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犬がフィラリアに感染した時の症状は?【獣医師監修】

 

フィラリアの症状が出ていない犬

犬がフィラリアに感染して起こる病気であるフィラリア症。別名、犬糸状虫症とも呼ばれる寄生虫疾患です。フィラリア症は、犬に非常に深刻な症状をもたらします。

フィラリアは犬の心臓や血管に寄生して症状を起こす

フィラリアは、 「犬糸状虫」 とも呼ばれる寄生虫の一種。成虫は20cmほどの白くて細い寄生虫で、ちょうど「そうめん」のような見た目をしています。

フィラリアは、心臓の中や心臓と肺をつなぐ血管である肺動脈の中に寄生します。そうめんのような虫が血管内にたくさん住みつき、やがてその血管がつまったり、血管の壁がボロボロに傷ついたりします。

さらに心臓も影響を受け、血液を肺や体全体に送り出すという本来の働きができなくなっていきます。

症状が出るのは、犬がフィラリアに感染してから数年後

犬のフィラリアの感染のもとになる蚊

犬がフィラリアに感染してから、はっきりと症状が出るまで、一般的には数年かかります。ですから、感染した時には症状が現れず、通常の生活の中で感染していることには気づきません。そして、フィラリアによる症状があらわれる頃には、すでに治療が難しい状態になっているのです。

これは、肺動脈や心臓に住みついた多くのフィラリアにより、主に血管の壁が傷ついてボロボロになった結果として、フィラリア症の症状があらわれるからです。

犬にフィラリアが感染してから、最終的な住み家となる肺動脈へと移動するのに5~6か月。さらにそこから数年かけて、血管を傷つけていき、病気の症状が目に見える形にあらわれてくるのです。

フィラリア症の犬の症状は?

犬のフィラリア症の症状の多くは、フィラリアそのものによるものというより、フィラリアによって起こる肺動脈の損傷が大きく影響します。ですから、寄生しているフィラリアの数と寄生してから経過した期間によって、フィラリア症の犬の症状は異なります。寄生したフィラリアの数が少ない場合や、ごく初期の段階では、無症状のこともあるのです。

フィラリアによる症状で初めに気づく症状は「咳」

フィラリアに感染したことで起こる症状のうち、多くの方がはじめに気が付くものは、呼吸器の症状です。咳が増えたり、呼吸が早くなったりといった症状が見られます。

フィラリアに感染した犬の慢性期の症状は「元気がなくなる」

フィラリア症が慢性的に進行していく場合、咳の次に見られる症状としては、「元気がなくなる」「運動をしたがらない」といったもの。この段階で、既に血管や心臓には、フィラリアによるダメージが起こっています。

フィラリア症末期の症状は「急激に痩せる」「腹水が溜まる」

フィラリア症がさらに進行すると、フィラリアによる肺動脈や心臓への影響から、全身的な循環不全に陥ります。すると、むくみや腹水、さらには多臓器不全で急激にやせて衰弱していくような、きわめて深刻な症状となります。

フィラリア症は治療しても死亡することも

フィラリア症の犬の肺動脈は、損傷とその結果として起こる肥厚が著しい状態です。一度ひどい損傷を受け、肥厚した血管は、治療で元の状態に戻すことはできません。そのため、フィラリア症を発症した犬が、最終的に血液の流れがうまくいかない循環不全により死亡することあります。

急性の症状で死亡することもある

フィラリアに感染している犬が、突然真っ赤な尿をして、一気に体調が悪化し、数日で死亡してしまう。という経過をたどる場合があります。

これは、多数のフィラリアが心臓に寄生したために、心臓の弁に虫体がからまったり、さらには血管を塞いでしまったりすることで起こります。

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深刻な症状を起こして死に至るフィラリア症は予防が最善

症は、予防薬をしっかり投与することで予防が可能な病気。大切な愛犬に元気で長生きしてもらうために、フィラリア症の予防は必ず行いましょう。

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