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本当に必要な犬の防災グッズまとめ。いつものリードは使えない…?!

   2022/07/12

犬のために準備した防災グッズ

愛犬のための防災グッズを準備するときは、「どんな犬にも必要な防災グッズ」だけを準備すればいいわけではありません。愛犬の年齢や性格、健康状態によって、追加で準備しておかなくてはならないものがあるからです。愛犬のことをよく知っていて、愛犬にぴったりの準備ができるのは飼い主さん自身です。「本当に必要な防災グッズ」が何なのか、よく考えて準備を進めましょう。

必ず必要な、最優先の防災グッズ

愛犬のための防災グッズとして大事なクレート
  • 首輪とリード(鑑札、迷子札を装着、予備も必須)
  • 食べ慣れているフードと水(約1週間分)
  • 食器や飲水用品
  • クレート
  • トイレ用品(ペットシーツなど)、処理用品(袋など)
  • ケア用品(ウェットティッシュ、ティッシュペーパー)
  • 混合ワクチンや狂犬病予防注射の証明書
  • 犬の写真
  • 健康手帳など、健康に関する情報と飼い主の情報がわかるもの
  • バスタオル
  • ビニール袋

まずは、命を守るために必要なものを最優先で持ち出せるように準備します。もちろん、人間用に準備した防災グッズと兼用できるものは兼用でもOKです。愛犬用に使用する量を考慮して、多めに準備してくださいね。

リードや首輪は、いつものだけではダメ!

リードや首輪、ハーネスはどんな犬にも必須の防災グッズです。防災グッズとして備えておくリードや首輪は、毎日お散歩に使うリードや首輪とは別に用意してください。

これは、どんな状況であっても、すぐにリードや首輪を準備し、装着できるようにそなえておくためです。

たとえば、大きな揺れでリードをしまっている棚の中がぐちゃぐちゃになるかもしれません。また、地震の揺れで棚の扉があいて、中のものが床に散乱するかもしれません。地震で家具が倒れ、収納していたリードや首輪を取り出せなくなるかもしれません。壁にかけているリードも、激しい揺れで他のものと一緒にどこかに落っこちるかもしれません。

リードは犬の安全を確保するための最重要アイテム。一秒でも早く手元に用意しなくてはなりません。ですから、必ず予備のリードを「防災用」として、他の愛犬用防災グッズと一緒にしておきましょう。きちんと名前を書いておくこともお忘れなく。

準備しておきたい防災グッズ

  • 犬用の服
  • 犬用の靴や靴下
  • ブラシ
  • ドライシャンプー
  • おもちゃ

命を守るためのグッズが準備できているなら、より安全で快適に過ごすために必要な防災グッズも用意してください。ケガを防ぐための靴や靴下、気分転換に使えるおもちゃ、清潔を維持するためのケア用品や服などは、ぜひとも準備しておきたい防災グッズです。

靴や靴下は、普段から履く練習をしておこう

靴を履く練習をしている犬

地震のあとは、足元にガラスの破片やその他の危険物が散乱していることが考えられます。そういったとき、犬用の靴や靴下は愛犬の肉球をケガから守るために役立つでしょう。

しかし、地震が発生してはじめて靴や靴下を履かせようとしても、うまくいきません。いざというときにきちんと役立つ防災グッズは、普段から練習して履き慣れている靴や靴下です。

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犬の性格や健康状態、生活環境によって必要な防災グッズ

  • エリザベスカラー(ネッカー)
  • 療法食
  • マナーパンツやマナーベルト
  • 犬用の防寒具

エリザベスカラーは、普段の生活でも役に立つ

災害時は、飼い主以外の人が愛犬の世話をする状況も考えられます。もしも愛犬が飼い主以外の人に対してひどくおびえる性格なら、スムーズに世話をしてもらうためにエリザベスカラーが必要になります。

また、エリザベスカラーは、犬がケガをしてしまったときに患部をなめて悪化させることを防ぐのにも役立ちます。

さらに、日常生活の中での思わぬケガのときでも、病院を受診するまでになめさせないためにエリザベスカラーは活躍します。愛犬の体にあったものをぜひ用意しておきましょう。

療法食や薬は、災害時、手元に届くのに時間がかかるケースも

愛犬が病気で治療中の場合は、薬や療法食の準備も忘れずに。被災時には必要な薬が手に入るまでに時間がかかる可能性があります。また、療法食も手元に届くまでに時間がかかることが考えられます。

愛犬にあわせて必要な防災グッズをそろえよう

愛犬に本当に必要な防災グッズをきちんと準備しておくことは、愛犬のことを誰よりもよく知っている飼い主さんだからこそできること。ここに挙げたもの以外にも、愛犬に必要なものがあるようならば、忘れずに準備しておきましょう。

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