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今、確認しておこう。被災時の備えとなる犬のしつけ5選

   2020/08/12

今回は、数あるしつけのうち、災害への準備としてマスターしておきたい基本の「しつけ」を5つご紹介します。しつけを日ごろからきちんと行っておくことも、災害に備えた準備として非常に大事なことです。災害時に愛犬を危険から守り、また、周囲の人たちに迷惑をかけずに落ち着いて行動するための準備として、また、非常時に少しでも愛犬が落ち着いて過ごすことができるための準備として大事なしつけ、愛犬がきちんとマスターできているか、一度見直してみましょう。

被災時の備えとなるしつけ1 社会化

災害時に大切なことは、日常と異なる環境でペットがどのくらい落ち着いて過ごせるかということ。そのためには、愛犬の「社会化」を十分にしておくことが必要です。災害への準備を始めるため、まずは今の愛犬の状況をチェックしてみましょう。

災害への準備として社会化のしつけをしている犬

人と仲良くできますか?

近年日本で起こった大きな災害では、各地の避難所でさまざまなペットが家族以外の大勢の人と時間を共にするというシーンがありました。
また、ケガをしてしまって入院する、一時的にペットの救護施設で過ごすことになるなど、飼い主さん以外の人がお世話をする必要がある可能性も想定されます。

ただでさえ不安の多い暮らしの中、他のペットが近くで生活していたり、家族以外の人が頻繁に近くを通ったりすることに対して、必要以上に怖がってしまうようでは、愛犬は被災後の暮らしにとてお大きなストレスを感じるようになってしまいます。

愛犬は家族以外の人とも仲良くできるでしょうか?
必要以上に警戒してしまったり、人にかみついたり、吠えたり、とびかかったりということはないでしょうか?

人に慣れていない犬は、飼い主以外の人にケガをさせてしまう危険性があります。それだけでなく、たくさんの人がいる避難所での暮らしそのものが犬にとって大きなストレスになることでしょう。

いつ起こるかわからない災害への準備のためにも、家族以外の人やほかの動物の存在に慣らしておくことが大切です。子犬のうちからできるだけ多くの人や犬に会わせるようにして慣れさせておきましょう。

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いろいろな音に慣れていますか?

災害が起こった場所では、大きな音が突然聞こえたり、近くで救急車のサイレンが複数鳴ったりということがあります。
また、避難所でもいつもの暮らしの中では耳にしないような物音が聞こえることもあります。

災害への準備として色々な音に慣れる練習をしている犬

このような日常とは違う雰囲気に犬が驚いてしまうことは自然なことですが、慣れない音に強い恐怖感を覚える状態だと、災害時に感じる犬のストレスもさらに大きくなってしまうでしょう。
ストレスが強い生活が長く続くことで体調を崩しやすくなってしまうこともあります。

日ごろからたくさんの経験を重ねておくことで、犬のストレスの原因になるような事柄を少しでも減らしてあげておくことも、災害に対する準備のひとつです。
普段から、いろいろな場所に連れて行くなどをして、様々な音に冷静に対応できるように準備しておくと安心です。

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被災時の備えとなるしつけ2 名前

災害への準備としてだけでなく、犬にしつけをする際に基本となるもので、一番はじめに教えてあげたいことが「名前」です。

自分にはきちんと名前があり、その名前を呼ばれたときは、飼い主さんが何かを伝えているということを子犬のうちにしっかり認識させてあげましょう。
愛犬が自分の名前を呼ばれることが大好きな状態にしておき、名前を呼ばれることで、愛犬自身の気持ちが落ち着く状態にしておくことも大切です。

名前をきちんとわかっている犬

災害時には、犬と離れ離れになってしまうということがあり得ます。
犬が迷子になった時は犬の名前を呼んで探すことになるでしょう。犬自身が飼い主さんから呼ばれているということに気がつくことができるように、ぜひ愛犬の名前はしっかりと教えてあげましょう。
普段の生活の中で、犬の名前を呼ぶと反応してくれる、呼べばそばに来るという状態に準備しておきましょう。

また、普段から「名前を呼んで叱らない」ことを徹底しておきましょう。ほめる時、優しくスキンシップをとる時、といったように、犬がうれしい気持ちになる時に名前を呼ぶようにしてください。そうすることで、ストレスがたまりがちな災害時でも、飼い主さんに名前を呼ばれることで気持ちが落ち着くようになります。

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被災時の備えとなるしつけ3「待て」と「おいで」

「待て」と「おいで」のしつけは犬のしつけの中でも基本的なものですが、災害のときにも大変重要なコマンドになります。しっかりと練習して準備しておきましょう。

災害への準備としてのしつけがきちんとできている犬

「待て」そして「おいで」は、災害等が起こりパニックになった犬が逃げてしまい、危険な方向へ走りだしそうになったときや、人に迷惑をかけそうなときなどに非常に役立ちます。危険な状況を回避したり、犬が人に迷惑をかけたりしないために欠かせないしつけなのです。

災害時は周囲の音に邪魔されて飼い主の声が犬に届きづらいケースもあるかもしれません。
例えば飼い主さんが犬に向かって両手いっぱいに広げたら「おいで」の合図というように、ジェスチャーだけでも意味が分かるように準備しておくとなお良いでしょう。

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被災時の備えとなるしつけ4 クレートトレーニング

災害のための準備として大切なクレート

災害が起こり、「すぐに避難しなければ」という時、犬がクレートになかなか入ってくれなければ、それだけ避難するまでに時間がかかってしまいます。
また、災害時のペットに対する対応は各自治体によって異なりますが、「ペットは人間の避難施設の外で、各々クレートの中で過ごす」というケースが少なくありません。

クレートの中が犬にとって落ち着ける場所になっていることで、スムーズに同行避難ができるようになり、避難所でのストレスも軽減されます。普段からクレートに慣れておく準備をしておきましょう。

病院に行く時だけ犬をクレートに入れているということはありませんか?
クレート=嫌な場所に行くという思いがあると、犬はクレート嫌いになりやすいもの。ドッグランなど楽しいお出かけのときにも積極的にクレートを使うことで、「移動=クレート」だと理解してくれるようになります。
少しでも早く安全な場所に移動することで、飼い主さんと愛犬の安全を守り、また、避難所での生活が必要になったとしても、避難所生活が少しでも落ち着いて過ごせるように、「クレートの中は安心できる場所」だと教えてあげることが大切です。

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被災時の備えとなるしつけ5 トイレ

災害に備えてトイレのしつけができている犬

災害が起こったときの避難所生活の中で大きな問題となるのがトイレ環境です。

ペットのおしっこシートを敷いた場所が排泄しても良い場所ということをきちんと愛犬に教えておくことで、災害時でもきちんと愛犬の排泄物の管理ができるようになります。また、お散歩に行けない日が続いても、犬自身がストレスを感じることなく排泄できることは愛犬の健康を守るためにも大切です。

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愛犬を守るため、災害への大事な準備「しつけ」を見直そう

災害はいつどこで起こるか分かりません。災害に備え、普段から愛犬の健康管理をしておくことはもちろん、首輪に迷子札を付けておくこと、排泄袋など犬用の防災グッズの準備、マイクロチップの装着といった準備が欠かせません。またそれと同時に、しっかりとしたしつけをしておくことも大変重要なのです。これは、難しい内容のしつけが必要ということではありません。基本的なしつけがきちんと犬に浸透していて、いつもと違う環境であってもきちんと実践できることがポイントです。万が一のときに、飼い主さんも犬も冷静に行動するためにも、普段からの準備が鍵になります。基本的なしつけがきちんとできているかをもう一度見直して、安心できるペットライフを過ごしましょう。

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