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犬も花粉症になる?【獣医師監修】

   2021/02/04

犬も花粉症が心配な公園

花粉症は、花粉へのアレルギーにより鼻炎や結膜炎を起こす季節性アレルギー性鼻炎であり、人で広く知られた疾患です。犬も花粉に対してアレルギーを起こすことはあります。ところが、犬の花粉に対するアレルギー症状は、くしゃみや鼻汁、目のかゆみといった人の花粉症の症状とは大きく異なります。今回は、犬の花粉に対するアレルギーと、しておきたい対策についてです。

犬も花粉にアレルギーを起こすことはある

花粉症とは、植物の花粉を原因としたアレルギー性の病気。犬も、花粉を原因とした季節性アレルギーを起こすことはあります。ところが、犬の花粉へのアレルギーでは、かゆみや脱毛とった皮膚炎を起こすケースが多いのです。ここが人の花粉症と異なるところ。ですから、犬の病気の診断で、「花粉を原因とした季節性のアレルギー性鼻炎」という意味での「花粉症」という表現を使うことはあまりありません。

その一方で、 花粉に対してアレルギー反応を起こしている点は人と同様。ですから、毎年、春や秋といった特定の時期に皮膚炎が起こったり、外耳炎が悪化したりする犬は、「花粉を原因としたアレルギー」という意味では「花粉症のような状態」 になっている可能性があります。

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犬の花粉アレルギーの診断は

花粉アレルギーの診断のために受診した犬

愛犬が花粉症かどうかを見た目で判断することは、非常に難しいものです。さらに、動物病院においても、簡単に花粉アレルギーの診断ができるわけではありません。

病院では、「皮膚の状態」と「症状が季節的なものかどうか」という点を含めた丁寧な問診を行い、犬の状態をよく見て、皮膚の検査を行っていくことになります。特に、花粉症のように特定の時期になると皮膚の状態が悪化するようならば、花粉に対するアレルギーを疑うことになります。皮膚の検査の結果や問診の結果から、花粉による季節性アレルギー性皮膚炎が疑われるときは、アレルギーを起こす原因となる植物の種類を突き止めるために、詳細な血液検査や「皮内検査」と呼ばれる検査を行うことも。

犬の花粉アレルギーによる皮膚炎は、こういった様々な角度からアプローチをして、総合的に判断されるのです。

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犬の花粉アレルギー対策5選

犬が花粉に対してアレルギー性の皮膚炎を起こすようになった場合、人間の花粉症と同様、一般的には完治は難しいとされています。

つらい症状の出る時期には、お薬を使って症状を抑えつつ、うまく付き合っていく必要があるでしょう。そのような時、できるだけ使うお薬は少なくしてあげるためにできることは次のとおりです。

①花粉情報をお散歩計画に生かす

愛犬が花粉に対するアレルギーを発症した場合や花粉へのアレルギーが疑われる場合は、天気予報等で花粉情報をこまめにチェックしてお散歩の計画にいかしましょう。花粉の飛散量が少ない時間帯を狙って散歩をしたり、花粉の飛ぶ量が非常に多い日は、散歩を短時間で切り上げるのも選択肢の1つです。

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②散歩のときは服を着させる

花粉症対策で服を着て散歩する犬

散歩のときに服を着させてあげることは、犬の花粉症対策として効果が期待できます。特に、ナイロンのようなツルツルとした生地はウェア自体にも花粉が付きにくいためおすすめです。散歩から帰ったら家に入る前にウェアを脱がせ、ウェアの花粉をしっかりはらってから室内に入りましょう。

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③花粉シーズンはできるだけ草むらを避ける

花粉症対策で草むらをさけた散歩をする犬

においかぎは犬の本能による行動のひとつ。ところが、草むらに顔をつっこむことが好きな犬の場合は注意が必要です。犬の季節性アレルギーの原因となる花粉としてよくあるのが、草むらに生えているブタクサだからです。花粉シーズンは、できるだけ草むらを避けたお散歩ルートを考えてあげるのもひとつの方法です。

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④散歩後はブラッシング、体を拭く

花粉症対策で散歩後に足を拭く犬

散歩から帰ったら、愛犬の体についている花粉を落としましょう。丁寧にブラッシングを行うか、水で濡らして固く絞ったタオルで犬の体をしっかり拭いてあげます。体だけでなく、草に直接触れやすい鼻や口のまわりや足まで、しっかりと拭いてあげましょう。

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⑤シャンプーの回数を増やす

花粉の時期だけは、週に1回~2週に1回程度にシャンプーの回数を少し増やしてみという手も。ただし、洗いすぎると、皮膚に必要な潤いまで奪ってしまい、皮膚が自らを守るためのバリア機能を失ってしまう可能性もあるため注意が必要です。シャンプーの回数を増やす場合は、できるだけ皮膚に負担の少ない、低刺激タイプのシャンプーを選ぶことをおすすめします。

皮膚の症状で受診するときに、シャンプーの種類や頻度についても獣医師に相談しておくことを忘れずに。

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犬にも必要に応じて花粉対策を

犬も花粉症のように、花粉へのアレルギーを起こすことはあります。春や秋など、特定の時期にかゆみが出たり、外耳炎が起こったりする場合には、花粉対策が必要になるかもしれません。早めにかかりつけの動物病院で相談しましょう。

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