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インターホンの音に吠える犬のしつけ方4STEP【獣医師監修】

   2022/04/08

インターホンの音に吠える犬のしつけ方

犬との暮らしでよく耳にするお悩みのひとつ、インターホン(玄関チャイム)の音への吠え。インターホンの音に反応して吠える愛犬に「ダメ!」「静かにしなさい!」などと叱っていませんか?残念ながらそれではインターホンへの吠えは解決しません。今回は、インターホンの音に吠える犬のしつけ方をご紹介。愛犬家のみなさんのご自宅に必ずある3つのグッズを使って練習しましょう。

STEP1 インターホンの音に吠える犬の気持ちを知る

「ピンポーン」とインターホン(玄関のチャイム)の音がした時に犬が吠えると、「無駄吠えしている」などと言われてしまうこともあります。しかし、犬が吠えることは本当に「無駄」なのでしょうか?そもそもなぜ、愛犬がインターホンの音に吠えてしまうのか、わかりますか?しつけをはじめるためには、犬が吠える理由を知らなくてはなりません。

しつけの前にインターホンの音に吠えるときの犬の気持ちを知ることが大事

犬は学習する生き物です。「インターホンが鳴る→飼い主が慌ただしく動く→見知らぬ人が来る」という経験を繰り返すことで、犬はインターホンが鳴るといつもと違うことが起こるということを理解しているのです。そんな愛犬がインターホンの音を聞くことで、誰かが来たことを飼い主に伝えようとするのはとても自然な行動ですよね。

インターホンが鳴ったときの気持ちも犬によってさまざまです。愛犬がどんな気持ちで吠えているか、理解できているでしょうか・

人が大好きな犬なら、嬉しくて吠えているのかもしれません。その一方、怖がりの犬の場合は、見知らぬ人が来た不安や恐怖で怯えて吠えているのかもしれません。場合によっては、「ワンワンワン!」と吠えたタイミングで、ちょうど用事を済ませた来客が帰っていったために、「吠えることで見知らぬ人を追い払えた!」とい成功体験が繰り返されているのかもしれません。

このように、インターホンの音へと吠える犬が持つ気持ちは様々なのです。ですから、「無駄吠え」などと一括りにするのではなく、どんな気持ちで吠えているのかによって、しつけの方法を変えていかなくてはなりません。

絶対NGなしつけ方は、叱ること・罰を与えること

インターホンの音に吠えても叱るのはNG

絶対にやってはいけないしつけの方法は、吠えた犬を叱ったり罰を与えること。これは、どんな理由で犬が吠えていても一緒ですし、吠え以外の問題に対しても同じです。叱られることで、愛犬にとって飼い主さんが恐怖の対象となってしまっては、幸せに日々を暮らすことは難しくなってしまうでしょう。

あまりに鳴き声が大きいと「あーもう、うるさい!」とイライラしてしまうこともあるかもしれません。でもそこで叱ってしまっては逆効果。叱られた一瞬だけは、びっくりした愛犬が吠えるのをやめるかもしれません。でも、犬が吠える原因に寄り添ったしつけ方をしていない以上は、次のインターホンの音に反応して、必ずまた吠えることになるのです。

犬は理由なく吠えているわけではありません。必ず何かを伝えようとしています。「なぜ吠えているのか」その理由に寄り添うことを常に心がけましょう。

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STEP2 しつけに必要な3つの犬用グッズを準備

インターホンの音に吠える犬のしつけを行うときに準備したいものは次の3つです。

  • ご褒美のおやつ(いつものフードや犬用のガムなど)
  • 知育玩具(コングなど)
  • クレート(サークルでもOK)

どれも普段使っているものでOKです。

STEP3 「インターホンの音は楽しい合図!」と学習させる

来客が怖くて吠えたり、警戒して吠えたりする犬の場合は、まずはインターホンの音への恐怖心を取り除いてあげることからのスタートです。来客が嬉しくて吠える犬の場合は、STEP3は読み飛ばしていただいて構いません。

インターホンを鳴らす係と、ご褒美をあげる係に分かれて練習開始

インターホンの音を怖がる犬に、おやつを使って怖くないことを教えるしつけ

インターホンの音がしたときに恐怖心から吠えてしまう犬には、「インターホンの音には吠えなくていい、怖くない」ということを学習してもらうためのトレーニングが必要です。

家族や友人に協力してもらってインターホンを鳴らす係とご褒美をあげる係に分かれて練習をしてください。

「ピンポーン」とインターホンが鳴ったタイミングで、褒めながら大好きなおやつを飼い主さんの手から与えます。おやつは普段ごはんとして与えているフードを練習用に少しとりわける方法でOKです。必ず、吠えずにいる愛犬を褒めながら行ってくださいね。

大事なことは、インターホンの音がした直後に食べ物に夢中になることで、「インターホンが鳴っても吠えずにいられた!」という経験を積ませること。さらに、「インターホンが鳴ると嬉しいことがある」と学習してもらうことです。

これを根気よく繰り返して、インターホンに対する恐怖心や警戒心を取り除いていきましょう。

吠えるかわりに知育玩具やおやつを楽しませる

インターホンの音がしたら吠えずに知育玩具で遊ぶ練習

愛犬がインターホンの音に反応してご褒美をもった飼い主のほうを見るようになったら、次はおやつのかわりに、食べ物を入れた知育玩具を与えましょう。ポイントは、食べるのに少々時間のかかるものを与えること。 食べるのに時間がかかるような犬用のガムでもOKです。

知育玩具などを与えた状態で、まずはインターホンに応対するフリをする間だけ、犬のそばから離れる練習です。玄関までは行かず、ちょっと離れてすぐに愛犬のそばに戻ってあげてください。吠えずにいられたらしっかり褒めてあげましょう。

ここまでできるようになったら、次はインターホンに答えた後、さりげなく玄関に向かってください。その後、必ず「おやつを食べ終わる前に」犬の元に戻り、吠えずにいられたことをたくさん褒めてあげてください。はじめは、インターホンのあと犬の前から姿を消すのはほんの一瞬の間。できるようになってきたら、少しずつ玄関で応対をするふりをするなど、犬から離れている時間を延ばしていきましょう。

飼い主が玄関に向かっている間に、犬がおやつを食べ終えてしまうと、吠えはじめてしまう可能性があります。この練習では、「吠えさせないこと」がポイントなので、必ず食べ終わる前に犬のそばに戻れるよう気を付けておき、吠えなかった愛犬をしっかりと褒めてあげてください。

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STEP4 インターホンの音は「ハウスの合図」と学習させる

インターホンの音に対する警戒心がなくなってきたら、次に、「ピンポン」と鳴ったらクレートに入るトレーニングです。ここからは、来客が嬉しくて吠えてしまう愛犬にもおすすめのトレーニングです。

インターホンが「ハウス」の合図になってくれれば、来客の際も吠えることなく落ち着いて待っていられるようになります。そのためにも、クレートやサークルが愛犬にとって常に快適で、安心できる場所であるようにしておきましょう。

インターホン係とご褒美係にわかれて

インターホンを鳴らす前に知育玩具をクレートに入れ、扉を閉めておく

STEP1同様、インターホン係とご褒美係にわかれて練習です。まず、犬の大好きなおやつや知育玩具をクレートの中の入り口付近に置いて、ドアを閉めておきます。

インターホンの音がしたら「ハウス」と声をかけてクレートのドアを開け、 クレートの中に置いてあったご褒美や知育玩具を食べさせてあげつつ、インターホンに応対をしているフリをしましょう。ここでは、飼い主さんは室内で応対するだけで、玄関まではいかないようにしてくださいね。

応対をしているフリが終わったら、インターホンの音に吠えずにいられたことを褒めてあげましょう。この段階では、頭だけしかハウスに入れていないなど、きちんとハウスの奥まで入っていなくてもOKです。もちろん、きちんとハウスをして待っていられた時にもしっかりと褒めてあげてくださいね。

インターホンの音がしたら、しっかりとハウスができるように練習

インターホンの音がしたらハウスに入る練習

インターホンと「ハウス」の合図に反応した犬がクレート内の知育玩具やおやつへと向かえるようになってきたら、徐々におやつを置く位置をクレートの奥の方へとずらしていきます。そうすることで、インターホンのあと、犬がクレートの中に完全に入った状態でおやつを食べるように練習しましょう。

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できるようになったら、玄関に行ってすぐに戻る

飼い主の姿が見える状態でインターホンの音がした後の「ハウス」ができるようになったら、次は飼い主さんがインターホンに応えて玄関に行き、一度犬の前から姿を消してみましょう。ただし、姿を消すのは一瞬。すぐに戻るようにして、吠えずにクレートの中に入って待っていられたら褒めてあげてくたさいね。

ここでも、すぐに食べ終わってしまうようなおやつだと、食べ終わったタイミングで吠えてしまうかもしれません。ですから、食べるのに少々時間がかかりそうなおやつや、知育玩具をクレートの中に入れるようにしてください。

玄関での応対の間も吠えるかわりにハウスで待つ

それができるようになったら、インターホンの音がしたら玄関に行き、すぐには戻らず普段の応対と同じぐらいの時間が経ってから戻るようにします。

この時もやっぱり、ハウスやクレートの中で 楽しめるように、食べるのに時間がかかるようなおやつや食べ物を詰めた知育玩具を与えておきます。そして、必ず食べ終わるまでに戻ってきてください。戻ってきたとき、クレートの中で吠えずに待っていることができたら、インターホンの音に吠える犬へのしつけは大成功。たくさん褒めてあげましょう。

吠えるかわりに「おやつ」や「ハウス」のしつけ

犬にとって吠えることはとても自然なこと。吠えるのには必ず理由があります。まずは犬がなぜインターホンの音に吠えるのか、犬の気持ちを理解したうえで、吠えなくても大丈夫だということを教えてあげましょう。そのうえで、インターホンが鳴ったら、吠えるかわりにおやつを食べることで、吠えずに済ませてあげます。さらに、吠える代わりにクレートに入ることを教えてあげられれば、来客時も落ち着いて待っていられるようになるはずです。決して叱ったりせず、家族みんなで根気よくしつけを進めてあげてくださいね。

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