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室内犬にもフィラリア症予防薬が必要な6つの理由【獣医師監修】

 

室内犬でもフィラリア予防が必要な犬

室内犬にもいわゆる「フィラリア予防」として、フィラリア症の予防薬を投与することは必要です。フィラリア症は、「犬糸状虫(フィラリア)」というそうめんのような細長い寄生虫が犬の心臓や血管に多数寄生することで発症する病気。フィラリアの幼虫をもつ蚊に犬が刺されることで感染します。今回は、室内犬であってもフィラリア症予防のための薬が必要となる理由について解説します。

室内犬でもフィラリア症予防が必要な理由

  • 散歩でフィラリアに感染する機会があるから
  • 室内にも蚊は入ってくるから
  • フィラリア症は命にかかわるから
  • 救命できたとしても、犬への負担が大きいから
  • 治療できても、傷ついた血管や心臓は元に戻らないから
  • 感染してから治療するより小さな負担で確実に防げる病気だから

①ベランダや散歩でフィラリアに感染する機会があるから

フィラリア予防が必要な室内犬

普段、室内で過ごすことが多い犬でも、屋外へ行く機会があれば、フィラリアに感染するリスクがあります。ベランダだけでも、短時間のお散歩でも、犬が蚊に刺される可能性はあります。

虫よけスプレーを使ったり、服を着せたりしたとしても、犬が蚊に刺されることを100%防ぐことはできません。

②室内にも蚊は入ってくるから

室内に入ってきた蚊

犬が部屋から出なかったとしても、蚊が室内へ侵入してくる可能性があります。飼い主が外出した際に、洋服やかばんについた蚊が室内入ることも珍しくありません。洗濯物を取り込んだときに、洗濯物と一緒に入ることもあります。

蚊取り線香や、窓や玄関に吊り下げて蚊の侵入を防ぐ撃退グッズもありますが、100%蚊の侵入を防げるものはありません。

③フィラリア症は命にかかわるから

フィラリア症は、死亡することのある病気です。

フィラリアを持つ蚊に刺されることで犬の体内に入っフィラリアは、主に犬の心臓から肺へと向かう大きな血管(肺動脈)に寄生します。フィラリアは、大きなものでは30cmほどになることもある、そうめんのような寄生虫です。しかも、犬の体内で繁殖し、大量の子虫を放出します。

犬の肺動脈に入りこんだたくさんのフィラリアは、徐々に肺動脈や肺を傷つけて壊していき、やがて心臓にも影響が及びます。肺や心臓の機能はどんどん低下していき、やがて犬は衰弱し、死亡します。

しかも時には、大量のフィラリアが心臓や体内の大きな血管(大静脈)を障害することでショック状態となり(大動脈症候群)、急死する場合もあります。

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④救命できたとしても、犬への負担が大きいから

フィラリア症にかかった犬も治療によって救命したり、ある程度状態を改善させたりできるケースはありますが、治療には大きな負担を伴います。

特に、ショック状態から急死する可能性のある 『大静脈症候群』を起こしている場合やきわめて大量のフィラリアの成虫が寄生している場合は、 緊急手術が必要です。頚部の血管から専用の鉗子を入れて、心臓内にいるフィラリアの成虫を取り出すことになります。

⑤治療できても、傷ついた血管や心臓は元に戻らないから

状態によっては、フィラリアの成虫を薬で駆除するケースもあります。ただし、そうした治療でフィラリアの駆除に成功したとしても、フィラリアにより傷だらけになった肺や心臓、血管は修復不可能。元の健康な状態には戻りません。

⑥感染してから治療するより小さな負担で確実に防げる病気だから

フィラリア症は、予防薬を正しく投与することで確実に予防できます。しかも、万一フィラリア症にかかった時に必要となる治療よりも、犬の体への負担ははるかに小さくてすみます。

経済的な負担についても同様です。フィラリア症にかかった時に行う様々な検査や緊急処置、その後も続く通院や投薬治療と比較すると、毎年のフィラリア予防薬投与前の血液検査と必要となる期間分の予防薬の処方のほうが小さくてすむでしょう。

室内犬にも正しいフィラリア予防を

室内犬にもフィラリア予防は必要です。フィラリア症の予防薬は、獣医師の指示のもと正しく使うことで、フィラリア症を予防する高い効果が期待できます。フィラリア症は非常に深刻な病気です。室内犬でも、フィラリア予防薬を活用して、正しく予防してください。

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