
犬が食べられる夏の果物3選と絶対NGの果物【獣医師監修】
夏の果物の中には、犬が食べることのできるはいくつかあります。その一方で、犬が決して口にしてはいけない果物もあります。今回…
海苔は、健康状態に問題のない犬が少量食べる程度であれば、大きな問題はありません。ただし、犬への海苔の与え方には注意点がいくつかあります。
愛犬に海苔を与えたい場合は、少量をドッグフードのトッピングとしてたまに与える程度がおすすめ。フードのトッピングで少量だからといって、毎日与えても良いわけではありません。栄養が偏らないように、ほかの食材とローテーションして登場させるようにしてください。
海苔には、カルシウムやリン、マグネシウム、鉄、ビタミン類などが豊富に含まれます。しかし、犬の場合は、総合栄養食と呼ばれるドッグフードを食べている限りは、海苔を栄養補給を目的として与える必要はありません。
それは、総合栄養食と記載されたドッグフードは、犬の健康を維持するための栄養素が計算されて含まれているから。海苔を与えすぎることでかえって栄養の偏りが生じてしまうこともあるのです。
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犬に海苔を与えるのであれば、小さく刻むか手でちぎって与えてあげてください。水であらかじめふやかして、フードに混ぜ込むのもひとつです。
大きなサイズの海苔は、食べているときに犬の上あごやのどに貼り付いてしまうことがあります。海苔が大きく、貼り付いた場所が悪い場合は、犬の呼吸を妨げてしまうリスクもあります。
犬に海苔を与えたいのであれば、焼き海苔のような味の付いていないものを選びましょう。または、犬用のおやつとして作られているものを選びましょう。
甲状腺の持病がある犬には、海苔を与えないことをおすすめします。海苔だけでなく海藻類を与えたいときには、かかりつけの獣医師に相談してからにすると安心です。
持病があったり、普段療法食を食べたりしている犬の場合は注意が必要です。
例えば、海苔にはカリウムが豊富に含まれ、腎臓や心臓に疾患のある犬の場合は、病状を悪化させてしまうおそれがあります。持病がある犬や投薬中の犬など、病気療養中の犬の場合はかかりつけの獣医師に、事前に相談することをおすすめします。
海苔は、健康な犬であれば食べることのできる食材。たまにドッグフードのトッピングとして、少量与える程度で楽しむようにすることをおすすめします。
こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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