
愛犬が人を咬んでしまったとき、必ずするべき4つのこと
愛犬が人を咬んでしまったときには、必ずするべきことがいくつかあります。今回、東京都の「動物の愛護および管理に関する条例」…
犬に服を着せるときに、不適切な着せ方をしていると事故やケガ、病気の元になることもあります。今回は、犬に服を着せる時の注意点についてです。
犬に服を着せる時には、四肢の付け根の部分のサイズ感には特に注意をしてください。きつすぎると、歩くたびにこすれて擦り傷や皮膚炎につながります。
冬に防寒を目的として着せる服の場合は、体にフィットしていたほうが隙間風も入りませんし、温かな空気が外に逃げることもなく、保温性は高まるでしょう。
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ちょっと袖が長すぎるから…と、犬の服の袖口まくったり折り返したりして輪ゴムで止めることはしないでください。
締め付けによる不快感やケガの原因となります。そのうえ、服を脱がせたあとに輪ゴムを外し忘れると、時間とともに輪ゴムが食い込んでいき、大けがにつながります。
犬に服を着せるとき、リボン、ボタン、金属をはじめとした装飾品には細心の注意が必要です。誤食につながるおそれがあるからです。
また、重さがあったり、ボタン同士やボタンとリードや首輪が当たってカチャカチャ音がなったりするようなものは、犬が不快に感じるかもしれません。
着脱に必要なボタン類を除き、装飾品は必ずしも必要なものとはいえません。装飾品のついた服を着せるのであれば、容易にとれてしまわないか、犬の動きを妨げないかを必ず確認してください。
特に、犬がまだ服に慣れていないうちは、気にしてかじってしまうことが多々あります。できるだけシンプルな服を選ぶほうがよいでしょう。
最近では、機能性の高い犬用の服がたくさんあります。体温調節には、十分気を付けましょう。
防寒着については、着せることで逆に暑くなりすぎないように注意しなくてはなりません。暖かい服を着ていることで犬が体温を外に逃がすことができずに、かえって熱中症になることも考えられます。
犬が服を着た状態で運動したり、散歩の後そのまま暖房の効いた屋内に入ったりしたときには、必要に応じて服を脱がせるようにしてください。
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犬が服を着ることを嫌がるようならば無理強いしないでください。犬が服を嫌がる時には、服を着ることが不快なのかもしれません。犬が不快に感じていることを飼い主さんが無理強いすることは、犬との信頼関係を損ねます。
それでも紫外線対策や防寒対策などで服を着せてあげたい…という場合は、服のサイズ、素材や形を変えてチャレンジするとうまくいくこともありますよ。
犬に服を着せると、どうしても被毛がこすれ、毛玉やもつれが発生しやすくなります。脱いだらブラッシングする習慣をつけましょう。
皮膚や被毛の健康を考えると、基本的には手術後の術創の保護やケガをした部位の保護といった特別な事情がある場合を除いて、犬に服を着せっぱなしにすることはおすすめできません。
特に服を着る必要のない場面では、服を脱がして、蒸れを逃がし、さらにブラッシングすることで清潔で健やかな皮膚を保ちましょう。
犬に服を着せるうえで特に注意するべきことは、着心地がよく、安全なものを選ぶこと。服を着せるとかたまってしまって動かなくなる…などという状態では犬は服を不快に感じているかもしれません。犬の服はうまく活用することで被毛の飛散を防いだり、体温調節を助けたりととても役立ちます。愛犬の様子を見ながら、快適、安全に楽しんでくださいね。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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