【獣医師監修】こいぬすてっぷ公式通販サイト。愛犬ごとにカスタマイズしてお届け

お電話でのご注文 03-6844-5756 平日10時〜18時受付
お申込みお申込み

犬にキシリトールは絶対ダメ。食べたら急死することも!【獣医師監修】

 

犬が食べたら危険なキシリトール

キシリトールは、犬が食べると命にかかわる、きわめて危険な人口甘味料です。キシリトールが犬にとってとても有害である一方、人では犬のように中毒を起こすことはなく、むしろ「虫歯になりにくい甘味料」として、人の食品やガム、デンタルケア製品などで多用されています。キシリトールの犬への危険性について知っておきましょう。

犬にキシリトールは非常に危険

犬はキシリトール中毒で急死することがある

犬が食べてはいけないキシリトールガム

犬がキシリトールを摂取すると、「死に至るような深刻な低血糖」や「急性肝不全」を起こし、死亡することがあります。

犬のキシリトール中毒は一気に進行する

犬のキシリトール中毒は、症状の発現がきわめて早く、そして一気に重篤な状態に陥ります。

早ければ、犬がキシリトールの入ったものを食べてから十分~数十分で嘔吐、下痢をし、ぐったりとしてくることも。そして、みるみるうちに体に力が入らなくなったり、意識がもうろうとしてきます。さらに症状が進むと、けいれん発作を起こしたり、昏睡状態に陥ったりし、死亡してしまいます。

キシリトールは犬にどう作用する?

キシリトールには、犬の体内でインスリンを多量に分泌させる作用があります。インスリンには細胞にとってのエネルギー源である糖を血液中から細胞に取り込むのを助ける働きがあり、血糖値を降下させます。そのため、キシリトールの作用でインスリンが分泌され過ぎた犬では、大量のインスリンによって血糖値が一気に下がり、重度の低血糖状態に陥るのです。

急激に重度の低血糖になった犬は意識を失い、けいれんしたり、さらには昏睡状態に陥ったりします。体に力も入らなくなります。

それだけではありません。低血糖状態が続くことや、キシリトールによる直接的な影響などによって、肝臓は急激に大きなダメージを受けます。そして犬の肝臓の機能はどんどん低下していき「肝不全」となり、やがて死亡してしまうのです。

※関連記事
子犬を迎えたら知っておきたい、子犬の低血糖症とは?【獣医師監修】

どれくらいのキシリトールを食べたら危ないの?

犬に危険なキシリトール入りのタブレット

犬がどれくらいの量のキシリトールを食べたら中毒を起こすのか、死亡するのか、は一概には言うことができません。

これは、最初に発現する症状が「低血糖」によるものであることと関係があります。犬の年齢や健康状態、最後に食事をした時間からどれくらいの時間が経過しているか、食事内容、犬の栄養状態、犬の体質などに大きく左右されるのです。

そのため、キシリトールガムたったの一粒だったとしても慎重に対応する必要があります。愛犬がキシリトール入りの食べ物をほんの少しでも食べたことがわかったら、速やかに獣医師に連絡をとり、診察を受けることをおすすめします。

犬がキシリトールを食べたことに気づいたら…

食べたキシリトールの量や症状にかかわらず、大至急動物病院へ

キシリトール入りの食品を食べた犬

愛犬がキシリトールを含んだ食べ物を食べたことに気付いたら、食べた量や目に見える症状の有無にかかわらず速やかに動物病院に連絡のうえ、受診してください。

犬のキシリトール中毒の特徴は、とにかく症状の発現が早く、症状が激しいこと。「少量だし、変わった様子がないから」といって様子を見ていると、一気に状態が悪化していくことも考えられます。

症状が出る前であれば、動物病院で食べたものを吐かせる処置を行うことで一命をとりとめることができるかもしれません。愛犬の命を救うためにも、速やかに受診して適切な処置を受けるようにしてください。

自宅で吐かせようとすることは危険

病院で吐かせるのなら、家でもできるのでは…などといって、自宅で吐かせようとすることは、非常に危険です。絶対に自宅で吐かせようとはしないでください。

※関連記事
犬が異物を誤飲した…その時、決してしてはいけないことは何?【獣医師監修】

犬がキシリトールを食べて受診をするときは、あらかじめ動物病院に連絡を

キシリトールを食べた犬の治療は一分一秒を争います。万一、愛犬がキシリトールを含んだ食べ物を食べて動物病院を受診するときは、あらかじめ動物病院に連絡することを強くおすすめします。

あらかじめ連絡をしておけば、動物病院側がキシリトール中毒の可能性のある犬への緊急処置の準備ができ、診察や緊急処置がスムーズになるからです。可能であれば、病院到着までにできる応急処置についての指示を受けておくとよいでしょう。

※関連記事
<保存版>愛犬との救急病院受診マニュアル【獣医師監修】

キシリトールはガムやタブレット以外にも入っていることが…

犬に与えると危険なキシリトール入りのヨーグルト

キシリトールはガムやヨーグルト以外にも含まれることがあります。たとえば、ヨーグルト。ヨーグルトの中には甘味料としてキシリトールが含まれるものがあります。きちんと確認せずに犬に与えることがないよう十分注意しましょう。

また、人用のキシリトール入り歯磨きペーストを愛犬に使う、なんてことも絶対ないようにしてください。

※関連記事
犬がチョコレートを食べたらどうなる?対処法は?【獣医師監修】

※関連記事
犬にマカダミアナッツはダメ!食べたらどうなる?【獣医師監修】

犬には危険なキシリトール。細心の注意で中毒から守ろう

キシリトールは私たちの身の回りの製品には意外とたくさん使われています。おすそわけの習慣や拾い食いの癖がある愛犬では特に注意。絶対に犬にキシリトールを食べさせないようにしてください。

※関連記事
飼い主の食事をおねだりする犬への対処法【獣医師監修】

関連記事