【獣医師監修】こいぬすてっぷ公式通販サイト。愛犬ごとにカスタマイズしてお届け

お電話でのご注文 03-6844-5756 平日10時〜18時受付
お申込みお申込み

犬の去勢手術の時期はいつ?【獣医師監修】

 

男の子の子犬を迎えたら去勢手術をしたほうがいいとは聞いているものの、迷ったり悩んだりしてしまう飼い主さんは少なくありません。ここでは、一般的に去勢が勧められる時期からメリット・デメリットに至るまで、去勢手術をする上で気になる点についてお伝えしていきたいと思います。

男の子の子犬を迎えたら去勢手術を考えましょう!

愛犬の去勢手術を考えたときに「本当に去勢手術をした方がいいのかな?」といった迷いや疑問も出てくるでしょう。去勢手術は、全身麻酔をかけて精巣を摘出する手術。「かわいそう」などと考えることもあるかもしれません。

でも、去勢手術をしてあげることは愛犬にとって大事なこと。望まない交配を避けるため、またメス犬の発情期間中に愛犬が感じるストレスを軽減するためにも去勢手術を受けさせてあげましょう。

去勢手術には、去勢をしなかったことで将来起こりうる病気を防ぐという非常に大きな意味もあります。去勢をしておくことで避けられる病気に苦しむことがないように、早い時期での去勢手術が勧められているのです。

愛犬の去勢の時期は生後6か月を目安に

去勢手術は、犬が性成熟を迎える前に行ったほうがよいとされています。個体差はありますが、多くの犬種で生後1年以内には性成熟を迎えます。

実際に去勢手術が勧められている時期の目安は、生後6か月~1歳くらい。個体差や犬種による差はありますが、ある程度犬の体が成熟してくる時期であり、マーキングのような「オスらしい」行動が見られはじめるのがちょうどこの時期なのです。そのため、子犬を迎えたら、できるだけ早いうちに愛犬の去勢手術を行う時期を決めておくことが重要です。

※関連記事
子犬の時期のかかりつけ動物病院選びが大事な理由と5つのチェックポイント

性成熟を迎えたあとの時期でも去勢手術は可能

「去勢は生後6か月頃を目安に」とは言われていますが、その時期を過ぎてしまったら去勢手術ができないわけではありません。成犬になってからでも去勢手術は可能です。性成熟前の時期を逃してしまった、という場合でも、去勢手術を受けさせたいときには動物病院で相談してみてください。

※関連記事
【獣医師目線】必ず守って!愛犬と動物病院を受診する時の注意点

去勢の時期の相談はワクチンの時にしておくのがおすすめ

オスの子犬を迎えてしばらくすると出てくる去勢手術についての悩み。「手術」という怖そうな感じがしたり、疑問がたくさん出てきたりすることでしょう。

去勢手術についての相談は、子犬を迎えたあとのワクチン接種の時にしておくことをおすすめします。多くの場合、子犬を迎えたら、少なくとも2〜3回はワクチン接種で月に1回動物病院を訪れることになります。そのタイミングで一緒に去勢手術について、できれば去勢の時期まで相談をしておくとよいですよ。

※関連記事
愛犬との暮らしに必須の健康管理7選【獣医師監修】

ワクチンが済んでいる子犬を迎えた場合は…

既にワクチン接種が完了している子犬を迎えた場合は、できるだけ早い時期に去勢手術の相談をしておくことをおすすめします。子犬を迎えてすぐ、健康診断のために動物病院を受診した時の相談がベスト。健康診断が済んでしまっているなら、なるべく早い時期に一度受診して去勢の相談をすることをおすすめします。

「今日お願いします!」と当日の去勢を希望して受診するのはNG!

去勢手術には、飼い主側、動物病院側ともに、色々な準備が必要です。「今日手術をしよう!」といきなり受診して、当日そのまま去勢手術ができる動物病院はほとんどありません。せっかく覚悟を決めて連れてきたのに足を運び直してしまうことになってしまうでしょう。

去勢の前の早い時期に一度動物病院を受診し、しっかりと獣医師と相談したうえで、手術についての説明、手術の時期、術前検査から手術のスケジュール、費用や予約方法などをきちんと確認するようにしてください。

犬の去勢手術って何をするの?

去勢手術とは、簡単に言うと、「オス犬の精巣を摘出する手術」。皮膚の一部を切開し、精巣を摘出します。去勢は全身麻酔をかけたうえで行います。体温、呼吸、心拍や血圧といったバイタルチェックを行いながら、慎重に進めていかなくてはならないものなのです。もちろん、術前の検査や健康診断、当日の診察は欠かせません。

去勢手術のメリット・デメリットは

去勢手術のメリット

  • 前立腺肥大、会陰ヘルニア、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫など、性ホルモンに関連した病気の予防
  • メス犬の発情期に受けるストレスを軽減
  • 望まない妊娠を回避
  • 足を上げておしっこをする「マーキング」が抑えられることがある
  • オスの攻撃性が抑制されることがある
  • マウンティングが抑えられることがある

性ホルモンの分泌によって将来起こりうる病気は、去勢で予防することが可能です。「去勢していれば防げたはずの病気」で愛犬が苦しむことを避ける、というのは去勢の大きなメリットであり大きな目的のひとつです。「小さい時期に去勢しておけばよかった…」と後悔をしないためにもぜひ去勢手術を受けましょう。

また、メス犬が発情期に出すフェロモンに対し、オス犬の衝動を抑制しなくてはならないストレスも去勢によって軽減されます。

マーキングや攻撃性、マウンティングといった、性ホルモンの分泌によって起こる行動についても、早い時期に去勢手術を行うことでその影響を受けにくくなるとされています。

去勢手術のデメリット

  • 繁殖ができなくなる
  • 太りやすくなることがある
  • 一部の犬種で腫瘍や関節疾患の発生率があがる?
  • 全身麻酔のリスクがある

当然ですが、一度去勢をしてしまうと、繁殖能力を取り戻すことはできません。

また、去勢手術を行うことでホルモンバランスが変わるなどの影響でエネルギーの使用量が落ち、太りやすくなる場合があります。とはいえ、去勢をしたからといって、犬が勝手に太るわけではありませんよね。飼い主さんが責任をもって食事管理や運動でコントロールし、肥満にならないように注意しましょう。

そのほか、最近海外で発表された研究では、一部の犬種では、早期の避妊手術や去勢手術により病気の発生率があがる可能性が指摘されています。

※参考文献
Assisting Decision-Making on Age of Neutering for 35 Breeds of Dogs: Associated Joint Disorders, Cancers, and Urinary Incontinence

さらに、去勢手術は全身麻酔をかけて行うため、状態が急変する可能性はゼロではありません。もともと健康な若い犬であれば、急変の確率は決して高くありませんが、残念ながら「100%安全です」と言い切ることはできません。

去勢手術や避妊手術はメリットのほかにこういったデメリットもあるのも事実。心配な点はあらかじめ獣医師からしっかりと説明を受け、じっくりと相談をしましょう。

愛犬の去勢手術は早めに獣医師と相談を

愛犬を将来の病気から守るため、メス犬の発情期に愛犬にかかるストレスを軽減するため、そしてもちろん、万一の望まない交配を回避するためにも、子犬を迎えたら半年~1歳くらい時期を目安に去勢をおすすめします。と言われてもやはり、かわいい愛犬を目の前に、心配事はたくさん出てくることと思います。あらかじめ、承知しておかなくてはならないことがあるのも事実。そんな中、決断をしなくてはならない不安はとても大きいものでしょう。ぜひ一度、かかりつけの動物病院でじっくり相談してみましょう。ご家族ともゆっくりと相談し、納得できる結論を出してくださいね。 こいぬすてっぷは愛犬とご家族の幸せな暮らしを応援しています!

※関連記事
犬の不妊手術。知っておきたい基礎知識と実際の流れ【獣医師監修】

関連記事