
おうちで遊ぼう♪かわいい子犬ちゃん達がお手本!オススメ遊び方4選♪
愛犬と外で思いっきり遊べない飼い主さん必見!室内で体や頭を使って遊べる方法をご紹介します。おなじみの遊び方でも、おもちゃ…
コングは、その素材、形、仕組みのすべてに、犬にとっての魅力がぎっしり詰まった知育おもちゃ。一緒に遊ぶ時だけでなく、ひとり遊び用のおもちゃとしても使える上に、しつけやケアの場面でもコングは大活躍!子犬にこそどんどん活用してきいきたい超優秀なおもちゃなのです。
※しつけに使える「知育玩具」はコング以外にもたくさんあります。子犬が頭を使って中に入ったフードを取り出して楽しむおもちゃがお手元にあれば、しつけやケアにどんどん活用しましょう。
コングは、1976年に誕生した犬のおもちゃで、特に知育玩具として有名です。愛犬の噛み癖に悩んでいた創設者のジョー・マーカム氏が、車の整備中に、ゴム製の車のパーツで愛犬が遊ぶ姿を見てひらめいたというコング。それから40年以上もの間、世界中の犬と飼い主さんに愛されてきました。
1.素材が天然ゴム
良質な天然ゴム製で硬く、犬にとって噛みごたえがある。丈夫で壊れにくい
2.形が均一ではない
独特な形が子犬を虜にするポイント。ボールと違い、放り投げたときに予測できない方向にバウンドする
3.中にフードが詰められる
子犬がフードを取り出そうと試行錯誤。体だけでなく頭を使った遊びも楽しめて、高い満足感が得られる
これらの特長は、どれも子犬の狩猟本能を刺激するものばかり。子犬を夢中にさせて、欲求を満たす工夫が詰まっているのです。
コングを使って愛犬に「噛む」遊びを思う存分楽しませてあげましょう。ひたすらコングを噛ませてあげればOKです。
子犬の時期は歯の生え変わりなどで、歯茎がむずがゆいことによる「噛みたい」「かじりたい」という欲求がとても強いもの。また、犬には本来、「獲物を噛む、物をかじる」習性があり、この欲求は成犬になっても続きます。
子犬は「噛みたい」という欲求を満たせないと、家具や日用品、人の手を噛むことで欲求不満を解消しようとします。ですから、いくらでも噛んでいいおもちゃを与えることはとても大切なことなのです。
コングは天然ゴム製でかじりがいがあるのはもちろん、硬さとサイズのバリエーションがとっても豊富です。愛犬にぴったりのものを選んであげてくださいね。
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コングを投げて愛犬に追いかけさせてみてください。コングは、丸いボールと違って、投げると予測不能な方向にバウンドします。この投げるたびに変わる動き方が、犬の狩猟本能を刺激して飽きさせません。「獲物を追いかけて捕まえる!」という本能を刺激する遊びで、運動不足とストレス発散させてあげましょう。
この遊びは、まだワクチンが完了していなくて、外で遊ぶことのできない子犬におすすめ。また、雨の日でも、室内で、コングを使った追いかけっこ遊びをすれば、運動不足解消、ストレス発散できるはずです。
ぜひ飼い主さんも子犬と一緒になって、思い切り楽しんでくださいね。ついつい夢中になってしまいがちなので、遊ぶときは安全確保と近隣住民の方への配慮をお忘れなく。
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コングの中にフードを詰めて与えてみましょう。この遊びでは、中のフードを取り出すために、愛犬がコングをなめたり、噛んだり、持ち上げて落としてみたり、放り投げたりと試行錯誤します。そんな愛犬の姿を観察するのもとても楽しいものですよ。
最初はなかなかうまくいかなくても、繰り返しているうちに子犬は中のフードを取り出すコツを少しずつつかんでいきます。「そんな出し方をするのか!」と驚くような方法を披露してくれるかもしれませんよ。
コングでは、フードの詰め方によって遊びの難易度が変えられます。例えば、ドライフードだけを詰めた簡単なものから、ふやかしたフードをギュッと詰め込んだり、コングごと凍らせてフードを取り出しにくくしたりしたものなど。愛犬の様子やコングを使う時の状況によって難易度を変えると、愛犬も飽きずに楽しめます。
難易度の高い詰め方にチャレンジすることで、長時間ひとりで遊ぶことができるのも大きなポイントです。
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お気に入りのフードを入れたコングを探す「宝さがしゲーム」も、コングを使ったとっても楽しい遊びです。最初は愛犬の目の前でコングを隠し、見つけたら中のフードを食べさせます。次第に、見えない場所でコングを隠し、犬の嗅覚だけで探させるようにしましょう。
他にも、2つのコングを用意して片方だけにフードを入れ、愛犬の目の前で布をかけて隠し、愛犬がフード入りのコングを探し当てる遊びも楽しいですよ。
コングを使った「宝探しゲーム」は飼い主さんと一緒に楽しめて、愛犬の狩猟本能も満たすことができます。愛犬のストレス発散にも最適ですので、雨などで散歩ができない日にぜひチャレンジしてみてください。
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コングは、子犬に「ハウス」や「バッグ」を教える時に役立ちます。
「ハウス」はクレートやサークル、「バッグ」はキャリーバッグの中に自ら入り、中で愛犬が落ち着いて過ごすためのしつけのこと。子犬がクレートやサークル、キャリーバッグの中に入った時に、フード入りのコングを与え、夢中になって遊んでいる間に扉や蓋を閉めてみます。その後、子犬が遊んでいる間にまた、扉や蓋をあけて子犬を褒めてあげましょう。
中で大好きなコングで遊ぶことで、子犬にとってサークルやバッグが楽しい場所となり、中に入ることへの抵抗がなくなります。
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コングは、子犬が留守番をうまく過ごすためのアイテムとして大活躍します。フードをギュッと詰めるなどして少し難易度を上げておけば、子犬が試行錯誤しているうちに時間が過ぎ、留守番が「楽しい遊びの時間」になります。しかも、頭を使って遊んで、お腹も満たされた満足感があれば、留守番の間を眠って過ごすことにもつながります。
もちろん、留守番の練習の段階からコングは活用できます。最初は、子犬がフードの詰まったコングに夢中になっている間に、飼い主さんが部屋を出て、すぐに戻ってくる間、静かに待っていられた子犬を褒めることからのスタート。大好きなフードが詰まったコングがあれば、長い時間子犬が夢中になってくれるので、飼い主さんの不在を気にせずに遊んで過ごすことに成功しやすいのです。
留守番の練習については「こいぬすてっぷ」の本編生後8ヶ月編でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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フード入りのコングに子犬が夢中になっていれば、手足の先や口元、お尻周りのような、犬が触られることを嫌がりがちな部位でもスムーズに触りやすくなります。これができるようになっておくことは、日々のお手入れを快く受け入れられるようになるために非常に大切です。
子犬の体中を触ったり、ブラッシングなどのお手入れをする時には、大好きなフードを詰めたコングを愛犬の口元に固定し、褒め言葉をかけながら行いましょう。
最後に嫌な印象で終わらないように、子犬がコングで一生懸命遊んでいる間にお手入れはおしまいにしてしまってくださいね。
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コングは子犬の本能的欲求を刺激し、子犬が夢中になれるおもちゃです。まずはとにかく、コングを使って子犬とたくさん遊びましょう。コングが大好きにならばなるほど、遊びの幅も広がりますし、しつけやケアにもどんどん使えるようになりますよ。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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