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【獣医師監修】犬のおやつを手作りする前に!食べていい食材&調理法を知ろう

   2019/12/12

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実は犬のおやつは、毎日適切な食事を与えていれば必要というわけではありません。でも、飼い主さんと愛犬がコミュニケーションを楽しむ時にはとても便利。だからこそ、おやつに何をあげればいいのか悩む方も多いですよね。食事で使っているフードを取り分けておやつにしても十分ですが、ひと手間かけて手作りおやつにチャレンジするなら、犬の体にやさしい作り方をぜひ知っておきましょう。

犬のおやつはあくまでも「ご褒美」

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おやつは犬にとって、そもそもどういうものでしょうか?
犬にとって、食事の時間以外で食べ物が食べられることは、それ自体が喜びになり、「おやつ=とてもうれしいこと」となります。

しかし、栄養面からいえば、本来、犬のおやつは必要ないものなのです。犬にとって必要な栄養素は、毎日の食事として「総合栄養食」と記載された良質なドッグフードを、ライフステージにあわせた適切な量だけ与えていれば満たされます。つまり、健康な体づくりは食事で十分できるため、おやつは不要なのです。
そのため、おやつは、犬がしつけや種々のトレーニングで好ましい行動をした時の、あくまでも「ご褒美」として活用しましょう。犬のおやつの役割については、こちらで詳しく紹介しています。

犬へのおやつの与えすぎにご注意!

食事での栄養バランスを崩さないよう、一日に与えるおやつは少量に。愛犬が一日に必要なカロリーの10%以内の量が目安です。おやつを与えたときは、食事のフードから同じカロリー分を減らすことで、一日の摂取カロリーが増えないように調整しましょう。カロリーの摂りすぎは肥満を招き、糖尿病、関節炎、椎間板ヘルニアといった病気の引き金や悪化要因にもなるので、くれぐれもご注意を!

犬のおやつ、どんなものを与える?

犬のおやつには、食事で与えているものと同じドッグフードを少量与えるだけでも、十分ご褒美になります。もし他のおやつを用意するなら、味が薄くてカロリーの低いものを。おやつに味の濃いものを与えると、その味を覚えて主食のドッグフードを食べなくなることもあるので、気をつけましょう。
また、喜ぶからといって、人間のおやつを与えるのは絶対にNGです。犬が食べることができないものが含まれていたり、糖分や塩分を摂りすぎたりして健康を害してしまうこともあります。

犬におやつをあたえるタイミングは?

おやつを与えるタイミングは、しつけが成功した瞬間や愛犬が好ましい行動をした直後。タイミングを逃さずに与えることが大切です!タイミングがずれて、愛犬がおねだりしてからおやつを与えることが続いてしまえば、「おやつ=おねだりすればもらえる」と愛犬が勘違いしてしまうこともあります。こいぬすてっぷ本編では、基本の各種のしつけとともにご褒美の与え方についても説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

犬のおやつを手作りするメリット・デメリット

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犬のおやつは食事のフードの取り分けでもOKですが、その他にも犬用クッキーなど「おやつ」として市販されているものや、手作りおやつを活用することも可能です。ここでは、手作りおやつのメリット・デメリットを見ていきましょう。

犬のおやつを手作りするメリット

犬のおやつを手作りするメリットは、何といっても材料がわかっていて安全なこと。飼い主さんが厳選した食材で作ることで、安心して愛犬に食べさせることができます。
とくに、愛犬が食物アレルギーで、特定の食材を食べられないような場合には、飼い主さんが把握している、愛犬が食べられる食材だけを使って安心なおやつを作れることは大きなメリットでしょう。
嗜好性についても、ドッグフードよりも風味や温かさがあり、犬の食欲を刺激することがよくあります。
また、飼い主さんが素材を変えたり、調理法を工夫したりすることで、愛犬が「食べる楽しみ」を味わうこともできるでしょう。

犬のおやつを手作りするデメリット

一方、手作りおやつのデメリットは、正確な知識がなければ、かえって愛犬の健康に対するリスクが増えること。犬と人間は体のつくりが違うため、食べていい食材や犬の消化機能を考慮した調理法について、正しい知識がなければ、安全なおやつを手作りすることができません。
また、手作りおやつは準備にとても手間がかかります。調理する手間はもちろん、愛犬の体重や年齢、健康状態に合わせた分量やカロリーの計算も毎回必要です。

犬がおやつに食べていいもの、悪いもの?

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犬のおやつをせっかく手作りするなら、犬の体にとって本当に良いものを食べさせたいですよね。おやつを作る前に、飼い主さんが知っておくべき知識をチェックしましょう!

犬に食べさせてはいけないもの

犬は肉食性の食生活から雑食性に変化してきたため、基本的には野菜も果物も肉も魚も食べられます。しかし、犬が中毒を起こすなどの理由で食べさせてはいけないものもあります。
以下に、犬が食べられない食材の代表的なものを挙げるので、決して与えないようにしましょう。量によっては死亡のおそれもありますので、くれぐれもご注意を。

●タマネギや長ネギ、ニンニク、ニラなどのネギ類
溶血作用のある物質を含み、貧血や血色素尿を起こす危険がある
ブドウ、レーズン
腎不全を起こす危険がある
鶏や魚の骨
鶏の骨は噛むとナイフ状に割れ、魚の骨とともに内臓を傷つける危険性大
生のタコ・イカ・カニ・エビ、タケノコ、ピーナッツ
消化管を閉塞させることがあるほか、のどをつまらせることがある
牛乳
牛乳に含まれる乳糖を消化できずに下痢をすることがある
唐辛子、コショウ、マスタードなどの香辛料
内臓に負担がかかり、下痢や消化不良の原因に
じゃがいもの芽
ソラニンによって中毒を起こす危険性がある
柑橘類の外皮
下痢や嘔吐を起こすことがある
もち
のどに詰まらせる危険がある

また、ちくわやハム、ジュースやケーキなど人間用の加工食品は、犬にとって塩分や糖分が過剰です。そのまま犬のおやつにしてはいけないことはもちろん、おやつの食材としても使用しないでください。
チョコレートやキシリトールも、犬の健康を害する危険があるので与えてはいけません。
その他、もし愛犬に治療中の病気がある場合には、動物病院でおやつの材料を相談してから与えてください。

犬のおやつにおすすめの食材

犬のおやつには、味が薄くてカロリーが低く、栄養価が高い以下の食材がおすすめです。愛犬の好みに合うものを見つけてあげましょう。

野菜
じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、小松菜、キャベツ
タンパク質
豆腐、ささみ、マグロ

犬の体にやさしいおやつの調理方法をチェック!

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犬はほとんど噛まずに食べ物を飲み込むため、飲み込みやすい大きさに切ったり、消化しやすい形状にしたりして、犬の胃腸に負担をかけないように調理することが大切です。
食材別に、犬が食べやすいおやつの調理方法をご紹介します。

犬は本来肉食性だったため、肉の消化に適した体をしています。
焼く、ゆでるなどの加熱をきちんとして、食中毒を起こすような病原体への対策をしたうえで与えましょう。また、ゆでることで不要な脂分を落とすこともできます。
また、肉類の調理で気をつけたいのが、切る大きさ。必ず細かく刻んだり、小さく裂いたりして犬に与えてください。愛犬が飲み込める大きさよりも大きなものを与えると喉に詰まらせてしまう危険があるので注意しましょう。

犬には魚の骨を抜いて与えるようにしましょう。タイやサバ、サケ、ブリなどの硬く大きな骨はもちろん、アジなどの骨も喉に刺さることがあるので注意しましょう。イワシのように丸ごと与えたい場合は、圧力鍋などで柔らかくなるように調理します。

野菜

犬は繊維がたくさん残っているとうまく消化できず、胃腸に負担がかかります。
野菜は加熱してやわらかくし、さらに細かく切ったり、すりおろしたり、つぶしたりして、繊維が残らないように調理しましょう。
また、穀物も同様にゆでたりしてやわらかくし、細かく切ったりつぶしたりしてから犬に与えましょう。

果物

犬が果物類の種子を食べてしまうと腸閉塞を起こす危険があるので、必ず種は取り除きましょう。梅、アボガド、桃などの大きな種子は特に危険です。
果物の皮も犬が消化しにくいため、取り除きます。

ご褒美として使えば、しつけの時間を楽しいコミュニケーションの時間にしてくれるおやつ。
もし手作りおやつにチャレンジするときには、正しい知識が必要です。犬の体にやさしい、安全で安心できるおやつを与えてあげましょう。
量や食材、調理法について、わからなければ動物病院で相談してみてもよいでしょう。

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