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耳掃除を嫌がる犬に勧めたいやり方とは?【獣医師監修】

   2020/12/21

正しい耳掃除のやり方が必要な犬

愛犬が耳掃除を嫌がる…というのはよくあるお悩み。今回は、犬が耳掃除を嫌がる3つの場合別に、対処法をご紹介。犬に優しいやり方を知り、耳掃除嫌いを克服しましょう。

耳掃除のやり方の前に、耳掃除を嫌がる理由を知ることから

愛犬が耳掃除を嫌がる理由はわかっていますか?耳掃除を嫌がる理由がわからないままで、無理に耳掃除をしてしまうと、どんなやり方であったとしても耳掃除を克服することはできません。

耳掃除を嫌がる理由としてよくあるものは次の3つです。

  • 耳にトラブルがあって耳掃除を嫌がる
  • 耳掃除で嫌な経験をしたことがある
  • そもそも耳を触られること自体に慣れていない

まずは愛犬がどれに当てはまるかを知り、対処していきましょう。

耳にトラブルがあって耳掃除を嫌がる場合の対処法

耳掃除をする前に動物病院へ

子犬の耳に病気がある時は耳掃除せず病院へ

犬の耳を触ろうとするだけで嫌がる、耳掃除をしようとすると嫌がる…その理由として非常に多いのが、すでに耳にトラブルを抱えているケース。病変のある耳を触られることは痛みやストレスを伴います。人間だって、ケガしている部分を触られるのは嫌ですよね。

耳の病気が疑われる症状には、

  • 耳をよく掻く
  • 頭をよく振る
  • 頭を傾けるしぐさを頻繁にする
  • 耳が臭い
  • 耳垢が多い
  • 耳が赤い

などがあります。もしも愛犬の耳がこんな状態になっている場合は、自宅で耳掃除はせず、そのままの状態で動物病院へ。耳のトラブルは早めに診断を受け、適切な治療を開始することで、治療にかかる期間は圧倒的に短くなります。

耳のトラブルで痒くて搔いている犬

耳にトラブルがあるのに病院に行かず、耳掃除だけでなんとかしようと、無理やり耳掃除を繰り返すことは非常に危険。耳の状態を悪化させてしまう可能性も。耳の病気が悪化したり慢性化したりすると、耳の病気と一生付き合っていくことになったり、時には手術が必要になったりもします。

また、痛い耳を無理やり耳掃除することで、犬が耳掃除が大嫌いになってしまうのもよくあること。愛犬に「痛い耳を無理やりさわられた!」という記憶が強く残ってしまうと、これからの耳の治療も、そして 耳が治ってからのお手入れも大変難しくなってしまいます。

耳掃除で嫌な経験をしたことがある場合の対処法

耳の状態が良い時に少しずつ慣らしていく

耳掃除の前に子犬の体を触る練習をしておく

過去に外耳炎の治療でいやな思いをしたことはありませんか?外耳炎になるとたくさんの耳垢が出るため、耳掃除にとても時間がかかります。痛みも伴います。ですから、痛い耳の治療で長時間我慢させられた経験のある犬は、耳掃除が大嫌いでも不思議ではありません。もしも過去の耳掃除のトラウマで耳を触られることや耳掃除を嫌がるようになった場合は、耳の状態が良いタイミングで、耳を触られることに慣れる練習からはじめなくてはなりません。

知育玩具やガムなどを食べているタイミングで、背中や首などの触られても平気な場所からそっとスライドさせるように手を耳へと近づけていきます。しつこく触り続けずに、食べている間に耳を触るのをやめて、褒める。このやり方で、耳を触られることに慣れてから、自宅での本格的な耳掃除にチャレンジしましょう。

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そもそも耳を触られること自体に慣れていない場合の対処法

少しずつ耳を触る練習をはじめる

愛犬は体中どこでも、自由に触らせてくれますか?体を触られることは好きですか?犬が体中を触られることに慣れておくことはとても大事なことです。背中や首の後ろは大丈夫だけど、顔回りや足は苦手…という子は少なくありません。

  • 耳や顔を触ろうとすると甘噛みをしようと振り返ってくる
  • 顔をそむける

こういった仕草は、苦手だよ!のサインです。この場合もやはり、耳を触るだけの練習を繰り返して、耳を触られることに抵抗がなくなってから、本格的な耳掃除をはじめることをおすすめします。

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耳掃除を嫌がる犬にすすめたい耳掃除のやり方

子犬の始めての耳掃除は汚れをふき取るだけ

犬が耳を触られることや耳掃除を嫌がるうちは、本格的な耳掃除はしないほうがいいでしょう。これは、無理やり耳掃除をすることでさらに苦手意識が強くなることを避ける為です。とはいっても、だんだんと汚れやにおいが気になってくる場合もありますよね。そんな時にしてあげたい耳掃除のやり方をご紹介します。

犬が他のことに夢中になっている隙に湿らせたコットンで優しくふき取る

犬の耳はL字型の複雑な構造になっています。ですが、本来、健康な犬の耳では、耳垢を外へと押し出す作用が働くため、耳の奥まで一生懸命掃除をする必要はないはずです。

コットンにイヤーローションをたっぷり含ませて、優しく耳の入り口に出てきている汚れをふき取ってあげてください。ここで大事なことは、耳を触っている間は、愛犬に知育玩具などで遊んでおいてもらうことです。「じょうずだね」と優しく褒めながら、愛犬が飽きたり嫌がったりする前にササっと終わらせてしまってください。愛犬が様子に気にし始めるようならば、片方だけ済ませて、反対側は翌日にするのもありですよ。

イヤーローションがなければ、ぬるま湯でもOKです。ペットの耳掃除用にローションを含んだコットンも販売されていますので、そういったものの便利です。

耳掃除に対する嫌な印象を取り去るため、ぜひ、楽しい雰囲気で、飼い主さんもリラックスして練習を。おやつやお気に入りのおもちゃをかじっている間にササっと済ませて、しっかり褒めるのがおすすめの方法です。

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綿棒を使った耳掃除やゴシゴシ耳掃除はしない

普段は子犬の耳に見えるよごれをとる程度の耳掃除でよい

綿棒は、耳道の粘膜を傷つけてしまったり、耳垢を奥に押し込んでしまったりすることがあるので、おすすめしません。また、ゴシゴシこするような耳掃除もNGです。

拭いても中からどんどん汚れが出てきたり、強いにおいが出たりする場合は、耳で何らかのトラブルが起こっている可能性があります。耳掃除は中止して動物病院を受診しましょう。

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洗浄液を犬の耳の中に入れる本格的な耳掃除はハードルが高い

本格的に犬の耳の奥の方の耳垢をとる耳掃除として、イヤークリーナー(洗浄液)を直接耳に入れて掃除する方法があります。しかし、健康な状態の犬であれば、無理にそういった耳掃除をする必要はありません。

犬の耳は、耳道が5cm~10cmと長く、L字型に曲がっているという、複雑な構造をしています。ですから、犬の耳掃除はかなりハードルの高いケアだということを忘れないようにしてください。自宅で奥まできれいにしたい場合は、安全のためにもはじめは動物病院で指導を受けることをお勧めします。

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耳掃除を嫌がる犬には理由にあわせたやり方で

愛犬が耳掃除を嫌がる場合、まずは理由を探りましょう。耳にトラブルがありそうなら耳掃除はせずに動物病院へ。トラブルの有無がわからない場合もまずは動物病院で相談するとよいでしょう。耳にトラブルがないのなら、「ただ耳を触るだけ」に慣れる練習から。どうしても気になる汚れはトリミングサロンや動物病院などのプロの手を借りるのもひとつの方法ですよ。

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