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犬の粗相を叱ってはいけない4つの理由【獣医師監修】

   2021/02/04

粗相をした犬

粗相をした愛犬を叱ることは、粗相への対策として適切ではありません。今回はその理由と、おすすめの対処法をご紹介します。

①病気が原因で粗相しているかもしれないから

粗相の数が増えたために動物病院に来た犬

犬が粗相を繰り返すときに考えたいことのひとつが、病気によるおしっこの回数や量の増加。膀胱炎で頻尿になっていたり、糖尿病や副腎皮質亢進症といったホルモンの異常でおしっこの量が増えたりしていて、トイレが間に合わなくなることがあるからです。

これまで問題なくトイレができていたのに急に粗相をするようになった…というときには、おしっこの量や色、回数を確認してみましょう。異常があったり、他の気になる症状が見られたりするなら、早めにかかりつけの動物病院へ。

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②犬が「かまってもらえた♪」と思うから

粗相を叱られて「かまってもらえた
」と思った犬

犬の粗相を見つけたときに「大きな声を出す」のはNG行為としてとても有名です。飼い主さんが大きな声を出しながら駆け寄ると、犬は「飼い主さんが喜んでくれてる!」「飼い主さんがかまってくれた!」と勘違いしてしまうことがあるからです。

「ダメー!」といってそばに来てくれる飼い主さんの反応が、トイレ以外の場所で排泄したことにに対するご褒美になっていて、さらに粗相を繰り返すことにつながるのです。

③叱ること自体が、犬に恐怖心を与えるから

粗相を叱られて、飼い主に恐怖心を持つ犬

犬が粗相をしたからといって犬を叱ることは、犬が飼い主に対して恐怖心を持つことにつながります。体罰なんてもってのほか。

犬にとって、飼い主が恐怖の対象になることは絶対にあってはなりません。飼い主が常に犬にとって安心できる、頼れる存在でいてこそ、犬は家族の一員として幸せに暮らすことができるのです。粗相をする犬を叱るのではなく、根気よくトイレの場所を教えることで失敗をしないように導いてあげる必要があります。

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④「排泄自体を叱られた」と思うから

粗相を叱られて、排泄自体を叱られたと思った犬

粗相をした犬をを叱ったところで、犬は「排泄する場所が違う」という理由で叱られたとは理解しません。粗相した瞬間に「ダメ!」と強く言われた犬は、「おしっこをしたら叱られた」「おしっこをしたら嫌なことが起こった」と感じるだけです。これでは粗相は解決しません。排泄自体が叱られるような行為だと認識した犬は、おしっこを必要以上に我慢したり、隠れてカーテンの裏などでおしっこをしたりすることがあるのです。

また、粗相をした犬を現場に連れて行き、鼻先をおしっこに向けて「だめ!」と言うことも効果はありません。トイレに連れて行って、「トイレはここ!」などと言い聞かせることも、害が大きいばかりで意味のないことです。おしっこが終わった犬をトイレに連れて行ったところで、そこでおしっこをすることはなく、犬にとっては「トイレに連れて行かれて叱られた」という嫌な経験になるだけ。すると、「ペットシーツが敷いてある場所=嫌なことが起こる場所」と認識し、ますます粗相を繰り返すようになっていきます。

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粗相は、落ち着いてささっと片付けて

愛犬との暮らしで、犬が粗相をすることは避けて通れません。そんな時にするべきことは「何も言わずに片づけること」。何もなかったかのように、そしらぬふりをして、きれいに片づけてしまってください。

このときにおしっこのにおいが残っていると、犬は粗相を繰り返します。おしっこを拭き取った後はペット用の消臭スプレーを使用して、しっかりとにおいを消しておきましょう。

子犬も成犬も、トイレに成功したらとことん褒めて

おしっこを上手にできた時には心から褒めてあげましょう。これは、子犬だけでなく成犬にも言えることです。トイレができることを当たり前と思わず、しっかりと褒めてあげましょう。

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「次は粗相をさせない!」の気持ちで

愛犬の粗相を見つけた時には「また失敗した…」と考えるのではなく、「次は粗相させないようにしよう!」という前向きな気持ちを持つよう心掛けたいところ。すでに失敗したものはどうしようもありません。ペットシーツの敷き方、トイレの場所、タイミングを何度も見直し、地道に練習を積み重ねていきましょう。

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