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体が熱い…犬の体温の測り方、発熱時の対処【獣医師監修】

   2020/02/06

愛犬の体がなんだかいつもよりも熱いと、「もしかして熱中症?それとも何かの病気?」と心配になってしまいますよね。犬も人間と同様に熱中症やその他の病気で体温が高くなります。でも、いざ体温を測ろうと思っても、測り方がわからない…そもそも犬の平熱が何度かわからない…などと思い、測れないままの人もいるでしょう。犬の体温を測ることはややハードルが高いことではありますが、きちんと体温を知ることは、愛犬の健康状態を知る助けになります。今回は、犬の体温の測り方や平熱、発熱時の対処法についてお伝えしていきます。

犬の体温の測り方

体温測定の前に…

犬が体を触られることを嫌がる状態なら、体温測定は絶対に行わないでください。

まずは、犬の体を触る練習から。しっぽを触ったり持ち上げたりしても嫌がらないような状態になったら、体温測定へと進みましょう。

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体温測定の前に体を触る練習をする犬

体温計はどんなものを使う?

犬の体温を測定するときには、人間の体温計を使用することができます。1本を愛犬用として準備しておくとよいですね。
ただし、水銀式の体温計は割れてしまうと危険ですので、デジタル体温計を使用しましょう。

また、先端がやわらかくなっているペット用の体温計も市販されていますので、そういったものを使用してもよいでしょう。

犬の体温を測るための体温計

どうやって体温を測ればいい?

愛犬の肛門に体温計をゆっくりとまっすぐ差し込み、直腸で体温を測ります。
体温計の先端につける使い捨てのカバーが販売されていますので、利用してもよいでしょう。
あらかじめ体温計にワセリンやオリーブオイルなどを塗り、滑りやすくしておきましょう。愛犬の尻尾の付け根をやさしく持って持ち上げるようにすると、測りやすくなります。

体温計をだいたい4cmほど差し込み、抜けない状態で測ります。
測定中は、しっぽの付け根と体温計を一緒に持つようにしてください。直腸内にウンチがあると正確には測れませんので、排便後に測定するようにしてください。

当然ですが「体温を測る」という行為は、愛犬にとって非常に嫌な行為です。安全のためにも、愛犬を安心させるためにも、2人で取り組むことをおすすめします。
必ず一人が愛犬を撫でてあげたり、ご褒美のおやつを食べさせながら、また、やさしく誉め言葉をかけてあげたりしながら行いましょう。終わったあと、心から愛犬をほめてあげることもお忘れなく。

無理は絶対に禁物です。危険であるばかりか、愛犬との信頼関係を揺るがすことも。
愛犬が嫌がるようなそぶりがあるようならば、絶対に無理やり体温測定はしないでください。

肛門での犬の体温の測定は難易度が高いので、一度動物病院で指導を受けておくとよいでしょう。

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体温を測らせてくれた犬

肛門以外では体温は測れないの?

愛犬が肛門での体温測定を嫌がる場合は、リラックスした状態で横にして、犬の脇の下や後ろ足の付け根に体温計を挟んで測ることもできます。
ただし、実際の体温よりもかなり低く表示されたり、うまく測れなかったりといったこともあります。あくまでも参考程度の数値だと考えましょう。

犬の体温、平熱は何度?

個体差はありますが、犬の平熱はおよそ37.5℃~39.5℃くらいです。

人間の平熱からするとずいぶん高く、びっくりしてしまう方もいるでしょう。
でも、犬を抱いてみると犬の体は普段から熱く感じますよね。犬の体温は人より高いのです。

体温が高めの子犬

当然ですが、運動後は安静にしているときより体温が高くなっています。
また、子犬と成犬で比較すると子犬のほうが高い傾向があります。さらに個体差もありますので、愛犬の平熱をおおまかに知っておくとよいでしょう。

愛犬が安静にしている時の体温を何度か測り、平熱として把握しておくと、いざというときに異変に気づきやすくなるでしょう。

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※犬の平熱についてはこちらの記事でご紹介しています。
38.6℃!これって発熱?!愛犬の平熱を知って健康管理に役立てよう【獣医師監修】

体温を測るのが難しい愛犬の場合は

体温を測るのが難しい愛犬の場合、他の部位より体温が低くなる、耳や尻尾、足先などを触ってみましょう。
これらの部位が熱いような時は発熱している可能性があるため、動物病院を受診することをおすすめします。

犬の体温が高い…どうする?

体温が高くなっている犬

熱中症はもちろん、そのほかの色々な病気で体温は高くなります。安静にして、できるだけ早く診察を受けましょう。

発熱しているときによく見られる犬の症状

  • ぐったりとしてだるそう、元気がない
  • 普段よりも呼吸が速い、息が荒い
  • 食欲が落ちている
  • 体が震えている
  • 尿の量が減り、尿の色が濃い
  • 意識がもうろうとしており、歩き方がおかしい

「どのような経過か・どの程度の熱か・他の症状はないか?」は診断の助けになりますので、できる限り記録しておくようにしてください。

熱中症が疑われる場合は…

体温が高く熱中症になりそうな犬

とにかくすぐに冷やしてあげ、飲水をさせてください。

放置して時間が経過するほど危険な状態に陥りますので、人肌ほどの水に濡らしたタオルで犬の体を拭き、扇風機などで涼しい環境にしてあげましょう。
冷やしてあげることで落ち着いたとしても、必ず動物病院を受診するようにしてください。

また、犬が下痢や嘔吐をしているようならば体を冷やしながら、できるだけ早く受診してください。

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犬の体温がとても高い…こんなときは大至急動物病院へ!

  • 41度以上
  • 失禁している
  • 呼吸がおかしい
  • 意識がもうろうとしている
  • 痙攣している

愛犬の平熱にもよりますが、犬の体温が39.5度以上になると警戒が必要です。
さらに体温があがり、41度を超えてきた場合は、非常に危険な状態。
緊急処置が必要ですので、迷うことなく大至急動物病院を受診してください。

このとき、愛犬の体をできるだけ冷やしてあげてください。
動脈のある脇の下や、後ろ足の内股あたりを、タオルで包んだアイスノンで冷やしましょう。

また、発熱と共に失禁したり、痙攣していたり、意識がもうろうとしている状態の場合も、速やかに診察を受けることをお勧めします。

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愛犬の体温を知って健康管理に役立てよう

熱中症や発熱を伴う病気は、愛犬の命を奪いかねない危険な状態を引き起こす可能性があります。愛犬の平熱を知っておくことは、愛犬の健康管理に役立つでしょう。でも自宅で体温が測れないからといって心配することはありません。いつも一緒にいる飼い主さんが、愛犬の様子をしっかりと観察してあげることが何より大切。普段からスキンシップをとり体がどのくらいの温かさかを知っておくだけでも十分です。おかしいと思ったら、まずは動物病院に連れていき、診察を受けて、愛犬の状態や今後の対応を相談しましょう。長い年月を健康な愛犬と過ごすためには、飼い主さんの地道な努力や、愛情を持って愛犬に触れあっていく姿勢がとても大切。『 こいぬすてっぷ』は愛犬とご家族の健康で幸せな暮らしを応援しています。

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