
犬にトマトを与えるときの注意点【獣医師監修】
完熟したトマトは、健康な犬であれば食べても問題ありません。とはいえ、犬にトマトを与えるときにはいくつか気を付けておくべき…
今回の記事では、愛犬と一緒に楽しめる春の食材についてご紹介します。与え方のポイントに気をつけて、おいしく春の味覚を楽しみましょう。
キャベツは犬が生で食べても特に問題のない野菜です。特に春キャベツは柔らかなので、生のままでも食べやすいでしょう。
ただし、キャベツは食物繊維が豊富なので、生で与える場合には、葉の部分を細かく刻むか、フードプロセッサーでペースト状にしてから与えることをおすすめします。
また、食物繊維が豊富なため、急にたくさん食べると軟便や下痢になることもありえます。与えすぎに注意して、ドッグフードのトッピングに少し加える程度にとどめましょう。
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セロリも健康状態に問題のない犬であれば、食べても大丈夫な食材です。ただし、セロリの茎の部分はスジが多く、消化不良の原因にもなってしまいがち。犬に与えるときにはスジを取り除くか、ごく細かく刻むか、茎を避けて葉だけを与えるとよいでしょう。
ただし、セロリの独特の香りが苦手な犬もいます。栄養のためにセロリは必ず食べさせなければならないわけではありませんので、飼い主さんが愛犬にセロリを食べさせたいと思っても、犬が嫌がる場合は無理に食べさせることはやめましょう。
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腎臓病や心臓病、アレルギーや尿石症といった持病のある犬や投薬中の犬、普段療法食を食べている犬の場合、野菜を食べさせることで症状が悪化することがあります。
病気療養中の犬の場合は、食べさせる前に、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
子犬や高齢犬は胃腸の働きが弱いことが多いため、食べたことがない食材を与える場合や、消化の際に胃腸に負担のかかる食材を与える場合は慎重に。
事前に獣医師に与え方について相談しておくのも一つの手です。
はじめての食材を与えるときは、何かあった場合でもすぐに動物病院が受診できるよう、診療のある日の午前中に与えることをおすすめします。
特に、体調に不安がある場合は、はじめて食べる食材は与えないほうが無難です。
春の食材を一緒に楽しむには、与えるときの注意点をしっかり守って、安全に与えてあげてくださいね。不安や疑問がある場合には、与える前にかかりつけの獣医師に相談してみましょう。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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