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子犬のためのドッグフード選びのポイントとおすすめ5選【獣医師目線】

   2019/12/09

子犬が家にやってきて、すぐに必要なもののひとつにドッグフードがあります。でも、正直どうやって選べばいいの??と迷ってしまう方も多いはず。それもそのはず。ドッグフードの数はとても多く、種類も様々。そんな中から、今日は「 こいぬすてっぷ」が獣医師の視点から子犬のドッグフード選びのポイント、そして、おすすめの子犬のドッグフードを紹介します。

子犬におすすめのドッグフード

ドッグフード選びの前に…子犬に必要な栄養素ってどんなもの?

子犬のドッグフード選びにおいて、まず知っておかなければならないことは、「子犬にはどんな栄養素が必要なのか」です。

犬はそもそも、雑食の傾向がある動物です。狩りをして動物を食べる印象が強いかもしれませんが、実は人間と同様に、植物からも栄養素を摂ることができる生き物である犬。
その必須栄養素はおおよそ【脂肪18%・たんぱく質25%・炭水化物57%】とされています。
この割合は、人で必要とされる三大栄養素の割合とよく似ています。ところが、人と同じものを食べてよいかというと答えはNO!

人が食べられても犬には食べられない食材もありますし、人と犬とでは体の構造も違います。そのため、やはり専用のドッグフードでしっかりと必須栄養素を補ってあげる必要があるのです。

子犬におすすめのドッグフードを食べる犬

中には、「自宅で手作りしたごはんを与えたい」という方もいるかもしれません。愛情たっぷりの手作りフードはとても魅力的ですが、自宅での手作り食だけで犬の必須栄養素を毎食バランスよく満たすのは、とても大変。専門の知識が必要になってきますので、主食はやはり犬専用のドッグフードを使用することをおすすめします。

手作りごはんは毎日の主食ではなく、おやつや特別なときの食事、ドッグフードへのトッピングなどとして楽しむのがいいかもしれませんね。

子犬のドッグフードの選び方のポイント

ではいよいよドッグフードの選び方のポイントについて、ご紹介します。

■POINT1 主食は【総合栄養食】と書かれたドッグフードが安心

主食となるドッグフードを選ぶ際、まずは【総合栄養食】とパッケージに書いてあるかどうか確認しましょう。
【総合栄養食】と書かれたドッグフードは主食として犬に与えることを目的に作られているもので、ライフステージごとに適切な栄養の基準をクリアしていることが確認されています。ドッグフードを選ぶときには、栄養バランスの表記を確認し、しっかりと栄養基準を満たしたドッグフードを選ぶことが、安心の第一歩といえるでしょう。

その他、【間食(おやつ)】・【療法食(特定の病気など治療のために獣医師の指導をもとに使用されるフード)】・【その他の目的食(嗜好促進のふりかけなど)】などと表記されているドッグフードがありますが、健康状態に問題のない犬の主食には【総合栄養食】が適しています。

おすすめされたドッグフードを食べる子犬

■POINT2 ライフステージにあったドッグフードを選ぶ

犬に必要な栄養&エネルギー量(カロリー)は、ライフステージによって大きく異なります。

【成長期(~1才)の犬】
子犬はたくさん動き、成長するので、多くのカロリー&栄養が必要。その一方で、一度に食べられるドッグフードの量はまだまだ少ないので、効率的に消化、吸収できるフードが適している。

【成犬期(1才~7・8才くらい)の犬】
成長がストップし、必要なエネルギー量も減少。去勢や避妊手術後はさらに必要エネルギー量が減るため、栄養バランスがよく、肥満にならないためのドッグフードが適している。

【高齢期(7・8才くらい~)の犬】
加齢に伴い、犬も新陳代謝が低下するため、活動量や体調に合わせたドッグフードを選ぶ必要がある。さらに高齢になると、消化・吸収する力が低下するため、エネルギー効率のよい食事が必要になる。

このように、愛犬の健康維持には、年齢によって適したドッグフードを選択してあげることが大切です。さらに、妊娠中や授乳期といった、特に栄養価の高い食事が必要な時期の犬に適した機能性フードもあるので、愛犬のライフステージに合ったドッグフードをしっかり選んであげましょう。

特に生まれてから1年間は、子犬の時期は体が大きく成長する大切な時期。美味しくて、栄養たっぷりな体にいいドッグフードを選んであげたいものですね。

おすすめドッグフードを食べて元気な犬

■POINT3 原材料から子犬の健康にいいドッグフードを選ぶ

次に、ドッグフードのパッケージの表示から原材料を見てみましょう。

ドッグフードのパッケージには、ペットフードに関する法律(「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称ペットフード安全法)」、「ペットフードの表示に関する公正競争規約」)で定められた情報が記載されています。

ここに記載された原材料名と成分表に着目すると、「自分のペットにあげたいドッグフード」を選ぶ基準が固まってくるかもしれません。
ちなみに、原材料名は含まれている内容が多い順に記載される決まりとなっています。そのことを踏まえて、原材料名をチェックしていきましょう。

子犬におすすめのドッグフード

~子犬期のドッグフード選びのために、原材料でチェックすべきは次の5点!~

➀ 良質なタンパク質が豊富に含まれているか。
子犬の時期には、消化吸収のよい良質なたんぱく質が必要です。だからこそ、質の良いたんぱく質源となる「チキン・ラム・ビーフ・サーモン」などを多く含むフードを選びましょう。成分表でたんぱく質が22.5%以上のものが子犬には適していると言えます。(米国飼料検査官協会の定める犬の生育に最低限必要な栄養水準(乾燥重量比)より)

➁ 質のよい脂肪が使われているか。
子犬には、たんぱく質の他に脂質も多く必要。そこで、チェックすべきは何の油脂が使われているのか、ということ。「動物性脂肪」「動物性油脂」という表記では、その内容が不明確なので、注意が必要。「鶏油」や「ラム油」など何由来の油脂かが明記されているとより安心です。また、成分表においては、8.5%以上の脂質を含むものが適していると言えます。(米国飼料検査官協会の定める犬の生育に最低限必要な栄養水準(乾燥重量比)より)

➂ どんな添加物が使われているか。
添加物についてもしっかりチェック。
保存を前提としているドライフードの品質を維持するためにどうしても必要となる、酸化防止剤。酸化防止剤には、ドッグフードが空気に触れることで発生する、ガンなどの要因となる活性酸素を抑えるほか、フードの風味を維持する働きがあります。酸化防止剤は、安全性を考慮して使用量がきちんと決められていますのでご安心を。

酸化防止剤が気になる方には、天然由来のハーブやビタミンなどで代用したドッグフードもあります。効果はまだまだ未知な部分もありますが、そういったものを選択してみるのもひとつかもしれません。ただし、開封後できるだけ短期間で食べきれる量を購入し、開封後はできるだけ空気に触れないように保存してください。

ちなみに、酸化防止剤が使われているフードであっても、約1カ月で食べきれる量を購入するのがベスト。購入の際には、飼い主が責任をもって子犬が食べる量を計算し、酸化しない程度の量を購入しましょう。

また、着色料や発色剤、香料などの含まれているフードにも疑問が残ります。そもそも犬は視覚で食べ物を判断していないため、色を付けることには意味がありません。また、素材のよさがあれば、あとから香りをつける必要もない。そう考えるとこれらの添加物は必ずしも必要なものではないかもしれません。

➃ 好ましくない材料はないか。
ときおり原材料名で見かけるのが「ミートミール」、「肉粉」、「肉副産物」などの表記。これらは、具体的にどのような種類の肉などが使われているかが不明確。こういったあいまいな表記のものは注意が必要と言えそうです。

➄ 「ナチュラル」「オーガニック」は参考として。
健康志向の高まりとともに、「ナチュラル」「ネーチャー」「オーガニック」などと記載されたフードが増えてきています。「ナチュラル」「ネーチャー」といった表記には、「化学的に合成した原材料や着色料を使用していない場合にのみ表記してよい」という取り決めがあります。一方、「オーガニック」は特定の農薬を使用していない原材料から作られていることを示しますが、国内にまだ明確な基準はありません。海外には厳格な基準がある国もありますので、そちらを参考にしてもよいでしょう。いずれにしても、「ナチュラル」「オーガニック」といった記載は、ドッグフードを選ぶときの参考基準と考えておきましょう。

子犬におすすめしたいドッグフード

「こいぬすてっぷ」おすすめ、厳選素材のドッグフード5選

さて続いては、いよいよ「 こいぬすてっぷ」が独自の視点で選ぶ、おすすめのドッグフード5選を紹介します。どれも犬の健康と幸せを考え、こだわりの食材と徹底した品質で、安心して食べさせることのできるドッグフードばかり。ぜひ、あなたの愛犬のフード選びの参考にしてみてください。

主食におすすめのドッグフード

BLUE ライフプロテクション・フォーミュラ™(ブルーバッファロー)

フード 犬 おすすめ

≪特徴≫

➀自然素材にこだわり、鶏肉、ラム肉などの骨抜き生肉を使用(鶏や家畜の副産物ミール不使用)。新鮮な野菜や果物なども厳選して配合。

➁アレルギーを起こしにくいといわれている全粒穀物(玄米・大麦・オートミール)を栄養価を考慮して使用。コーン・麦・大豆などは不使用。

➂自然派の酸化防止剤(混合トコフェロール)を使用し、合成酸化防止剤、着色料、香料は不使用。

モグワン(レティシアン)

犬におすすめしたいドッグフード

≪特徴≫

➀ヒューマングレードの厳選素材をバランスよく使ったレシピで作られたフード。肉、野菜、果物をたっぷり使用。

➁動物性たんぱく質50%以上の高たんぱく。犬にとって消化しづらい穀物不使用のお腹に優しいグレインフリーレシピ。
(グレインフリー:麦類だけでない広く穀物を使用していないもの)

➂余計な添加物不使用。保存料には、自然由来のミックストコフェロール(ビタミンE)を使用し、人工調味料や着色料、香料は不使用。

④厳しい基準をクリアしたイギリスのドッグフード生産工場で製造。原材料の段階から生産ラインは常にモニタリングされ、専門の品質管理官が厳しくチェック。さらに、できあがったドッグフードは専用機器であらかじめ登録されたデータと差異がないことまで確認したうえでパッキング。

NOW FRESH™(グローバル ペット ニュートリション)

おすすめドッグフード

≪特徴≫

➀新鮮素材を厳選して使用しているカナダ発のスーパープレミアムフード。

➁七面鳥肉、サーモン、鴨肉や新鮮なオメガ3&6脂肪酸といった新鮮で栄養価の高い原材料を使用。また、健康的なベリー、果物と野菜もブレンド。

➂穀類、レンダリングミート、副産物、化学的防腐剤は不使用。

手作りフードにこだわりたいあなたへおすすめのドッグフード

Runfree (Runfree)

子犬におすすめのドッグフード

≪特徴≫

➀人が食べられる食材を使用した、手作り無添加ドックフード。

➁一頭一頭の体質・体調に合わせたオーダーメイドレシピでフードを作ることが可能。粒の大きさから、素材の内容まで体質に合わせて様々な選択ができる。

➂グルテンフリー・グレインフリーレシピも多数。人も食べられる安全性と味のよさ。
(グルテンフリー:小麦などの麦類に含まれるたんぱく質、グルテンを含まないもの)

食事にちょっとアクセントをつけたいときにおすすめのドッグフード

unbirthday(OTHELLO)

子犬 おすすめ フード

≪特徴≫

①なんでもない日に日頃の感謝や愛情を伝えたいという思いで作られた人間のごはんのようなメニュー。

②100%国産の人間が食べても安全で美味しい食材だけを使用。合成添加物、合成保存料は不使用の無添加フード。

③「グリルチキン温野菜添え」、「エゾシカミートボールのトマトスープ煮込み」と飼主も思わず食べたくなるようなメニュー。パウチで届き、2年ほど室温で保存が可能。

子犬のドッグフード、上手に選んで健やかな毎日を

というわけで、今回はおすすめのフードを紹介しつつ、子犬のフード選びについてお話しました。ペットフードの種類は本当にたくさんあります。その中から、ぴったりのフードを選ぶのは至難の業。だからこそ、ここであげたポイントや評判、口コミなどを利用して、ぜひあなたの愛犬がよろこんで食べてくれる、健康で美味しいフードを選んであげてください。「 こいぬすてっぷ」はいつも、あなたと愛犬の健やかで幸せな生活を応援しています。

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