
防災を意識した愛犬の健康管理のポイント【獣医師監修】
愛犬の健康管理をきちんと行っておくことは、防災の面からもとても大切です。 目次 ①ノミ・マダニ対策は防災準備として必須②…
災害への準備としてマスターしておきたい基本の「しつけ」を5つご紹介します。しつけを日ごろからきちんと行っておくことも、災害に備えた準備として非常に大事なことです。
災害時に大切なことは、日常と異なる環境でペットがどのくらい落ち着いて過ごせるかということ。そのためには、愛犬の「社会化」を十分にしておくことが必要です。
いつ起こるかわからない災害への準備のため、家族以外の人やほかの動物の存在に慣らしておくことが大切です。子犬のうちからできるだけ多くの人や犬に会わせるようにして慣れさせておきましょう。
各地の避難所では、さまざまなペットが家族以外の大勢の人と時間を共にするというシーンがありました。また、ケガをしてしまって入院する、一時的にペットの救護施設で過ごすことになるなど、飼い主さん以外の人がお世話をする必要がある可能性も想定されます。
ただでさえ不安の多い暮らしの中、他のペットが近くで生活していたり、家族以外の人が頻繁に近くを通ったりすることに対して、必要以上に怖がってしまうようでは、愛犬は被災後の暮らしにとてお大きなストレスを感じるようになってしまいます。
人に慣れていない犬は、飼い主以外の人にケガをさせてしまう危険性があります。それだけでなく、たくさんの人がいる避難所での暮らしそのものが犬にとって大きなストレスになることでしょう。
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災害が起こった場所では、大きな音が突然聞こえたり、近くで救急車のサイレンが複数鳴ったりということがあります。また、避難所では、いつもの暮らしでは耳にしないような物音が聞こえます。
このような日常とは違う雰囲気に犬が驚くことは自然なことですが、慣れない音に強い恐怖感を覚える状態だと、犬のストレスはさらに大きくなります。
日ごろから色々な経験を重ねておくことも、災害に対する準備のひとつとなります。いろいろな場所に連れて行くなどして、様々な音に冷静に対応できるように準備しておくと安心です。
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名前を呼ばれたとき、飼い主さんが何かを伝えているということを子犬のうちに確実に認識できるようにしておきましょう。愛犬が自分の名前を呼ばれることが大好きな状態にしておき、名前を呼ばれることで、愛犬自身の気持ちが落ち着く状態にしておくことが大切です。
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「待て」そして「おいで」は、災害等が起こりパニックになった犬が逃げてしまい、危険な方向へ走りだしそうになったときや、人に迷惑をかけそうなときなどに非常に役立ちます。危険な状況を回避したり、犬が人に迷惑をかけたりしないために欠かせないしつけなのです。
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クレートの中が犬にとって落ち着ける場所になっていれば、スムーズに同行避難ができ、避難所でのストレスも軽減されます。普段からクレートに慣れておく準備をしておきましょう。
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ペットシーツを敷いた場所が排泄しても良い場所ということをきちんと愛犬に教えておくことで、災害時でも愛犬の排泄物の管理がしやすくなります。また、お散歩に行けない日が続いても、犬自身がストレスを感じることなく排泄できることは、健康を守るためにも大切です。
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災害への備えとしてのしつけは、決して難しい内容ではありません。基本的なしつけがきちんと犬に浸透していて、いつもと違う環境でもきちんと実践できることがポイントです。基本のしつけが確実にできるかを改めて見直しておき、安心できるペットライフを過ごしましょう。
こいぬすてっぷでは、災害時に備えてマスターしておきたいしつけ、愛犬とのくらしに必要なしつけをわかりやすく月齢ごとにご紹介しています。災害時に備えてもう一度見直していきましょう。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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