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子犬が噛む…3つの理由としつけ方

   2019/12/09

子犬が色々なものを噛むのを見ると、このまま成犬になって大丈夫なのかな…、と心配になりますよね。子犬のしつけがうまくいかないと「自分のしつけ方が悪いから直らないのでは?」と考えてしまう飼い主さんは少なくありません。でも、安心してください。子犬が噛むのは、しつけが悪いからではありません。もちろん子犬も悪くありません。ここでは、子犬が噛む3つの理由に注目したうえで、子犬の噛み癖へのしつけについて解説します。

子犬が噛む3つの理由

子犬が噛むことが大好き。それは自然なことです。子犬の頃に何かを噛むことは、子犬が健康に成長するうえで欠かすことのできない行動なのです。 それを無理やりやめさせることは、子犬にとって幸せなこととは言えないでしょう。

子犬が噛むことに悩んで様々なしつけをする前に、まずは愛犬がなぜ噛むのか、その理由を知りましょう。

子犬が噛む理由① 歯がかゆい

子犬が噛んでいたおもちゃに血がついていたり、ごはんが食べづらそうだったりしませんか?

生え変わりの時期の子犬は歯茎がかゆくて物を噛むこともある

犬種によっても違いますが、子犬の歯は生後4~6ヶ月ごろになると永久歯へと生え変わります。生え変わりの時期は歯がぐらついたり、歯ぐきにかゆみがでたりするため、子犬は硬いものを噛みたいと感じます。

そのため多くの子犬は、目にうつるものをなんでも噛むことで、無意識に口の中の違和感を解消しようとするのです。

通常、歯の生え変わりは1歳までに終わります。そのため、歯の生え変わりによる違和感で噛むような場合は、成長とともに収まっていくことが多いです。

子犬が噛む理由② 遊びたいから

子犬は、飼い主にかまってもらいたい、甘えたいという気持ちの現れで噛むことがあります。また、噛むこと自体が子犬にとって楽しい遊びにもなります。そのほか、人間の赤ちゃんと同じで、色々なものを噛むことによって、その感触などを確認し、学んでいます

「遊んで!」と言わんばかりに子犬が足やズボンのすそを噛んできた時に「はいはい」とかまってあげたり、「やめてー」などと服のすそを引っ張り返したりしてはいませんか?

こういった飼い主の反応は、子犬にとって噛んだことに対する報酬となっているかもしれません。すると、子犬は「噛んだら遊んでもらえる!」と理解して、さらに頻繁に噛んでくるでしょう。

子犬が噛む理由③ 身を守るため

歯磨きやブラッシング、おふろや耳掃除などの日常のケアは、多くの子犬にとって嬉しくない行為。また、撫でられることが苦手な犬もいます。

特定の場所を撫でようとすると、振り向いて甘噛みしてくることはありませんか?これは「やめて」のサインかもしれません。
「振り向いて触られている場所を見ようとする」「しきりにあくびをする」といった、犬がストレスを感じているようなしぐさに注目してみましょう。こういったしぐさのあとに噛んでくる場合は、愛犬が自分の身を守るために、「やめて!」という気持ちを「噛む」という行動で表しているかもしれません。

そのほか、顔の上から急に出された手に噛みつくのも、恐怖を感じた子犬が自分の身を守るためでしょう。さらには、カミナリや破裂音などの大きな音も恐怖の対象。色々な刺激に対する経験の浅い子犬のうちは、何が自分を怖がらせているのかが分からずパニックになってしまうことがあります。ブルブル震えるなどおびえた様子があるときは十分気を付けてあげてください。過度なストレスや恐怖を感じた子犬は、自分の身を守るために攻撃的になり、人や物を噛むことがあります。

噛むのが好きな子犬のしつけのポイント

噛むことを禁じるのではなく、噛んでよいものだけを噛むように導く

子犬には「噛むことをやめさせる」のではなく、「噛んでもよいものを噛む」ように導いてあげましょう。これが、噛み癖のある子犬へのしつけの目標です。

噛んでよいものを噛むように導くことがポイント

子犬が色々なものを噛むのが自然なことで、 しつけが悪いわけでも、子犬が悪いわけではありません。 とはいっても、人への噛み癖は大きな問題となることもありますし、日用品を何でも噛まれるようでは困ります。ですから、「噛んでよいものを噛む、噛んではいけないことは噛まない」ということを丁寧に教えてあげましょう。

深刻な噛み癖は専門家への相談も視野に

飼い主がけがをするほどに噛む、愛犬のことを怖いと思ってしまうほどに噛む…そういった場合には、家庭でのしつけで対応することが難しいケースもあります。

こちらの記事を参考にしたうえで、決して無理はせず、専門家へ相談することも視野に入れておくことをおすすめします。

噛む子犬のしつけ方① 欲求を満たす

どんなしつけも、子犬の遊びたい!運動したい!というごく自然な欲求を満たしてはじめて成功するもの。もちろん噛みたい!という欲求も満たしてあげる必要があります。子犬の心が満たされていれば、子犬がストレス発散のために色々なものを噛むこと自体が減ってくるはずです。

遊びたい欲求は、散歩や運動でストレスをしっかり発散する

子犬のころはエネルギーがありあまって、とにかく何かしたくてたまらずに色々なものを噛むことも。人間から見るとイタズラにしかみえない噛み癖も、子犬にとっては噛むことでエネルギーを発散しているのかもしれません。

子犬と遊ぶことで噛みたい欲求を発散させる

子犬におもちゃを与えたまま散歩にはいかず、留守番時間も長い…なんてことはありませんか?好奇心旺盛でエネルギッシュな子犬は、ずっと家の中ではストレスがたまってしまいます。

思いっきり走ったり遊んだりすることで、運動したい気持ちを満たしてあげることも大切ですし、外の世界の匂いかぎを心行くまで堪能させてあげることも必要です。また、外のにおいをたくさん嗅いだり、色々な音を聞いたり、他の犬や人と接したりすることは、子犬の精神の成長にもとてもよいこと。子犬にこういった適度な刺激を与えてあげることは、肉体的だけでなく精神的にも満たされることにつながります。すると、噛み癖のような飼い主を困らせるような行動をすることは減ってくるのです。

家の外で思い切り運動することが子犬の噛み癖対策になる

子犬の時期の散歩は社会性を養うためにとても大切な役割があるため、ぜひ積極的に行いましょう。散歩の途中で、子犬と遊ぶ時間をとることまでできると理想的ですね。 ちなみに、動物病院で開催されるパピークラスに参加するのもよい方法。ぜひ参加しましょう。

噛みたい欲求は、犬が存分に噛んでいいおもちゃで満たす

子犬が持つ「噛みたい」という自然な欲求は、何らかの方法で満たしてあげなくてはなりません。まずは思いっきり噛むことができるおもちゃを与えてあげましょう!

思いっきり噛むことができるおもちゃを子犬に与える

おもちゃは、大きさや素材によって噛みごたえが違います。愛犬の好みにあわせていくつか選んであげるといいですね。様子をみながらできるだけ子犬が噛みやすいもの、好んで噛むものをを用意しましょう。

コングのような噛みやすく、かつ不規則な動きをする知育玩具は子犬の興味をそそりやすいでしょう。様々なしつけにも使えるのでおすすめですよ。
子犬が噛みついて遊んでいるときに飲みこまないよう、おもちゃのサイズはある程度大きいものを選んでくださいね。

※コングについてはこちらの記事でご紹介しています。
【子犬用もあります!】コングは子犬との遊びやしつけに大活躍の知育玩具。その活用術7選!

噛む子犬のしつけ方② 噛む状況を作らない

子犬のもつ欲求を満たし、子犬が満たされた状態にしてあげたうえで、噛んではいけないものを噛む状況を作らないように徹底しましょう。そうすることで、困ってしまうような子犬の噛み癖を「予防」してしまうのが、噛むのが好きな子犬へのしつけのコツです。

愛犬の嫌がることはしない

子犬の嫌がることをしないのは、しつけの問題だけでなく、子犬との暮らしの基本中の基本です。

子犬が喜ぶと思って、子犬の体や顔をなでていたとしても、それが子犬にとっては苦手なことだと噛んできます。そんな時は、子犬が苦手な行為を克服できるまでは無理に嫌がる行為はしないようにしてください。
「人の手を噛む」という経験をさせないため、「人の手を噛む」可能性のあるシチュエーションを作らないように心がけることが大切なのです。

どんな状況で子犬が噛んだとしても、子犬を叱ることはしないでください。叱ることで恐怖心を与えることは、子犬との関係を良くするしつけとは言えません。「いやだ」「こわい」という気持ちで噛んでしまった子犬を叱りつけても、子犬をさらに怖がらせるだけ。メリットは何もありません。

※普段、愛犬を叱りますか…?非常に難しい「叱るということ」についてはこちらの記事で解説しています。
危険!犬に絶対してはいけない叱り方4つ。上手な叱り方や他の方法は?

子犬が恐怖を感じて噛む場合は、恐怖の対象を除去するか、子犬の気をそらせるなどして、子犬が「噛む」シチュエーションを避けるようにしてください。そのためにも、子犬が発するサインに敏感になる必要があります。
振り返って撫でているところを見ようとする、しきりにあくびをする、など、「噛む」以外の方法でアピールしている時に気づいてあげられるようになりましょう。

もちろん、犬と人が一緒に暮らしていく中で克服するしつけをしなくてはならないことがあるのも事実です。苦手なことを克服する練習は、ゆっくり段階をふんで行ってください。
苦手を克服するしつけをうまく進めるためにも、子犬の普段の行動をよく観察して、好きなこと、嫌いなことを知っておきましょう。

愛犬の好きなこと、嫌いなことをたくさん知ることは愛犬との関係性構築に非常に重要なことです。自分のことをよく理解してくれる飼い主のことを、子犬はもっと大好きになってくれるはずでよ。

※「子犬を撫でるということ」も練習が必要?その練習方法とは?
撫でられるのがもっと好きに♪犬の撫で方の基本3STEPと、練習の方法とは?

手や日用品をおもちゃにして遊ばない

日用品をおもちゃにして子犬と遊ばないことで噛まないようにする

人の体の一部や日用品など、「噛んでもいいおもちゃ」以外のものをおもちゃがわりにして遊ぶことは避けましょう。

手や日用品をおもちゃにして遊ぶことは、「噛んでいいんですよ」といっているようなもの。このような遊び方をしている限り、手や日用品への噛み癖は解決しません。

同様に、不用意に子犬の目の前で手や足をひらひらさせる行為もNGです。これは、子犬が目の前で動くものを追いかけ、噛みたい、捕まえたい、という本能的な行動をとる可能性があるためです。

顔の前で手をひらひらさせると子犬は噛みたくなる

興奮したら遊びをストップしてクールダウン

子犬は遊びの中で興奮してくると、ついついおもちゃと一緒に動いている手を追いかけたくなります。やがておもちゃではなく手の方を噛んでしまうこともあるでしょう。特に引っ張りっこ遊びのような興奮しやすい遊びをしている時は要注意。

興奮してきたら噛みがちな子犬は、途中でクールダウンする

子犬と遊ぶときには、興奮しすぎる前にいったん遊びをストップしてクールダウンする時間を設けましょう。上手におもちゃを離すことができたら、また遊びを再開するとよいでしょう。

知育玩具のように、他に夢中になれることを与える

噛み癖のある子犬におもちゃを与えることは、「噛む」という欲求を満たす以外の効果があります。それは、人の手や日用品を噛むことを忘れるほどに夢中にさせ、噛む暇を与えないということ。

中でも、知育玩具は長時間夢中になれるうえ、頭を使うことで、ほどよく疲れさせることができるおもちゃ。ぜひ積極的に取り入れましょう。

※コングを興味を持たせて、長く飽きずに楽しむ秘訣とは?こちらの記事で解説しています。
もう飽きさせない!愛犬が夢中になるコングの使い方とは?

それでも子犬が噛むときのしつけ方

ここまでの「予防策」を実践していたとしても、子犬が噛んでしまうことはあるかもしれません。そんなときの対処法をご紹介します。

人の手は噛んではいけないことを教える

遊んでいて人の手を甘噛みしてくる子犬には、噛んでも楽しくない、ということを教えましょう。

遊んでいて手を噛んできたタイミングで、過剰に反応せずに冷静に「痛い」と一言。手の力を抜いて子犬の口から手を外し、さっとさりげなく手を隠してしまいます。噛むのをやめたら、興奮させないような優しいトーンで褒めてあげてください。

遊んでいて噛んできたら、手を隠すことで遊びをやめる

「いたい」などと大きな声は出さずに、あくまでもさりげなく。噛むと楽しい遊びが終わってしまうということを学習することで、手を噛むことは減っていきます。

ここで叱ってしまうと、子犬の「遊ぼ」「甘えたい」という気持ちを拒絶することになります。決して叱らずに、そして怖い思いをさせることないように対応しましょう。

「ちょうだい」でさりげなくおもちゃと取り換える

日用品を噛んでいたら、自然な感じで近づき、「ちょうだい」といいながら口元に食べ物を近づけてください。食べ物につられて口をあけ、かじっている日用品を自ら離すのを待ちましょう。かじっていた日用品を離したら、さりげなくおもちゃと交換。日用品は、子犬の届かないところにしまってください。

「こらー」と大声を出して近づいたり、無理やりとりあげようとしたりはしないでください。子犬は「とられる!」と思って、かじっているものを守ろうとするでしょう。場合によっては飼い主への攻撃をしてしまうケースもありますので、くれぐれも自然な感じでさりげなく交換するようにしてください。

もちろん、叱るのもNGです。日用品を噛んでいたのは、子犬が悪いわけではありません。子犬が容易に届くところに日用品を置いていた飼い主さんのミスだと考え、環境の見直しをすることをおすすめします。また、ストレスの発散が十分かどうかも振り返ってみるようにしてください。

血が出るほどに激しく噛むときは専門家へ相談を

怖い思いをしたとき、また、苦手なことをされたときなどに、犬が飼い主の手を激しく噛むような問題は非常に深刻です。こういった場合には、決して無理をせず専門家に相談することをおすすめします

子犬がひどく噛むときは、みようみまねのしつけでは難しい場合もあるため、専門家へ相談を

見よう見まねでのしつけでは、問題を悪化してしまうケースもあります。 まずは、できるだけ早くかかりつけの動物病院で相談を。場合によっては、問題行動を治療するための専門家への紹介を受けることも考えましょう。

子犬が噛む…焦らずしつけを進めよう

子犬のしつけで大切なことは、まずは子犬の要求を満たし、子犬の行動の理由を知ってしつけを進めること。子犬のうちにしっかりしつけなければ…と焦るばかりに、愛犬の気持ちを無視したしつけをしてしまっては本末転倒。子犬のしつけで迷ったら、基本に立ち返って愛犬への理解を深めることで、正しい対処法が分かるようになるでしょう。苦労していた子犬の噛み癖も、基本的な対策をすることで意外にすんなり解決してしまうかもしれませんよ。

※子犬が噛む…というお悩みについては、こちらの記事もご参照ください。
子犬の噛み癖、なんとかしたい!知っておくべき5つの対策とは?

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