
犬が病院を嫌がる理由と6つの克服法
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愛犬が人を咬んでしまったときには、必ずするべきことがいくつかあります。今回、東京都の「動物の愛護および管理に関する条例」などを参考に4つのポイントについてまとめています。届け出先や必要書類などの詳細については、お住いの市区町村にてご確認ください。
まずは、すぐに被害にあわれた方の救護をしなくてはなりません。適切に応急処置を行ってください。軽症に見えたとしても、医療機関の受診をおすすめします。
犬が人を咬んでしまったときには、応急処置を行うと同時に、それ以上の被害が起こらないようにしなくてはなりません。リードを使うなどして犬の動きを制御し、安全を確保して、犬を落ち着かせてください。
犬が人を咬んでしまった時は、必ず速やかにその犬の飼い主自身が保健所に届け出る必要があります。保健所で飼い主による届出義務のある書類について説明を受け、提出してください。
飼い主は、その飼養し、又は保管する動物が人の生命又は身体に危害を加えたときは、適切な応急処置及び新たな事故の発生を防止する措置をとるとともに、その事故及びその後の措置について、事故発生の時から二十四時間以内に、知事に届け出なければならない。
東京都動物の愛護及び管理に関する条例https://www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/reiki/reiki_honbun/g101RG00003637.html#e000000484
東京都の条例では、上記のとおり、速やかに知事へと届け出る必要があると定めています。このための手続きとして、実際には、まずは最寄りの保健所や愛護センターに連絡をすることとなります。
一方、被害にあわれた方も医療機関を受診したうえで、保健所へと届け出を提出することとなります。
人を咬んでしまった犬は、48時間以内に、動物病院獣医師による検診を受けなくてはなりません。これは、狂犬病への感染の有無を診断するためで、狂犬病予防注射の接種をしていたとしても必ず必要です。
動物病院で狂犬病の有無についての診断を受けたら、発行された鑑定書を保健所へ提出する必要があります。あわせて、被害者の方へも検診結果を伝えてください。
犬が人を咬むという事故はどんなときに起こるかわかりません。どんなに穏やかな性格の愛犬でも過信はしないように。突発的な事態にも対応できるように、必ずリードを安全な長さで装着し、愛犬から目をはなさないといった、飼い主としての責任を持ちましょう。それでも万一、愛犬が人を咬んでしまったときには、誠意をもって、被害にあわれた方の救護とその後の対応を行ってください。
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※参考資料
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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