
ブドウは犬には毒。症状と食べたときの対処法【獣医師監修】
犬には決してブドウを与えてはいけません。犬がブドウを食べると、数日のうちに死に至る中毒を起こす可能性があります。今回は、…
夏の果物の中には、犬が食べることのできるはいくつかあります。その一方で、犬が決して口にしてはいけない果物もあります。今回は、健康な犬がトッピングやおやつとして楽しみやすい夏の果物と絶対に与えてはいけない果物をご紹介します。
スイカは夏に犬と楽しみやすい果物のひとつです。できるだけ種を除いた赤い果肉の部分を一口サイズにして、おやつやご褒美に与えることができます。
犬にスイカを与えるときは、塩は振らずに食べさせてあげてください。
甘くておいしいスイカは、犬が好むことの多い果物。当然、食べすぎは健康を害します。連日、たくさん食べ続けることのないようにしてください。
桃も犬と一緒に楽しめる果物です。犬に与える前に皮をむいて、必ず種をはずしてから、おいしい果肉の部分だけを一口サイズにして与えてください。
桃の種は、ゴツゴツしているために犬の消化管に詰まりやすく、大変危険です。よく熟れたもものおいしい香りにつられて、まるごと食べてしまった…などということが決してないようにしてください。
夏から秋にかけて長く楽しめる果物、梨。甘くて水分たっぷりなので、梨が大好きな犬も多いようです。
よく熟れた梨の皮や芯、種を取り除いて、果肉のおいしい部分を一口サイズにしたり、すりおろしてジュースのようにしたものを、おやつとして与えると食べやすいでしょう。
ブドウは、犬に決して与えてはいけない果物です。犬はブドウ中毒を起こすおそれがあることが知られてきています。実際に、犬がブドウを食べたことで急性腎不全で死亡したとの報告もあります。
中毒を起こす物質についての詳細はわかっていないため、サイズにかかわらず、また、皮の有無にもかかわらず、ブドウは絶対に犬に与えないでください。
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甘い果物は犬が喜ぶことが多いもの。食べすぎで体調を崩すことのないようにしなくてはなりません。普段の食事のドッグフードが食べられないことのないように、また、連日たくさんの果物を与えることのないように気を付けましょう。
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東京大学農学部 獣医学専修を卒業後、大阪の高度獣医二次診療病院に勤務の後、渡米しミシガン州立大学、カリフォルニア大学 ディビス校にて、整形外科・再生医療の研究などに携わる。帰国後は、アメリカでの経験を活かし、神奈川県大和市にある山口獣医科病院の院長として、より良い地域医療の普及に邁進中。
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