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子犬におやつって必要?!おやつは〇〇〇としつけに役に立つ!

   2019/12/09

子犬がおやつに大喜びする姿、とてもかわいいですよね。でも、子犬におやつって本当に必要なのでしょうか? 実は子犬にとってのおやつのとは、人間の子供に与えるおやつとはずいぶん異なります。 おやつをうまく利用することで、子犬との暮らしはずっと楽しく、穏やかなものになるのです。そこで、今回は、上手なおやつの与え方や、おやつのしつけへの取り入れ方をご紹介します!

子犬におやつは必要ない?!

おやつを欲しがる子犬

実は、食事の習慣がきちんとできている子犬にとって、おやつは栄養面では必ずしも必要というわけではありません。これは、子犬の食事を適切に選び、きちんと適量を与えることができていれば、「栄養を補うための間食」としてのおやつは必要ないということです。

でも、おやつは「コミュニケーション」と「しつけ」に使える!

ところが、おやつを上手に利用することで、子犬とのコミュニケーションがより楽しくなり、しつけにも役立てることが可能です。

犬にとって、食べることは大きな楽しみ。愛犬との良好な関係作りや様々なトレーニングにおやつを利用しない手はないのです。

子犬の「おやつ」は人の「おやつ」とは役割が違う

ちなみに、「おやつ」というと、食事とは違った特別なものをイメージするかもしれませんが、必ずしも特別なものを用意する必要はありません。詳しくは後述しますが、いつも食べているフードを少し取り分けたものでも犬にとっては嬉しいものですよ。

また、子犬にとってのおやつは、人間の子供が食べる 「10時のおやつ」「3時のおやつ」のような 間食や補食のように、栄養を補うという意味のおやつではありません。ですから、決まった時間に与えるものというよりは、しつけやトレーニングを頑張ったとき、好ましい行動をとることができた時にその都度与えるものなのです。

子犬へのおやつ、いつから?何を?

いつから子犬におやつを与える?

子犬におやつを与え始める時期としては、生後4ヶ月頃を目安とするのがよいでしょう。子犬の離乳食が完了し、ドッグフードを食べられるようになったら、しつけのご褒美として、おやつを利用し始めましょう。

ただし、忘れてはならないのが、本来、「子犬に必要な栄養は食事で満たすべき」だということ。
「総合栄養食」と表記されたドッグフードであれば、月齢や体重にあわせた適切な量を与えることで、子犬がその時期に必要な栄養素をきちんととることができます。そのため、繰り返しになりますが、健康面からいうと、おやつは必ず必要なものではありません。おやつを与える場合には、子犬がおやつばかり食べて食事をとらない!などということがないようにしなくてはなりません。

※総合栄養食って何…?獣医師目線でお伝えする「子犬のごはんの選び方」はこちらの記事でご紹介しています。
子犬には、良いフードを食べさせたい!子犬のためのドッグフード、何を選べばいいの?
子犬のためのドッグフード選びのポイントとおすすめ5選【獣医師目線】

子犬のおやつはどんなものを与えればいい?

子犬のおやつ

一番のおすすめは、「食事に与えているものと同じドッグフードをおやつとして取り分けて与える」方法です。

おやつを子犬に与えすぎて食事としてのドッグフードが食べられなくなったり、肥満になってしまったり、また、健康を害してしまったりしては困ったもの。子犬にとっては、食事以外の時間に大好きな食べ物を食べられること自体がうれしいことなので、いつものごはんを取り分けて与えるだけでとっても喜んでくれますよ♪

もしも、食事に与えているドッグフード以外のものをおやつとして与えたい場合には、市販されている犬用クッキーなど、パッケージに「おやつ」と表記されているもので、できるだけ低カロリーのものを選びましょう。市販の「おやつ」は「AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリア」や「日本ペットフード協会の検査を受けている」などといった表記を参考にしてみてください。

子犬のおやつとして与えるフード

また、おやつを手作りしたいという場合には、鶏ささみ肉をゆでたものや白身魚を加熱したものなど、脂肪分や糖分の少ないものを選ぶようにしてください。味付けは不要です。子犬にとって塩分は内臓に大きな負担をかけ、糖分は肥満を招きやすいので、愛犬のためにも素材そのままの味で与えましょう。ぶどうやレーズン、ネギ類、キシリトール、カカオ類、ナッツ類、鶏の骨など「犬に食べさせてはいけないもの」をよく調べてから作ることも大切です。

※手作りおやつを作ってあげたい方必見!使える食材とおすすめ調理法はこちらです。
【獣医師監修】犬のおやつを手作りする前に!食べていい食材&調理法を知ろう

※手作り食の注意点の確認もしっかりとしておきましょう。
子犬のごはんを手作りしたい方へ。「ちょっとのコツ」で安心・手軽に楽しもう!※注意点の解説も※

人間のおやつは子犬に絶対に与えてはいけません。塩分や糖分が多すぎるだけでなく、見た目にはわからなくても製造過程で「犬に食べさせてはいけないもの」が含まれていることもあります。

子犬のおやつはどれくらい与えたらいいの?

子犬におやつを与える時には、一日の摂取カロリーの10〜20%未満を目安とし、与え過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

おやつを与えるのであれば、その分食事の量を減らすことで、一日分の摂取カロリーを増やさないことが必要です。

食事として与えているドッグフードをおやつとして与える場合であれば、一日で食べる分を先に用意しておき、そこからおやつ分を取り分けて与える方法が絶対におすすめ。一日にとるカロリーを増やしすぎなくてすみます。

カロリー計算が難しい場合は、かかりつけの獣医師に相談してみるといいでしょう。

※もしかして食べさせすぎ…?簡易的なチェック方法はこちらの記事でご紹介しています。
愛犬にぴったりのごはんの量を見つける1番簡単な方法とは?【獣医師監修】

カロリーを抑えたおやつを食べる犬

子犬に与えるおやつのサイズは?

また、一回分のおやつのサイズとしては、人間の小指の爪の半分ほどの大きさにしたくらいでOK。小さなおやつであれば、犬はほぼ咀嚼しないので、大きさは気にしません。そのため、サイズを小さくして与える回数を増やした方が、子犬の喜びは大きくなるといわれています。

特にトレーニングでおやつを利用する場合には、子犬が上手に何かをできるたびにちょこちょことおやつを与えることになります。トレーニングを行っていると、ご褒美のおやつを与える機会は何度もあるため、カロリーオーバーとならないためにも、おやつは小さい方がよいでしょう。

一方、お留守番の時やブラッシングの時など、少し長い時間おやつに集中しておいてもらいたいような場面では、コングなどの知育玩具に小さなおやつをパラパラ入れたり、ペースト状のおやつを詰めたりなどの工夫をするとよいでしょう。

※こんなおやつの入れ方もあるの…?飽きずに楽しめるコングの使い方のコツはこちらの記事でご紹介しています。
もう飽きさせない!愛犬が夢中になるコングの使い方とは?

家庭で子犬におやつの与える時の見落としがちな注意

二人以上の家族がいる家庭に子犬を迎える時は、飼い主さんの家族全員でおやつのルールを決めて、きちんと守りましょう。

「あらかじめ決めた量のおやつを毎日専用の容器に入れておき、そこから取り出して子犬に与える」など、おやつのルールを作るのがおすすめです。家族がそれぞれ好きな量のおやつを子犬にあげているうちに、いつのまにか肥満になってしまった…ということのないようにしましょう。

また、人間が食べているものを子犬が欲しがっても、決してあげないこともルール化しておきましょう。愛犬の健康維持のためにも、家族全員で意識を揃えることが大切です。

子犬ともっと仲良くなり、しつけにも役立つ!おやつの与え方

おやつでコミュニケーション

おやつを食べたそうな犬

愛犬とのリラックスタイムに、子犬の名前を呼びながら、子犬の体を撫でてあげたり、大好きなおやつを少しずつ手から与えたりするのがおすすめです。

こうすることによって、子犬は「名前を呼ばれること=うれしいこと!」と思えるようになります。これは、子犬とのコミュニケーションの第一歩となり、子犬と飼い主さんがもっともっと仲良くなるのに役立ちます。子犬と仲良くなることは、これからの暮らしをより楽しいものにするだけでなく、しつけやトレーニングの基礎となるので、是非、日々の習慣として続けてください。

さらに、手から子犬が大好きなおやつを食べさせてあげることが非常に重要
そうすることで子犬が飼い主さんの手を「大好きなもの」として認識するようになります。当然、手で叩くなど、手を使って犬が嫌がることをするのは絶対にNG。
愛犬が「手を怖がらない状態」、「手が大好きな状態」にしておくことで、これからの暮らしの中で必要なお世話がよりスムーズになりますし、一緒に遊ぶこともお互いとても楽しくなりますよ。

ただし、手をおもちゃのようにして遊ぶことは、甘噛みなどの噛み癖を誘発することにつながりますので決してしないでくださいね。

おやつでしつけ

おやつでしつけをしている犬

子犬がトレーニングを上手にできた時、望ましい行動をとっている時に「いいこだね」とほめて、ご褒美としておやつを与えましょう。子犬にとってしつけトレーニングの時間も飼い主さんとの楽しいコミュニケーションの時間になります。ご褒美としておやつを与えるときには、必ず同時に誉め言葉をかけるようにしてくださいね。

おやつは、子犬が指示通りに良いことができた時に即座に与えましょう。「ちょっと待ってて…」などと言って、おやつをとりに行っていては遅すぎます。また、子犬がおやつをおねだりする前に与えることも大事なこと。ねだられてからあげてしまうと、ねだることでおやつがもらえると子犬が勘違いしてしまいます。

※しつけ成功のカギを握る「褒め方」。効果を最大限に引き出す褒め方にはコツがあります。
愛犬の上手な褒め方のコツ5つ!ハッピーでイキイキした愛犬に育てよう!

おやつ以外のコミュニケーションも忘れずに

子犬にとっての「うれしいこと」は、おやつだけではないはずです。「言葉で褒める」「体を優しく撫でる」「おもちゃで一緒に遊ぶ」「抱っこする」など子犬が喜ぶことはほかにもたくさなるはずです。子犬と仲良くなり、しつけがもっとうまくいくように、普段から子犬の「大好きなこと」をたくさん探してあげるようにしてくださいね。

おやつ時間を楽しんで子犬ともっと仲良くなろう

おやつは、しつけの時間をより楽しいコミュニケーションタイムにし、愛犬と飼い主さんとの関係性をより良くしてくれる「うれしい一粒」です。カロリーと与え方には十分注意した上で、愛犬と暮らす日々の中に上手に取り入れましょう。

こいぬすてっぷでは、これからの愛犬との暮らしに必要な色々なしつけを、おやつを上手に使って効果的に進める方法をご紹介しています。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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