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靴下、本、メガネ…愛犬がくわえてるのを発見!その時どうする?

   2019/12/09

ご家庭にあるかじってほしくないもの、持っていってほしくないものを愛犬が口にしている…!そんな時、どうしていますか?対応を誤ると、愛犬にとっても飼い主さんにとっても危険なだけでなく、「噛みつく」「うなる」などの攻撃行動がどんどん強くなっていく可能性も。愛犬と飼い主さんの安全のためにも、きちんととるべき対応を知っておきましょう。

力づくで取り上げようとするのはNG

眼鏡を見つけてくわえている犬

飼い主にとって大事なものをガジガジしている犬を見つけたときに、あわてて「だめー!」「待ってー!」と愛犬を追いかけまわす…。これはとてもよくあるNG対応。

おそらく、まずは駆け寄ってきた飼い主を見て、「遊んでもらえる!」と思い、楽しくなって逃げ回ることになるでしょう。もしくは、飼い主があわてて追いかけてきたのを見て、「宝物を奪われるのはいや!」とばかりに、くわえていたものを力いっぱい噛んだり、ゴクリ!と丸のみしようとするかもしれません。そして、追い詰められた愛犬は、「大事な宝物、絶対とられるもんか!」と守ろうとするあまりに、飼い主に噛みつくなど、攻撃的になるかもしれません。

無理やり手を口に入れて奪い返すのも、大変危険なNG対応のひとつ。「とられたくない!」と思った犬が、あわててくわえていたものやその部品を飲み込んでしまう可能性があるからです。それだけではありません。「もっとしっかりくわえなきゃ」と犬がくわえなおそうとした拍子に飼い主の手を一緒に噛んだり、「奪われたくない!」と思った犬が飼い主さんを攻撃して激しく噛んだりすることがあるのです。

飼い主さんが「取り返さなきゃ!」とムキになればなるほど、「取られたくない!」「絶対離さない!」という気持ちは強くなります。そうすると、犬は手に入れた宝物を丸のみしようとたり、攻撃的になったりしてしまうのです。

さりげなく、お気にいりと交換がgood

スリッパを見つけてくわえる犬

飼い主にとって大切なものを口にしているときには、「早く離してー!」と思ってしまうでしょうし、犬が口にすることで危険が及ぶ可能性があるものであれば一刻も早く離させなくてはなりません。

そんな時は、犬が口にしているものを自然に離すことができるようにふるまうことが大原則。まずは落ち着いて、愛犬がおもちゃで一人遊びしている時と同じような調子でさりげなく愛犬に近づいてください。

そして、「ちょうだい」と言いながら、大好物のフードやおやつを口元に近づけてみてください。フードにつられて自ら口をあけてくれたら、ささっとかじっていたものを片づけましょう。

さりげなく近づき、さりげなく片づけてしまうことが大切です。

もしも、「渡さないぞ!」とばかりに、うなるような場合は、少し離れたところで楽しそうな声を聞かせるなどして、犬の興味が奪ったものからそれるようにしてみてください。愛犬が飼い主さんのところに来たらしめたもの。口にしていたものからできるだけ離れた場所で好物の食べ物を与えておき、その間にとったものを静かに回収してしまいましょう。

いずれにしても、すでに飲み込んでしまったものがあるかもしれませんので、愛犬から見えない場所で回収したものを確認することを忘れずに。すでに食べてしまったものがあるようならば動物病院へ相談することが必要です。

すでに何かを飲み込んでしまっていたら…

何かを飲み込んでしまった犬

食べてしまったものが何であったとしても、すでに飲み込んでしまっている場合には、家庭でできる治療法はありません。

まずはかかりつけの動物病院へ連絡をとりましょう。必要な情報を伝え、自宅で様子を見ていいのか、受診したほうがいいのか、指示を受けてください。動物病院へ相談するときには、必要な情報を落ち着いて伝えられるように、次の項目をメモして手元に用意するのがおすすめですよ。

  • 愛犬の犬種と体重
  • 食べてしまったもの
  • 食べてしまった量
  • 食べてしまった時間

また、ぐったりする、舌の色がおかしい、嘔吐するなど、犬の様子がいつもと違うと感じたら、躊躇せずに動物病院を受診してください。その場合も、食べたものと量、時間は必ず記録して、動物病院で伝えてください。残骸があるなら、それも持参してください。家で嘔吐をした場合には、吐いたものももって受診することをおすすめします。

次は奪われないために…

「ちょうだい」の練習のためのロープで遊んでいる犬

犬に奪われて困るものは、犬の届くところに置かないのが大原則。きちんと管理をしてください。

また、普段から、おもちゃを使って「ちょうだい」の練習をしておくことも大事です。犬にとっておもちゃよりも魅力的なおやつなどのご褒美を上手に使いながら、自らおもちゃから口を離せるようにトレーニングしておきましょう。「ちょうだい」の練習は、はじめは長いロープ状のおもちゃで練習するとよいでしょう。噛んで遊ぶおもちゃや、小さめのおもちゃになると難易度が高くなっていきますので、少しずつレベルアップさせるように練習をしてくださいね。

もちろん、犬が欲求不満にならないように、遊びたい気持ちをしっかりと満たしておくことも大事なことですよ。

噛みついたり、うなったりがひどくなる場合は……

攻撃行動が強くなったため動物病院にきた犬

「『とられたくない!』の気持ちから飼い主に噛みつく」、という行動がきっかけで、日常的に「噛みつく」「うなる」などの攻撃行動が強くなってしまうケースがみられます。

「噛みつく愛犬が怖くて、愛犬との暮らしが楽しくなくなる…」というのはとても悲しいこと。普段から、整理整頓を心がけるのはもちろん、ストレス発散をしたり「ちょうだい」で自ら離せるような練習をしたりといった対策はしておきましょう。それでもうまくいかずに、噛みつきなどの行動が強くなってくるようならば、一度動物病院で相談してみるとよいでしょう。

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普段から予防と対策をしっかりと

飼い主にとって「食べてはいけないもの」であっても、犬にとっては自分で手に入れた宝物。守りたいと感じるのは当然です。普段から、犬の届くところに危険なもの、奪われたくないものは置かないことを徹底すること、ストレス発散をしっかりすることを予防したうえで、万一の時のため、「ちょうだい」のトレーニングをしておきましょう。

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