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犬の「ちょうだい」の教え方。コツは練習用のおもちゃ選び【獣医師監修】

   2021/02/22

頂戴の練習をしている犬

犬の「ちょうだい」の教え方で大事なポイントのひとつが、練習に使うおもちゃの選び方です。今回は、おもちゃで遊びつつ、「ちょうだい」の合図でくわえているものを自ら離せるようになる教え方をご紹介します。

「ちょうだい」の練習にはロープ状のおもちゃがおすすめ

ちょうだいを教える前のひっぱりっこ遊び

「ちょうだい」の練習に適したおもちゃは、引っ張りっこ遊びができるロープ状のおもちゃ。おもちゃの一方の端を飼い主さんが持ってコントロールできる点がひとつのポイントです。犬が夢中になってかじって遊ぶタイプのおもちゃは、とられないように守ろうとしがちで、「ちょうだい」の難易度が高いもの。まずはロープ状のおもちゃでの「ちょうだい」をマスターしてからチャレンジするほうがよいでしょう。

他のしつけにも言えることですが、「ちょうだい」の練習も犬との遊びの中で楽しく進めていってこそ、効率的に進みます。練習で遊びを中断されてばかりだと、犬も楽しくなくなってしまいますのでご注意を。

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途中で手を止めておやつを見せ、「ちょうだい」

犬にちょうだいを教える前に引っ張りっこ遊びで手を止めたところ

ひっぱりっこ遊びの途中で、時々手をピタっと止め、「ちょうだい」と言って、好物のおやつを近づけましょう。上の写真では飼い主さんが犬の後ろ側にいますが、正面の位置からおやつを持った手を出した方がやりやすいでしょう。

飼い主さんの方から犬のおもちゃを取り上げることは考えないでください。犬がおやつにつられて口を開け、くわえていたおもちゃを自然に離すのを待ちます。

おもちゃを口から離したら、褒めておやつ

犬がちょうだいでおもちゃを離したあと遊びを再開するところ

犬がおもちゃを自ら離したタイミングで、「いいこ」と褒め言葉を。持っていた好物の食べ物をあげ、食べ終わったらまたひっぱりっこ遊びを再開してください。

遊びの途中で「ちょうだい」と言い手を出す

次に、遊んでいる最中に同様に手を止め、「ちょうだい」と言いながら何も持っていない手を犬に近づけます。犬が上手におもちゃを離すことができたら、そのまま褒め言葉をかけましょう。おやつはまだ与えません。

おもちゃを隠してから、ご褒美のおやつ

ちょうだいを教えるときには、おもちゃを隠してからおやつ

その後、おもちゃを犬から見えない場所に隠してから、ご褒美のおやつを与えてください。食べ終わったら、同じおもちゃでひっぱりっこ遊びを再開です。

おもちゃの種類を変えて「ちょうだい」の練習

おもちゃの種類をかえて、犬にちょうだいを教える

ここまでできたら、他のおもちゃも使って練習しましょう。犬がひとりでかじって遊ぶタイプのおもちゃや、お気に入り度の高いおもちゃになると、どんどん難易度があがっていきます。できるものから、少しずつ練習を進めていきましょう。

遊び方も、ひっぱりっこ遊びから「とってこい遊び」にチェンジ。投げたおもちゃを持ってきてもらい、「ちょうだい」でおやつと交換するようにすると、楽しく遊びながら練習できますよ。

また、犬がおもちゃをかじって遊んでいるときに「それいいな!」などといってさりげなく近づき、「ちょうだい」でおやつと交換するのもひとつです。上手におもちゃを口から離すことができ、おやつを食べ終わったら、「上手だったね」と言っておもちゃを返してあげましょう。

遊びと練習のバランスに注意

遊びの最中にしつこく「ちょうだい」の練習をしていると、「ちょうだい」を楽しい遊びを中断させられる合図と認識し、「ちょうだい」を嫌がるようになるかもしれません。

遊びの時間がほとんど、たまに「ちょうだい」の練習、くらいのバランスで、毎日少しずつ練習するとよいでしょう。

「ちょうだい」と言いながら無理やり取るのはNG

「ちょうだい」の練習では、犬がくわえているものを自ら離すように教えることが最重要。「ちょうだい」は、犬が持っているものをとりあげることが目的ではありません。ですから、犬がくわえているものを「ちょうだい」と言いながら無理やり取るのはNGです。

「ちょうだい」がどんな時でもうまくいくようにするためには、「ちょうだい」を大事なものを無理やり奪われる合図だと認識しないようにすることが必要です。

日用品をかじってしまっている時でも、安全が確保される限りはおもちゃで遊んでいるときと同じような雰囲気で近づきながら「ちょうだい」と声掛けを。飼い主が必死になればなるほど、犬もそれを大切なものだと感じ「とられないぞ!」と守るようになります。時には丸のみしようとしたり、攻撃的になったりすることもあり、大変危険です。

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唸るときには、まず気をそらせる

「ちょうだい」で食べ物を見せてもおもちゃを離すことができず、犬が「奪われたくない!」と唸るような時は、少々注意が必要です。

まずは別室や少し離れた場所から楽しそうな声を聞かせるなどして、犬がかじっているものから気をそらせるような対応をしてください。犬が自らかじっていたものを離して飼い主さんのところに来たらしっかり褒め、お気に入りの食べ物を与えます。その間にささっと、犬がとったものを回収してください。

さらに、「日用品で遊ぶことで食べ物をもらえる」と誤解させないためにも、日用品を使った遊びを繰り返させないようにします。これはもちろん、安全のためにも大事なこと。犬の手の届くところに、かじられては困るものを置いておかないように生活環境の改善を徹底しましょう。

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どうしてもうまくいかず、攻撃的になるなら早めに専門家へ

「ちょうだい」がうまくいかず、取られたくないものを守って唸ったり噛みついたりしようとする犬の場合、攻撃行動がエスカレートしてしまうケースが多々あります。

ここでご紹介した「ちょうだい」の練習を、最初の簡単なステップから丁寧に練習してもうまくいかないなら、早めにかかりつけの動物病院で相談することをおすすめします。

「ちょうだい」で毎日をもっと楽しく安心に!

「ちょうだい」の教え方のポイントは、楽しく、犬が自らものを離すよう促してあげること。マスターすれば、遊びの幅も広がりますし、トラブル回避にも役立ちます。ぜひ頑張って 「ちょうだい」を練習してみてくださいね。

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