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犬に寄生したノミがもたらす病気とは…【獣医師監修】

 

ノミの病気の予防をしている犬

ノミが犬に寄生すると、犬と一緒に暮らすご家族の両方に病気や健康被害をもたらします。今回の記事では、ノミが寄生することで起こる病気や健康被害、症状について解説します。

ノミが犬にもたらす病気や症状

ひどい痒み、掻きむしりによる傷や細菌感染

ノミが犬に寄生することによってまず問題となるのは、ひどい痒み。これは、ノミに噛まれた刺激やノミの唾液による刺激が原因です。

さらに、痒い皮膚を犬が掻きむしることで皮膚に傷ができ、そこで細菌感染を起こすことも。すると皮膚は痛みや痒みだけでなく、ただれたり赤く腫れたり、膿んでしまったりすることもあります。

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ノミアレルギー性皮膚炎

ノミの唾液が原因でアレルギー反応が起こり、非常に強い痒みを伴うノミアレルギーによる皮膚炎を起こす場合もあります。

犬のノミアレルギーによる皮膚炎で特によく症状が出るのは、腰からお尻にかけての部分。一度ノミアレルギーを発症すると、その後は、ほんのわずかなノミが寄生するたびに、ひどくつらい痒みが起こるようになります。

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消化管寄生虫への感染

犬にノミが寄生することで、ノミが運ぶ病原体に感染することもあります。中でも多いのは瓜実条虫(いわゆるサナダムシ)という消化管寄生虫への感染。

ノミは体内に瓜実条虫の幼虫を持っていることがあります。そのようなノミが寄生した皮膚を掻いた前足をなめたり、自分の体をグルーミングしたりすることで感染します。

犬に瓜実条虫に感染しても無症状のままのこともあれば、下痢や嘔吐などを起こすこともあります。また、瓜実条虫の体の一部が犬の肛門から出てきているのを発見して病気に気づくケースもあります。

貧血

犬に寄生したノミは、その犬の血液を吸います。小さなノミとはいえ、大量に寄生した場合は、犬が貧血を起こしてしまうこともあります。貧血は、体が小さくて体力のない子犬に大量のノミが寄生した場合に、特に問題となります。

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ノミによって人間に起こる病気や問題

  • 痒み
  • アレルギー
  • ノミが運ぶ病原体への感染

人もノミに噛まれることで、犬と同様の病気や健康上の問題が起こります。

まず問題となるのは、痒み。時には、ノミに対してアレルギー反応が起こるケースもあります。さらに、ノミが運ぶ瓜実条虫への感染の可能性も。

さらに、稀ではありますが、「バルトネラ菌」という病原体を運ぶノミをもつ犬との接触により、「猫ひっかき病」と呼ばれる発熱や体の痛みなどを伴う病気にかかったとされる報告もあります。

犬にノミが寄生していたら、すぐに動物病院へ

ノミによる病気で受診する犬

ノミを駆除するには、動物病院で処方してもらった駆虫薬を使わなくてはなりません。ノミは痒みを起こすだけでなく、色々な病気の原因になるので、必ず速やかに動物病院を受診して、適切な治療を受けてください。

ノミの駆虫薬には、スプレータイプやスポットタイプ(背中の皮膚に垂らすタイプ)、経口タイプなどさまざまなものがあります。愛犬の健康状態やノミが寄生している状況などにより、適切な治療法を選んでもらいましょう。治療を受けたあとは、再度ノミに寄生されることがないように予防のための投薬の指示を受けてください。

ノミ取りグシやシャンプーだけでは駆虫しきれない

ノミはブラッシングやシャンプーをした程度で駆除はできません。ノミは素早く、ピョンピョンとジャンプして、被毛の中に隠れたり、環境中に逃げて行ったりします。すべてのノミを駆除することは不可能です。

ノミを指で潰してはいけない

犬の体にノミを見つけた時に、指で捕まえてつぶしてはいけません。ノミの体の中にあるノミの卵や瓜実条虫をまき散らすことになるからです。ノミの駆除をする場合には、必ず動物病院で処方された動物用医薬品を使用してください。

ノミは予防が大前提。犬と人を病気から守ろう

ノミによる病気や健康被害は犬、人ともに深刻です。かゆみで愛犬に非常に大きなストレスを与えてしまうことも少なくありませんし、一緒に暮らす飼い主さんにとっても大きな問題となります。安心して気持ちよく毎日を過ごすため、通年での予防対策をおすすめします。

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