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勘違いされがちな犬の行動5選

   2020/06/23

勘違いされやすい犬の行動

犬は様々なしぐさや行動で自分の気分を表現します。例えば、しっぽを振っていたら「嬉しい」、お腹を見せたら「撫でて欲しい」など、これらの行動の意味は飼い主さんの間ではよく知られていますよね。しかし、実はこれらの行動には別の意味が隠されている場合があるのです。愛犬の気持ちを飼い主が勘違いしてしまうと、ストレスになったり、病気のサインを見落としてしまうことも。今回は、特に勘違いされがちな犬の行動を5つご紹介します。愛犬のことをもっとよく知るための参考にしてくださいね。

勘違いされがちな犬の行動①あくび

緊張からくる行動であるあくびをする犬

犬のあくびにはいくつかの意味があります。人間と同じように寝起きや眠い時に出ることもありますが、ストレスを感じた時にあくびをすることもあるのです。

トレーニング中や動物病院での診察中に愛犬があくびをしているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。これは決して眠いわけではなく、何を期待されているのかわからない不安や、動物病院で感じる不安によるストレスを和らげようとしている行動なのです。

このような行動を「カーミングシグナル」と言います。Calmingは「落ち着かせる」、Signalは「合図・信号」という意味で、犬が不安を感じたり緊張したりした時に、自分や相手を落ち着かせるためにとる行動です。

飼い主は、犬があくびをした時は、不安やストレスを感じている場合があると心得ておかなければなりません。望ましくない行動をした愛犬に「ダメ」と言ったら愛犬があくびをした…などという時に、「反省していない!」と余計に怒ったりしないようにしてくださいね。

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勘違いされがちな犬の行動②足を舐める

前足をなめる行動をとっていた犬の足

犬が自分の足を舐めているのを見ると「痒いのかな?」と考えがちですが、しきりに舐めている場合には注意が必要です。

犬が足を舐める理由のひとつに、ストレスを感じているから、というものがあります。何かに不安を感じたり緊張したりした時に、それを和らげるために足を舐めることがあります。退屈や運動不足もストレスの原因になりますので、一緒に遊んであげたり、散歩に連れて行ったりするなどして、発散させてあげましょう。

もちろん足の痒みやケガ、違和感から足をしきりに舐めることもあります。その場合にはむやみに運動させるのは良くありません。愛犬が足をしきりに舐めている時には、舐めている場所をしっかりと観察することが必要です。なめている部分の皮膚に怪我などの異常がある場合にはすぐに動物病院に連絡するようにしましょう。

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勘違いされがちな犬の行動③しっぽを振る

緊張してしっぽを振る犬

犬が嬉しい時にしっぽを振るというのは、犬と暮らしたことのない人でも知っているほど有名な行動。しかし、実際には、犬がしっぽを振っているからといって、必ずしも喜んでいるとは限らないのです。

犬は、緊張している時でもしっぽを振ります。散歩中や誰かが家に遊びに来た時、犬や人に対して吠えながらしっぽを振っている場合は、緊張しているのかもしれません。喜んでいる行動だと勘違いして、無理に他の犬や人と近づかせたりしないようにしましょう。

もちろん喜んでしっぽを振っている場合もあるますので、その時の状況や犬の様子や表情、犬の体に現れる緊張感などから総合的に判断してあげてくださいね。

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勘違いされがちな犬の行動④お腹を見せる

降参をしめす行動である仰向けになる犬

犬が無防備にお腹を見せる行動はとても愛らしいですよね。「撫でて」のポーズだと思って、思わず撫でてあげたくなりますが、実はこれも勘違いの場合があります。

お腹は骨格で覆われていない部分で、犬の弱点と言えます。その弱点をさらけ出すということは、相手を信頼しており、安心しきっているときにとる行動のひとつ。しかし、お腹を見せる行動には服従の意味もあり、極度の緊張状態や強いストレスがかかることにより「降参」しているポーズでもあるのです。

お腹を見せながらそっぽを向き、しっぽを巻き込んでいる場合には「これ以上近寄らないで」のサイン。むやみに触ったりしないようにしましょう。

勘違いされがちな犬の行動⑤排泄の失敗

病気で排泄の行動がかわった犬

愛犬が排泄を失敗してしまうことは決していやがらせによる行動ではありません。犬がトイレを失敗する理由のひとつに、ストレスや病気の場合があることをぜひ知っておきましょう。

何らかの理由から尿の量が増え、我慢できなくてトイレ以外の場所でおしっこをしてしまったり、残尿感から少しずつ色々な場所でしてしまったり、また、一度におしっこを出し切ることができずに、ポタポタと出てしまうこともあるのです。

尿の量が増え、おしっこの回数が増えてしまう病気には、腎臓機能の低下や糖尿病などのホルモンの病気、避妊をしていない雌犬がかかることがある子宮蓄膿症などがあります。また、膀胱炎になると、残尿感があるため、おしっこが出ないにも関わらず何度も何度もトイレに行ってしまいます。おしっこをしたくてトイレに行くのに尿が少ししか出なかったり、ポタポタとしか出なかったり、全く出なかったりという場合には、結石や腫瘍などが尿の通り道を塞いでしまう尿道閉塞の可能性があります。

これらの場合には、放っておくと重症化し、時には命に関わることもあります。おしっこの時の行動の様子が変わってしまった原因が病気の場合には、おしっこの色が赤っぽくなったり、水を飲む量が増えたりといった、他の症状も現れることが多いですので、よく観察することが大切。特に、排泄の失敗が何度も続く時には、たまたま粗相してしまっただけだろう、いやがらせだろう、などとは考えずに、しっかりと愛犬の様子を観察して、異変を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

一方、病気ではなく強い不安などのストレスによって排泄を失敗している場合には、一度犬の住環境を見直してみてください。トイレの環境が急に変わったり、飼い主が留守にしがちで不安に感じさせていたりなど、思い当たる点があるかもしれません。犬が安心して健康に暮らせるように、環境を整えてあげてくださいね。

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犬の行動、飼い主の思い込みに注意しよう

言葉を話すことができない犬は、様々な行動で気持ちを伝えようとしてくれます。これらのメッセージを勘違いしないためにも、日ごろから愛犬の表情や行動をよく見て、愛犬のことをわかろうと思う気持ちを持ち続けることが大切です。大事なペットとの幸せな生活のため、ぜひこの記事を参考にして、愛犬の行動をよく観察してみてくださいね。

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