
看板犬&モデル犬修行中♡チワワのフィナちゃん(4か月)♡
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猫と暮らしているご家庭に子犬をお迎えした場合、 同じ空間で仲良く過ごせるようになるには、時間をかけてうまく慣れせてあげる必要があります。
お迎えする子犬が社会化期やその直後くらいの月齢であれば、先住の猫や飼い主さんとおうちで楽しい時間をたくさん共有することで、子犬はどんどん慣れて猫と人との暮らしになじんでいってくれます。
一方、すでに社会化期を過ぎている先住猫は、子犬との暮らしに慣れるのに少々時間がかかるかもしれません。
社会化期とは、身の回りの色々なことをとても柔軟に吸収できる時期。犬同士、猫同士だけでなく、一緒に暮らす人間や異種の動物との絆を築くのに最も適した時期です。一般的に猫は生後2ヶ月くらいまで、犬は生後3か月くらいまでが社会化期にあたり、それを過ぎると徐々に慣れるのに時間がかかるようになっていくのです。
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まずは前から飼い主さんが一緒に暮らしている愛猫にストレスがかからないような配慮をしましょう。
猫にとって子犬がうっとうしく、ストレスのかかる存在になってしまうだけではありません。子犬にとって、猫を追いかけまわすことが楽しい遊びとなり、ますます猫が子犬と仲良くするのが難しくなっていくおそれがあるからです。
子犬と猫とが同じ空間で過ごすのは、子犬と飼い主さんで遊びや散歩を思い切り楽しんでエネルギーを十分に発散して、ほどよく疲れたタイミングがよいでしょう。子犬と猫、飼い主さんでゆったりした時間を一緒に過ごし、一緒にフーどを食べたり、順番に体を撫でてあげたりといった穏やかな関わり合いからはじめるのがよいでしょう。
穏やかな時間を一緒に過ごし、子犬と猫がお互いに良い印象を持てるようすれば、少しずつ良い関係が築けていけるはずです。子犬と猫がお互いを危険な存在、うとましい存在ではなく、安心できる存在だと感じられるようにするのがポイント。そうして、猫と子犬との距離が少しずつ近づいていくのを気長に見守ってあげましょう。
子犬が猫を追いかけそうなら、念のためあらかじめリードを装着しておきましょう。それでも子犬が猫を追いかけるなら、飼い主さんと子犬で遊びを再開して、時間をあらためて猫との時間を作りましょう。
子犬が先住猫のことを怖がる場合も、決してむりにお互いを近づけようとはしないでください。
子犬が猫嫌いにならないためには、トラウマを与えないことが大切です。まずはケージ越しや遠くから猫の姿を見せるだけからスタートしましょう。また、猫のそばでは飼い主さんが抱っこをしてあげるなどして安心させながら、少しずつ距離を縮めていくようにしてあげてください。
お互いが安心して過ごせるように、少なくとも寝る場所や食事をする場所、トイレは別の空間を用意してあげましょう。ひとりになりたいときにはいつでもひとりになれるような安全地帯を用意しておくことが大切です。
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愛猫と飼い主さんと子犬とで楽しく穏やかな時間をたくさん過ごして、それぞれが安全安心な存在であることを実感できるようにし、少しずつ慣らしてあげましょう。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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