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犬が拾い食い!危険なNG行為ととるべき対応【獣医師監修】

   2020/02/11

ふと気づいたら愛犬が拾い食いをしていた…。そんな経験はありませんか?愛犬に拾い食いの癖があり、いつ何を食べてしまうかと、ドキドキしている方もいるでしょう。また、BBQなどのイベントを楽しんでいたら、落ちていた食材を愛犬がパクリ…なんてこともあるかもしれません。愛犬の命を守るためにも、マナーとしても、犬に拾い食いをさせないことはとても大切です。でも犬にとって魅力的なものが落ちていたら、それを口にしたくなるのは自然なこと。きちんとしつけをしているつもりでも、ほんの一瞬のスキに犬が拾い食いをすることはどんな犬でも起こりえます。愛犬の命を守るため、犬が拾い食いをしたときにしてはいけない行為と、とるべき対応を知っておきましょう。

拾い食いをしている犬

犬が拾い食いをしたときにしてはいけない!NG行為3つ

拾い食いして飲み込んだものを無理やり吐かせようとする

拾い食いをしてすでに飲み込んでしまったものを吐かせようとするのは非常に危険です。
拾い食いをした犬に水を大量に飲ませる、塩水を飲ませる、牛乳を飲ませる、などは絶対に行わないでください。
拾い食いしてしまった犬の足を持ち上げ頭を下にして吐かせるなど、もってのほかです。

拾い食いをした犬

拾い食いしたものを自宅で無理に吐かせようとすると、吐き出したものをのどに詰まらせる可能性があります。また、吐いたものを吸い込んでしまい、肺炎を起こす危険性もあります。
そのほか、食道や口の中をただれさせてしまうような薬物や化学物質であったり、鶏の骨などのように、食道や気道を傷つけてしまったりするような鋭利なものの場合もやはり非常に危険です。

こういった理由から、愛犬が拾い食いしたものを自宅で吐かせることは絶対にしないでください。

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拾い食いをしようとしてくわえているものを無理やり取り返そうとする

拾い食いをしようとしている、もしくは拾い食いをしているところを発見して、焦って愛犬を追いかけたり、「だめー!」などと大声をだしたり、無理やり犬の口に手を入れて取り返そうとしたりはしていませんか?

飼い主があわてて愛犬が拾い食いしているものを取り返そうとすると、「とられる!」と思った犬はくわえていたものをゴクリ!と飲み込んでしまうかもしれません。

飼い主が慌てれば慌てるほど、愛犬にとって今くわえているものが魅力的な物になるでしょう。
すると犬は、大事な宝物をとられるまい!と守ろうとするはず。時には拾い食いをしたものを守るため、飼い主に噛みついたりするかもしれません。

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拾い食いした犬を叱りつける

拾い食いをして叱られる犬

犬にとって魅力的なものが落ちているとき、それを口にしてみるということは、犬にとっては「自然な行動」です。
ですから、拾い食いをしてしまった愛犬を叱りつけることは決してしないでください。

拾い食いをしてしまった犬を叱るのではなく、拾い食いをした愛犬の命を守るためにすぐに必要な対応をとること、二度と拾い食いをさせないために、飼い主がより一層気を配ることが大切なことです。

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犬が拾い食いをしたときにとるべき対応

犬が拾い食いをしたことがわかっら時点ですぐに動物病院に相談する

拾い食いしたものが何であったとしても、すでに飲み込んでしまっている場合には、家庭でできる治療法はありません!
まずはかかりつけの動物病院へ連絡をとり、判断を仰ぎましょう。

拾い食いをしてのみこんでしまった犬

動物病院へ相談するときには、必要な情報を落ち着いて伝えられるように、次の項目をメモして手元に用意するなどして連絡しましょう。

  • 愛犬の犬種と体重
  • 拾い食いをしたもの
  • 拾い食いをした量
  • 拾い食いをした時間

ついついあせってしまいがちですが、あわてずに落ち着いて伝えることが大切です。

動物病院を受診すると、拾い食いをしたものの種類と経過時間などにより、吐かせるための処置をする、解毒処置をする、などの治療を行います。場合によっては、全身麻酔をかけ、内視鏡で拾い食いをしたものを取り出したり、胃の中を洗浄したりといった処置、さらには手術で胃や腸から拾い食いをした異物を取り出すことが必要になることもあります。

拾い食いをしたあと様子を見ている犬

病院で吐かせるのなら家で吐かせたほうが早いのでは?と考える方もいるかもしれませんが、家庭で吐かせようとすることは非常に危険です。絶対に行わないでください。

まずは、動物病院に連絡して拾い食いをしたことや必要な情報を伝え、自宅で様子を見ていいのか、それとも受診したほうがいいのか、指示を仰ぎましょう。

拾い食いをしたあと、こんな状態の時はすぐに動物病院を受診して!

拾い食いをした犬に次のような症状があるときには、迷わずすぐに動物病院を受診してください。

  • 嘔吐や下痢をしている
  • ぐったりしている、元気がない
  • 苦しそう
  • 痙攣している

そのほか、拾い食いをしてしまった犬の様子がいつもと違うと感じたら、躊躇せずに動物病院を受診しましょう。

このときも、拾い食いをしたものと量、時間がわかるようならば必ず記録して動物病院で伝えてください。食べ残したものがあるならば持参するとよいでしょう。また、家で嘔吐をした場合には、吐いたものももって受診することをおすすめします。

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拾い食いをしたものをまだ口にくわえているなら、うまく離してもらう

拾い食いをしている最中の犬

時には、拾い食いをしている瞬間を見つけることもあるでしょう。
そんなときは、いつもと変わらぬ様子でさりげなく愛犬に近づいて、「ちょうだい」と言いながら、お気に入りのフードやおやつを口元に近づけてみてください。フードにつられて自ら口をあけてくれたら、すぐに拾い食いしていたものを片づけましょう。

このとき、決して大きな声をだしたり、拾い食いをしようとしてる犬を叱ったりはしないでください。何事もなかったように、さりげなく近づき、さりげなく片づけてしまうことが大切です。

すでに飲み込んでしまったものがあるかもしれませんので、愛犬から見えない場所で拾い食いをしていたものを確認し、すでに食べてしまったものがあるようならば動物病院へ相談するようにしてください。

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拾い食いにそなえて「ちょうだい」をマスターしよう

散歩の練習や、食生活の見直しなど、拾い食いをさせないための対策をしておくことはとても大切。それでも、犬にとって魅力的なものを拾い食いしてしまうことを完全に避けることは難しいかもしれません。万一の拾い食いにそなえ、愛犬が食べてはいけないものをくわえているときにそれを離すことができるように「ちょうだい」を練習しておきましょう。

※散歩中の拾い食いを防ぐしつけについてはこちらの記事でご紹介しています。
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こいぬすてっぷでは、「ちょうだい」の練習について詳しくご紹介しています。ご興味のある方はぜひお問合せください。

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