
シニア犬の食事にしてあげたい4つの工夫【獣医師監修】
シニア犬になってくると、食欲が落ちたり、食べムラが出たり、うまく食事をとりにくくなったりといったことがよくあります。今回…
愛犬と長く安心して暮らすには、家庭内での事故を防ぐようあらかじめ対策をとっておくことが大切です。
ベッドやソファーに上らせないようなしつけが必要です。子犬であれば、ベッドやソファに上るという経験をそもそもさせないようにしてください。それでものぼってしまったら必ず抱いて降ろすようにしてください。
また、ベッドや高さのあるソファの部屋には出入りできないようにするのもひとつ。そのほか、ソファを低いものに変えたり、ソファにスロープやステップを設置したりといった対策をとってみましょう。
特にチワワやトイプードル、ポメラニアン、イタリアングレイハウンドといった小型犬種は、ソファやベッドのような人にとって「ちょっとした」高さの家具からジャンプした際に、着地に失敗したり落下したりして、四肢の骨折をしやすい傾向があります。確実な対策をとりましょう。
階段にはゲートを設置して、自由に階段を上り下りできないようにしておく必要があります。
そもそも、集合住宅のベランダは「共有部分」であるケースがほとんど。犬を放してはいけません。必ず網戸などをしめ、愛犬が自由にベランダに出ることがないようにしておきましょう。
窓からの落下にも気を付けなくてはなりません。網戸はきちんとしめて、窓に前足をかけた拍子にうっかりあくことがないようにしてください。
愛犬を抱っこしているときに落下してしまうケースもあります。愛犬を抱っこするときは、お尻と後ろ足をしっかり支えるようにして抱きましょう。
お子さまが抱っこするときには、必ず大人が付き添うようにしてください。抱っこしているときには立ち上がらず座ったままでいるように、抱っこした状態で突然大きな声を出さないように、などとお話しておくことも大切です。
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犬が大好きなこどもに絶対に教えておきたい大切なこと
家庭内では、誤食による事故が多発します。まずは私たちの身の回りには犬が口にすると危険なものがたくさんあることをきちんと認識しておきましょう。
犬が口にすると危険なものには、次のようなものがあります。
室内の整理整頓を徹底し、口にすると危険なものは愛犬の届かないところに収納しましょう。 キッチンに入らないようにゲートを設置したり、ふた付きのごみ箱にするなどの対策も大切です。
室内で電気のコードやコンセントをかじる癖がある愛犬は、感電を起こすおそれがあります。
電気のコードをかじらないようしつけをしてください。また、電気のコードは愛犬の目につかない場所に配線し、コンセント部分にはカバーをつけるようにしてください。
アイロンがけは、愛犬をハウスに入れてから行なうようにしましょう。ストーブを使用するときには必ずストーブガードを使用しましょう。暖房器具の種類を見直すのも有効です。
キッチンでは熱湯がかかったり、熱いものが落ちてきたりといった事故の危険があります。キッチンに自由に入れないようにするゲートは必須です。
愛犬の頭上や体の上に物が落ちてきたり、風で閉まった扉に愛犬が挟まったりといった事故も起こります。
愛犬の目線にあわせて室内を確認し、落下しそうなものがないようにしてください。また、扉は必ずドアストッパーで固定し、犬が立ち入ってはいけない部屋の扉は必ず閉めておきましょう。
愛犬との暮らしでは「これくらい大丈夫だろう」というちょっとした油断が命に関わるような事故につながります。予測できる事故はきちんと防ぎ、安全に楽しく暮らしましょう。
こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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