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犬のおしっこの回数が多いのは病気のサイン?【獣医師監修】

 

おしっこの回数が多い犬のトイレ

最近、愛犬のおしっこの回数が急に多くなったと感じるようなら要注意。それは病気のサインかもしれません。愛犬のおしっこの回数が増えている時には、できるだけ早く適切な診断、治療を受けたほうがよいでしょう。ここでは、犬のおしっこの回数が多いと感じたときにチェックするべきポイントやおしっこの回数が増える病気の例をご紹介します。

犬のおしっこの回数が多いのは病気の可能性あり

健康な犬のおしっこの回数の目安は1日2~5回くらい

通常、健康な成犬のおしっこの回数は、1日2-5回くらいであることがほとんどです。これは、一定量をまとめて排尿する回数であり、マーキングは含まれていません。

もしも犬がこれを大きく超える回数のおしっこをする場合や、以前に比べて明らかにおしっこの回数が増えている場合には「頻尿」といって病気のサインかもしれません。

「おしっこの回数の増え方」は病気により異なる

おしっこの回数が増えて犬がそそうをしたところ

おしっこの回数が多くなる病気はとてもたくさんあります。しかし、「おしっこの回数の増え方」は、以下の例のように、病気によっていくつかのパターンがあります。

  • おしっこの量が異常に増え、我慢できなくてたくさんのおしっこをジャーっと何度もする
  • 常に残尿感が常にあってチョコチョコと少しずつ色々な場所でおしっこをする
  • おしっこが溜まっていて排尿したいのだけれど、少しずつしか出せないために、何度も何度もポタポタとおしっこをする

最近、愛犬のおしっこの回数が多いかも?と感じたときや、トイレの失敗が増えたときには、おしっこをするときの行動や様子、出ているおしっこの量や色をよく観察しましょう。

愛犬のおしっこの回数が多いと感じたら…

犬のおしっこの回数が増えたと感じたら、できるだけ早く動物病院を受診して適切な処置を受けましょう。これは、おしっこをしようとする回数が増える病気の中には、放置しておくことで治療が長引いたり、時には命に係わったりするケースがあるからです。

おしっこの回数の変化があるときには、愛犬の様子で他にも観察しておく必要のある項目がいくつかあります。まずは次のチェックリストの項目を確認してみてください。

おしっこの回数が多いと感じた時のチェックリスト

おしっこの回数が多いときに飲水量をはかる計量カップ
  • おしっこの色(血尿?オレンジ色?うすい色?)
  • おしっこをする時の行動(痛そうにしていないか)
  • おしっこがどれくらい出ているか
  • おしっこの出方(チョロチョロ?たくさんまとめて?)
  • 24時間あたりの飲水量(数日間、同じ時刻にチェック)
  • 元気の有無
  • 食欲の増減

これらのポイントをしっかり観察して、動物病院を受診するときに伝えるようにすると、診断の助けになります。可能であれば、おしっこを病院に持っていくとよいでしょう。採尿には、綺麗に洗って乾燥させた食品トレーで排尿時におしっこをキャッチするという方法があります。ただ、難しいことも多いので、採尿が難しければ、おしっこを吸い込ませたティッシュや、おしっこをしたあとのペットシーツでも参考になります。

また、まる一日以上、まとまった量のおしっこが出ていない、元気や食欲がない、といった場合は非常に深刻です。大至急動物病院へ向かってください。

おしっこの回数が増える病気にはどんなものがある?

おしっこの回数が多くて具合の悪い犬

犬のおしっこの回数が増える病気はいくつもあります。正確な診断のためには、必ず動物病院を受診し、検査を受けることが必要です。ここでは、参考としておしっこの回数が増える病気の例を5つご紹介します。

犬のおしっこの回数が増える病気①膀胱炎

犬のおしっこの回数が多いときに考えられる病気のひとつが膀胱炎。

  • ちょこちょこと色々な場所でおしっこをする
  • おしっこが終わったはずなのにまた排尿姿勢をとっている

膀胱炎の犬では、上記のようなおしっこをする時の様子が見られます。膀胱炎は残尿感を伴うため、何度も何度もおしっこを出そうとして、おしっこの回数が増えるのです。1回あたりに出るおしっこの量が増えることはあまりなく、逆に、おしっこの姿勢をとっているのに、いつもより少し出ていない、といったことが多いでしょう。 さらに、おしっこそのものの様子に変化があることも。

  • おしっこの色が赤っぽい
  • おしっこが濁っている
  • おしっこのにおいがいつもと違う

動物病院を受診するときには、おしっこを採取できそうならば採取して、難しければ写真に撮って診察時に見せるようにすると診断の助けになることがあります。

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犬のおしっこの回数が増える病気②尿道閉塞

おしっこをしたくて排尿姿勢をとる回数が増える病気のひとつが尿道閉塞。排尿姿勢をとるものの、尿が少ししか出なかったり、ぽたぽた漏れるだけだったり、時には全く尿が出ていなかったりします。これは大変深刻なことで、結石や腫瘍などが膀胱から尿道出口までの尿の通り道を塞いでしまっている可能性があります。

このような時は、ためらうことなくすぐに動物病院を受診してください。まる一日ほどまとまった量の尿が出ていない状態ともなると、命にかかわります。

犬のおしっこの回数が増える病気③腎臓機能の低下

尿の量が増えて、おしっこの回数が多くなってくる病気のひとつが、腎臓の機能の低下。ご存知の通り、腎臓は、老廃物を排泄する尿を作って濃縮する臓器。濃縮する機能が低下すると、薄いおしっこがたくさん作られてしまうのです。

  • うすい色の尿がたくさん出る
  • 水を飲む量が多くなる

おしっこの回数の増加とともに、上記のようなサインがあるときには、一度愛犬が飲む水の量を計ってみるとよいでしょう。運動量や食事の種類にもよりますが、1日、つまり24時間で体重1kgあたり100ml以上の水を飲む日が続くようならば明らかな異常といえます。

犬のおしっこの回数が増える病気④糖尿病などのホルモンの病気

犬が糖尿病をはじめとしたホルモンが関連したいわゆる内分泌の病気にかかっている場合にも、おしっこの量が増え、結果的におしっこの回数も増えます。

糖尿病の場合には、尿がべたべたした感じがすることもあります。この場合も、腎臓の病気の時と同じように、水を飲む量がかなり増えるのも特徴です。

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犬のおしっこの回数が増える病気の例⑤子宮蓄膿症

避妊をしていないメスの犬がかかることのある子宮蓄膿症。この病気にかかると、子宮に溜まった膿から産生される毒素の影響で、おしっこの量や飲む水の量が増えるとされています。

避妊をしていないメスの犬の外陰部から膿や血膿のようなものが出ていたり、元気や食欲がなかったりする場合には大至急動物病院へ。子宮蓄膿症は、早急に治療をしなければ状態が急激に悪化し、命にかかわることも少なくありません。

普段から愛犬のおしっこの回数を気にしておこう

おしっこの回数の変化は、比較的飼い主さんが気づきやすい体調の変化のひとつです。おしっこの失敗や、おもらしが病気の兆候であることもあります。おしっこの回数の変化が、時には大きな病気の発見につながりますので、愛犬のおしっこの様子は普段から気にかけておきましょう。

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