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子犬のしつけのスタート時期。月齢ごとの目安を解説【獣医師監修】

   2021/01/07

しつけを開始する時期の子犬

子犬のしつけにはスタートに適した時期があり、詰め込むようなしつけは子犬への負担となります。そこで今回は、1歳までの子犬の成長にあわせた無理のないしつけのスタート時期を解説します。
※ここで紹介する時期はあくまでもスタート時期の目安です。この時期までに完成させなくてはいけないというものではありません。子犬がしつけをマスターするスピードには個体差もありますので、焦らなくて大丈夫です。

子犬を迎えた日から行うしつけ

  • トイレのしつけ
  • 名前を教える

生後何か月で子犬を自宅にお迎えした場合であっても、トイレのしつけと子犬に名前を教えてあげることは、子犬がお迎えしたその日から行いましょう。

トイレのしつけは、自宅に着いて最初の排泄から

トイレのしつけをはじめる時期の子犬

子犬と自宅に到着して、子犬が自らクレートから出てくることができたら、そのまま抱っこしてトイレに連れて行ってあげるといいでしょう。この時、子犬をクレートから無理やり引っ張り出さないようにしてくださいね。

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「名前を呼んで大好きなフード」を続けよう

子犬が自分の名前を大好きになるように、子犬の名前を優しく呼んでそのたびにフードを与えることも、お迎えしたその日から行います。フードはそれまでに食べ慣れているものを与えてください。優しく名前を呼んで大好きなフードを与えることで、子犬と飼い主さんとの絆が育まれます。子犬の生涯を通して、何度も何度も繰り返してあげましょう。

子犬の名前を呼んで食べ物を与えるときは、子犬とのコミュニケーション用にとりわけた一食分の食事から与えることをおすすめします。食事と別に用意したトリーツなどではなく、食事用のフードを小分けにして与えることで、食べすぎを防ぎます。食事の時間しかフードを食べてはいけない、などということはありませんので、フードは愛犬とのコミュニケーションやトレーニングにどんどん活用しましょう。

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2~3か月の時期にスタートしたいしつけ

  • 社会化(社会になじむ)
  • 身体中を触ることに慣れるしつけ
  • 甘噛みのしつけ
  • おすわり
  • ふせ

この時期は、子犬の脳がどんどん発達している時期。柔軟にたくさんのことを吸収できる時期でもあります。一方で、4か月齢が近づいてくると、少しずつはじめてのものを怖がる様子がでてくることも。子犬の様子をよく見て対応していきましょう。

3か月頃までは、社会化を最優先

社会化を優先するべき時期の子犬

おだやかな性格を形成するカギは「社会化期」とよばれる生後3か月頃までの時期の過ごし方にあります。この時期は、いわゆる「社会化」を最優先で行いましょう。

3か月齢くらいまでの子犬はとても好奇心旺盛ですが、4か月齢を迎えるころには、警戒心が増してくることも。ですから、警戒心が強くなる前の時期にできる限りたくさんの楽しい経験を積んで、不安や恐怖の対象を減らしておく必要があります。

子犬が自宅の環境に慣れ、体調が安定しているようならば、毎日抱っこかバッグで外へと連れ出してあげてください。抱っこ用のスリングも便利です。大好きな食べ物を食べさせながら、いろいろな人、犬、車などの大きな物や動くもの、音を経験させることで、刺激の受容能力を高めていきます。ただし、ワクチン接種プログラムが完了していない子犬を地面に下ろしたり、たくさんの犬が集まる場所に連れて行ったりはしないでください。また、子犬が嫌がる様子を見せた時には無理は禁物です。

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体を触られることに慣れるしつけも大切

身体中を触る練習をする時期の子犬

色々なことを受け入れやすい3か月齢くらいの時期にぜひ行いたいしつけがもうひとつ。それが、体を触られ慣れるということ。大好きなフードを使い、優しく声掛けをしながら、体中を触られるのが嬉しい!と思えるようにしてあげましょう。

これは、生涯行うことになる色々なお手入れを快く受け入れられるようになるためであり、スキンシップの時間をお互いに楽しく心地よい時間にするためでもあります。

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甘噛みのしつけでは、噛んでいいもの・いけないものを教える

甘噛みのしつけをする時期の子犬

子犬の甘噛みは、子犬が本来持つ欲求にしたがった、自然な行動です。ですから、甘噛みのしつけは、甘噛みを無理やりやめさせることではなく、噛んでいいもの・噛んではいけないものを教えてあげることだと捉えておきましょう。

存分に噛んでいいおもちゃを与えて気が済むまで噛ませてあげることで、子犬の「噛みたい!」という欲求を満たします。その一方で、人の手足や日用品への甘噛みはさせてはいけません。とはいえ、甘噛みする子犬を叱りつけて無理やりやめさせるのはNG。飼い主のほうが先回りして、子犬が人の手や日用品を甘噛みするような環境を作らないようにしておくことが必要です。

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様子を見て「おすわり」「ふせ」のしつけを開始

おすわりの練習をする時期の子犬

子犬との暮らしに慣れてきたら、「おすわり」「ふせ」のしつけをスタートしてみるとよいでしょう。「おすわり」「ふせ」は、これから覚えていく様々なしつけの土台となります。焦らず丁寧に、楽しく練習していきましょう。

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4~5か月の時期にスタートしたいしつけ

  • リードワーク
  • 待て
  • おいで
  • おて
  • グルーミング

ワクチンプログラムの完了後の散歩デビューを控えた時期ですが、物事への警戒心が強くなる時期でもあります。新しいことに挑戦するときには子犬の様子をよく見ながら行うことがポイントです。

5か月齢が近づく頃には子犬の体は急激に大きくなり、歯が生え変わりはじめる子犬もいます。

お散歩デビューの時期に備えて、お散歩に役立つしつけを

リードワークの練習をする犬

ワクチンプログラムが完了してお散歩デビューをするまでに、自宅で少しずつ散歩に役立つしつけを練習しておきましょう。首輪やリードの装着に慣れたら、自宅の廊下などでリードを引っ張らずに歩く練習を。

また、「待て」や「おいで」といった安全を守るために必要なしつけも練習しておきましょう。

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グルーミングや歯のケアをはじめよう

ブラッシング練習をする犬

グルーミングとは、一般的にはブラッシングやシャンプー、むだ毛のお手入れといった、愛犬に必要なお手入れを指します。グルーミングや歯のケアといったお手入れは、時間をかけて練習してください。最終的には、気になったときにいつでも自宅でお手入れできる状態をめざしましょう。

もちろん、一度にすべてやらなくてもOKですし、毎日すべてをする必要もありません。苦手になってしまうと後から練習するのはかなり大変ですので、おやつやお気に入りのおもちゃをうまく活用しながら、無理せず練習していくのがポイント。

歯のケアでは、いきなり歯ブラシを使うことは勧められません。はじめは、ガーゼで優しく拭くだけのケアを目標に。優しく歯に触れる練習からスタートして、徐々にステップアップしていきましょう。

爪切りはかなり難易度が高いので、はじめは動物病院やトリミングサロンでお願いすることをおすすめします。

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「おて」のしつけはお手入れに役立つ

おてのしつけをする犬

「おて」のしつけで足先を触られることに抵抗がない状態にしておくと、前肢のお手入れに役に立ちます。足先は犬が触られるのを嫌がりがちな場所。最初は優しく前肢に触れるだけからスタートして、最終的には優しくふんわり足先を握るところまでできると理想的。

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6~8か月の時期にスタートしたいしつけ

  • 吠えへのしつけ
  • ハウス(クレートトレーニング)
  • 留守番
  • おしまい
  • ちょうだい

犬種や個体により差はありますが、6か月齢を迎える頃には性成熟を迎えはじめます。一般的には、この時期に避妊手術や去勢手術を受けることがすすめられます。

この時期は、子犬に縄張り意識が芽生えたり、要求や自己主張が強まったりする時期。反抗期を迎える子犬もいます。突然指示に従わなくなり、今までできたことができなくなっても、あわてずに。しつけでうまくいかないことが多いなら、無理なくできる簡単なしつけの復習以外は一時的にお休みしてみるのもひとつです。

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吠えへのしつけの目標は全く吠えなくすることではない

吠えのしつけをする犬

「吠え」へのしつけは悩みどころのひとつとなりがちです。でも、犬が吠えるのは自然な行動。犬との暮らしで吠えをゼロにすることは不可能だと考えておきましょう。

ここでの吠えへのしつけの目標は、「吠える以外のアピール方法を覚えること」そして、「たとえ吠えても、すぐに吠えやむことができるようになること」です。

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ハウスや留守番のしつけもしておこう

クレートトレーニングをする子犬

ハウスや留守番のしつけは、子犬がひとりの時間を穏やかな気持ちで過ごせることを目指すしつけです。

「ハウス」のしつけは、クレートで練習するのがおすすめ。自分でクレートに入って落ち着いて過ごせるようになることで、車や公共交通機関でのお出かけに役立ちます。また、万一の災害で避難が必要になったときにも大変役立ちます。いつでも子犬と一緒にいるようなご家庭でも、ハウスや留守番のしつけは必要だと考えておきましょう。

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難易度の高い「おしまい」「ちょうだい」にもチャレンジ

ちょうだいのしつけをする犬

そろそろ、少々難易度の高いしつけにチャレンジしてみましょう。遊びを「おしまい」で切り上げる練習や、「ちょうだい」のしつけをぜひ。

特に「ちょうだい」はマスターしておくことで、拾い食いなどの事故を防ぐことにもつながります。ゲーム感覚で楽しく練習するのがおすすめです。

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9~12か月の時期にスタートしたいしつけ

  • ゴローン
  • カフェトレーニング

生後9か月頃には、小型犬では成犬とほぼかわらないくらいの大きさになります。10か月齢位ともなれば、ようやく少しずつ落ち着きがでてくる子犬も多いでしょう。身体的、精神的な成長とともに、子犬の独立心も強くなってきます。

「ゴローン」は日々のお手入れに役立つしつけ

ゴローンであおむけになる練習をする犬

犬に無理やりお腹を見せる姿勢をとらせることは、犬に威圧感を与えることにつながります。「ゴローン」のしつけでは、合図で自ら仰向けになることを覚えておきましょう。自ら仰向けになることを覚えておけば、日々のお手入れがぐっと楽になりますし、動物病院での診察や治療が必要になったときにも役立ちます。

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カフェでまったり過ごすしつけもぜひ

カフェトレーニングのしつけをする犬

子犬とのおでかけをより楽しむために役立つしつけがカフェトレーニング。マットの上や椅子の下でリラックスしてしばらく過ごす練習や、キャリーバッグに入ってそこでまったり過ごすしつけをしてみましょう。

たった一度の子犬の時期。無理なくしつけを進めよう

子犬には必ず個体差があります。ここで紹介した時期にしつけが完成しなくても、焦る必要はありません。小さな成功を重ねていくように、子犬にあわせて一歩一歩練習を進めて行ってくださいね。たった一度しかない子犬の時期。優しく丁寧にしつけを進めて、子犬との間に良好な関係を築いていってくださいね。

※『こいぬすてっぷ』では、1歳までの子犬の成長段階にあわせて、無理なくマスターできるしつけプログラムをご紹介しています。

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