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犬の留守番のしつけ、どうする?大切な3つの準備と練習方法

   2020/01/31

犬に留守番をさせることに不安があると、お出かけ中も気が休まりませんよね。本来、犬は留守番が得意ではないことがほとんど。でも、しっかり準備をして練習すれば、犬はだんだんと上手に留守番できるようになってきます。ここでは、犬が落ち着いて留守番するために大切な準備のコツとしつけの方法をご紹介します。これから留守番のしつけを始めるという方も、もう少し長い時間の留守番をしてもらいたいなあ、と感じている方も、ぜひこの記事を参考に愛犬の留守番のしつけに取り組んでみてください。

犬の留守番に大切な3つの準備

犬は社会性のある生き物ですので、本来は留守番が苦手であることが少なくありません。だからこそ、留守番中に犬が不安にならないように、そして退屈しないように、きちんと準備をしたうえで留守番をお願いしなくてはなりません。

留守番前の準備では、愛犬が「ひとりでも大丈夫」「留守番って楽しい」と感じられるようにすることを意識してください。

➀ 犬が安心して留守番できる環境を準備する

犬が安心して留守番できる環境の準備

留守番の時間になって急に環境が変わると、犬は不安になってしまいます。ですので、留守番をするときも普段から生活している環境と大きく変化させないことを念頭に、安心で安全な留守番スペースを用意しましょう。

【普段サークル(ケージ)を使用している犬の場合】

いつもサークル内で寝ているなど、サークルに慣れている犬ならサークル内で留守番をさせるのがベスト。サークルの中に、トイレ、水、マット(ベッド)などを設置し、そこで留守番をさせましょう。普段クレートで寝る犬ならば、扉を外して自由に出入りできる状態にしたクレートも設置してください。

サークル内やクレート内に危険なものがないかのチェックもお忘れなく。
普段から、サークルの中やクレートの中が愛犬にとって安全で安心できる、大好きなスペースになるようにしておくことが大切です。

※クレートトレーニングをしていますか?留守番にも活躍するクレートの上手な使い方はこちらです。
犬のクレートトレーニングの方法。居心地の良い安心基地を作ろう♪

※愛犬との暮らしに必須のハウスのしつけはできていますか?練習方法はこちらです。
犬のハウスのしつけは絶対必要。効果的な練習方法は?

【普段サークル(ケージ)を使用してない犬の場合】

無理にサークルに入れてしまうと、犬はそれだけで不安になってしまいます。

いたずらしそうなものや危険なもの、誤飲の心配があるものなどを見えない場所、犬が届かないところに片付けてください。しっかりと安全を確保しておいたうえで、普段どおりサークルの外で留守番させましょう。可能であれば、階段に近づけないようにするなど、部屋の一部を留守番用のスペースとして区切っておくとより安心です。

※空調をはじめとした快適環境の用意も欠かせません。愛犬の留守番の環境についてはこちらでもご紹介しています。
これで安心、愛犬の留守番。環境づくりで大切な5つのポイント

※留守番中の家の中に潜む危険…万一誤飲をしてしまったら?家の中で気を付けるべきものは?こちらの記事をご覧ください。
犬の誤飲…対処法と症状の例、家庭内で気を付けたい8つのもの【獣医師監修】

➁ 留守番の間の犬が楽しめるおもちゃを用意する

留守番中に楽しめるようにおもちゃを用意しておく

留守番の時間、飼い主の帰りを待っているだけで、何もすることがなければ、犬は退屈し、寂しく、不安になってしまいます。

そこで、活躍するのが犬用の知育トイ。お気に入りのおもちゃはもちろん、コングなどの長い時間遊んでいられる知育玩具も用意しておきましょう。

※コングについては、こちらでもご紹介しています。
【子犬用もあります!】コングは子犬との遊びやしつけに大活躍の知育玩具。その活用術7選!

※上手に使えてますか?コングを飽きずに長ーく楽しむ方法とは?こちらの記事でご紹介しています。
もう飽きさせない!愛犬が夢中になるコングの使い方とは?

おもちゃを用意する場合に気を付けることは、必ず事前に遊び方を愛犬と一緒に確認し、壊す可能性がないかどうか確かめておくこと。留守番中に犬が危険にさらされることのないよう十分にチェックしておきましょう。

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愛犬が一人遊び上手だとメリットいっぱい!【注意点とコツ、オススメの一人遊び4選】

➂ 留守番の前に散歩や遊びで犬のストレス発散を

留守番の前に犬と散歩や遊びを楽しみ、ストレス発散する

留守番の間、愛犬は眠って過ごすことはできますか?犬の留守番のしつけでは、飼い主が家を出てしばらくたったら犬は眠っている…という状態をめざしたいものです。これは、犬が不満や不安を感じずに留守番ができていることをあらわすから。逆に、犬が遊びたい、運動したいモードになっていては、落ち着いて留守番させることは難しいでしょう

ある程度長い時間留守番をお願いする前には、愛犬と散歩や遊びを楽しみ、しっかりと運動させておきましょう。心身ともに満たされていて、ほどよく疲れている状態が理想的。こうすれば、犬が疲れて眠っているうちに留守番が終わっているなんてことも。また、犬の遊びたい気持ちをあらかじめ満たしておくことで、愛犬は落ち着いて留守の間を過ごすことができるのです。

朝の忙しい時間に散歩なんて…と思ってしまうかもしれませんが、愛犬はそのあとの時間をひとりで過ごすことになるのです。ぜひ早起きして、お出かけ前にたっぷりと愛犬との時間を作ってあげてください。

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犬に必要な散歩の時間はどれくらい?【獣医師監修】

犬の留守番のしつけの方法は?

上で紹介した3つの準備を完璧にしたとしても、いきなり犬に留守番をさせてはいけません。それまで犬とべったり一緒に過ごしていたのに、ある日突然長時間の留守番をさせられたら、愛犬が不安になってしまうのは当然のこと。まずは練習です。

留守番のしつけの段階から、3つの準備はしっかりと

留守番のしつけの段階から準備はしっかり

犬の留守番のしつけでは、短い時間の留守番から徐々に時間を延ばしていく、というトレーニングを行います。練習だからといって準備をいい加減にしてはいけません。必ず本番の留守番の時と同じように、上で紹介した3つの準備は行うようにしてください。

留守番したことがない、もしくは留守番がうまくできない犬なら…

犬の留守番のトレーニングで大事なことは短時間から徐々に飼い主の姿が見えない時間をのばしていくこと。まだ子犬で留守番をしたことがないのなら、最初はちょっと隣の部屋に行くだけ、など、ほんの少しの時間からのチャレンジです。

これが留守番?と思ってしまうほどに短い時間からトレーニングをスタートするのが留守番のしつけのポイント。具体的には、ごみ捨てに行ってすぐ戻ってくる、といった程度のもの。それも難しいようならば、トイレなど別室に行ってすぐ戻ってくるだけでもよいでしょう。

おりこうに待っていられたら、飼い主が戻ってきたことに喜ぶ愛犬に「おすわり」などの合図をだし、落ち着いたタイミングで「ただいま」と一言。さらに愛犬をしっかり褒めて、少し遊んであげてください。

上手に留守番ができたら、次は少しだけ時間を延ばして練習です。 このような成功体験を地道に重ねていきましょう。

最初は不安に思っていた犬も、成功体験を重ねることで、次第に「いなくなっても戻ってくるんだな」、「自分ひとりでも大丈夫だな」と学習してくれます。そして、ひとりの時間を楽しめるようになるはずです。

すでに少しは留守番できるなら…

「すでに少しなら留守番ができる。もう少し留守番できる時間をのばしたい…」という愛犬の話もよく耳します。

そういった場合は、まずは間違いなく留守番ができる時間からトレーニングをスタートして、少しずつ少しずつ時間を延ばしていきましょう。

飼い主さんが戻った時の行動は…?

留守番のあとは興奮しがちだが、お互い落ち着いてから扉を開ける

一人で待っていた愛犬の前に飼い主が姿を見せると、愛犬は嬉しくて飛びついてくるかもしれません。でも、そこはお互いにいったん落ち着いてから、「ただいま」とあいさつをする習慣をつけましょう。

サークルで留守番をさせている場合は、「おすわり」などと合図をして、犬が落ち着いたらサークルの扉をあけるようにしてください。

※どんな時でも「おすわり」ができるようになるしつけの方法は?
犬のおすわりの教え方。確実にマスターするための4STEP

※お悩みの多い、愛犬のとびつきの問題。その対策はこちらの記事でご紹介しています。
愛犬が飛びつくのをやめさせる方法を5つのパターンで解説!

留守番のしつけにご褒美のおやつは不要?!

留守番を上手にしてくれた愛犬にご褒美のおやつを与えたくなるかもしれませんが、その必要はありません。それは、愛犬にとって、飼い主が帰ってきたこと自体が、すばらしいご褒美になるからです。

食べ物を与えるのであれば、留守番中に楽しめるように、知育トイの食べ物を詰めて留守番前に与えるようにしてください。

こんな行動をするときは留守番時間の見直しを

留守番させたら家がメチャクチャ!

愛犬に留守番をお願いして外出し、帰宅したら、子犬がごみ箱をひっくり返しっていたり、トイレ以外のところに粗相をしていたりすると、「キ~!!!」と思わず叱ってしまいそうになるでしょう。
でもそこは我慢! ぐっとこらえて、愛犬を責めないでください。

もしかしたら「お留守番させられた腹いせにこんなことしてるのかも……」と思ってしまうかもしれませんが、それは違います。
犬は不安で不安でたまらなくて、こうした困った行動をとってしまったのであり、わざと困らせようとしているのではありません

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愛犬がペットシーツで遊んでグチャグチャにするときの対処法【獣医師監修】

留守番中に困った行動をとるのは留守番時間が長すぎたから

こうした場合には、留守番時間が愛犬にとって長すぎたんだな…と理解して、留守番時間の見直しを。
もう少し短い時間の留守番に挑戦させて、少しずつ成功体験を重ねていけるようにしましょう。「ひとりでできた!」という経験を積むことで成長し、だんだんと落ち着いて留守番できるようになります。

出かけようとしたらキュンキュン鳴くようになった…

留守番をさせたあと、飼い主がでかける用意をするとキュンキュン鳴く、ソワソワしはじめるようになった…というのはよく聞くお悩みです。

これも、留守番をさせた時間が長すぎた可能性があります。再度留守番の準備が万全であるかを確認のうえ、留守番時間を短くして、「留守番は不安ではない」という経験を積んでもらいましょう。

留守番中の困った行動、改善しない時は専門家へ

すでに留守番中に吠え続ける、物を壊す、トイレ以外の場所で排泄する、といった行動をとるようになってしまっている場合には、専門的な行動治療が必要になる場合があります。

飼い主の不在に対する不安が極度に強い「分離不安症」となっている可能性があるためです。「分離不安症」になると、自分で不安な気持ちを落ち着けることができず、留守番中どころか、ちょっと飼い主さんの姿が見えなくなるととたんに「吠え」、「トイレ以外での排泄」、「破壊行動」、「自傷行為」、時には「嘔吐」をするなど、愛犬にとっても飼い主にとっても困った状況になってしまいます。

ここでご紹介した留守番のしつけを丁寧に試してみてうまくいかないようならば、まずはかかりつけの動物病院で獣医師に相談を。場合によっては、問題行動の治療を専門とする獣医師への紹介を受けるとよいでしょう。

ペットカメラを愛犬の留守番のしつけに役立てる方法も

犬の留守番のしつけにおすすめのカメラ

留守番のしつけ中に犬が感じる不安を減らせる

留守番のしつけにぜひ役立てていただきたいアイテムがあります。それはペットカメラ。飼い主が姿を消している間、愛犬が落ちついて過ごせているかを知ることができるため、大変便利です。

留守番のしつけ中、犬がソワソワしだしたり、不安そうな様子を見せる前に飼い主が姿を見せてあげるようにすれば、犬が不安を感じることなく留守番の成功体験を重ねることが可能となるのです。

留守番を実践する時の飼い主の不安を軽減できる

犬が落ち着いて留守番できる準備を整え、しつけをしっかりしていても、やっぱり犬の留守番に不安はつきもの。

そんなときは、外出先からスマートフォンなどでリアルタイムの愛犬の様子を観察できる、見守り用のカメラを活用してみるといいでしょう。

上手に留守番できたように見えて、実は不安を感じていることが…

ペットカメラを使うことで、留守番中に感じている不安に気づくことが可能

一見、問題なく留守番をしていたように見える犬も、実は留守番の間、不安からソワソワしていたり、吠えていたりするかもしれません。

見過ごしてしまいがちな犬の留守番中のストレスを見つけてあげるためにも、ペットカメラはおすすめです。

【こんな機能も】温度センサーや声かけ機能のついているカメラも

最近では、犬の様子を画像で確認するだけでなく、カメラ周囲の室温が設定範囲外になるとスマートフォンに通知が来る機能を持つもの、スマートフォンごしに愛犬に声かけができる機能を持つものなど、より安心してお出かけができるようにするための様々な機能を持つカメラが販売されています。

愛犬の留守番をより安心なものにするため、ライフスタイルやお好みで選んでみてもよいですね。

こいぬすてっぷが厳選したおすすめペットカメラはこちらの記事でご紹介しています。
留守番の多い愛犬のご家族必見!おすすめペットカメラ5選

犬の留守番のしつけはゆっくり時間をかけて

「留守番のしつけ」は愛犬の様子をしっかりみながらゆっくり進めていくことが大切です。じっくりと「留守番が得意な犬」を目指してトレーニングしていきましょう。

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犬の留守番のストレスを減らすためにできる6つのこと

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