犬が食べてしまうことのないように、管理を徹底してください。

たとえ少量でも犬がブドウを食べたら動物病院へ!

「ちょっとだから」、「全ての犬がブドウで中毒を起こすわけではないから」、「元気だし大丈夫そうだから」などといって、治療を受けずにブドウやレーズンを食べた犬の様子を見ているのは大変危険。万一、愛犬がブドウやレーズンを食べてしまったら、たとえ少量であったとしても、すぐに動物病院を受診してください。動物病院を受診する時には、犬がブドウを食べた量と時間をできるだけ正確に伝えられるようにメモを忘れずに。

ブドウを食べて緊急受診した犬

ブドウ中毒は、犬がブドウを食べた直後に発症するわけではありません。数時間という時間をかけて、原因物質が徐々に吸収され、腎臓の組織を破壊していくことで発症するといわれています。つまり、犬がブドウを食べてしまってから、中毒症状を起こすまでには時間がかかるのです。

だからこそ、犬がブドウを食べたことに気が付いたら、たとえ症状がでていなかったとしても、すみやかに受診することが大事なのです。

食べてすぐに受診できれば、腎臓に障害を起こす可能性のある成分が犬の体内に吸収される前に吐かせることができるかもしれません。また、点滴などの治療を集中的に行うことで、吸収されてしまった中毒物質を初期の段階で排泄させ、腎不全の進行をくいとめて、愛犬の命を救えるかもしれません。

ブドウは犬には危険であることを忘れないで!

甘くておいしいブドウは犬が好んで食べてしまう可能性のある食べ物。目を離した間にブドウを一房まるまる食べていた…なんてことも十分起こりえます。また、レーズンパンやブドウジュースのように加工された状態で食卓にあがることも多いでしょう。小さなお子さまも含め、家族全員がブドウやレーズンを含んだ食べ物を愛犬に与えないように意識しておかなくてはなりません。もちろん拾い食いもさせないように。全ての犬に中毒が起こるわけではないとはいわれているものの、生命にかかわる中毒をおこす可能性がある以上、ブドウは決して犬に食べさせないようにしてください。

関連記事