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犬がうんちを食べる理由と対策【獣医師監修】

 

犬がうんちを食べる行動、いわゆる「食糞」は、実はそんなに珍しいことではありません。特に、子犬は食糞しやすい傾向があり、決して異常な行動ではないのです。とはいえ、愛犬がうんちを食べているのを見るとできればやめさせたいと思いますよね。今回は犬がうんちを食べる理由と対策をご紹介します。

成犬がうんちを食べる理由

うんちを食べる理由のある成犬

子犬と違って成犬が食糞を繰り返す場合には、背後に生活習慣や健康上の問題が隠れているケースがあります。

犬の欲求が満たされていない

散歩や遊びが少ないことによる運動不足や、お留守番が多く、構ってもらえない寂しさからストレスが溜まり、ストレス解消のためにうんちを食べてしまうことがあります。

また、遊びが足りず、退屈すぎて遊びの一環でうんちを口にしているのかもしれません。「ストレス」と一言で片づけるのではなく、愛犬にとって何が足りていないのかを知ろうとすることが大切です。

愛犬との散歩の時間を増やしたり、たくさん遊んであげたり、留守番中に遊ばせるおもちゃを工夫したりすることで、愛犬の欲求を満たしてあげると、うそのように食糞癖がおさまることもよくありますよ。

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食事の量・間隔が適切でない

犬がうんちを食べないために重要な良質なフード

食事の量が足りなかったり質がよくなかったりするとと、栄養の不足や空腹をごまかすためにうんちを食べることがあります。逆に量が多すぎても、食べたものの一部が未消化のままうんちとして排出され、それを栄養補給のつもりで食べてしまうことも。

今一度、愛犬の体重に対して、食事の量が本当に適正かどうか、フードは愛犬に適した良質なものかを見直してみてください。

空腹が原因でうんちを食べる場合は、食事の間隔を短くしてみるという方法もあります。1日に与える食事量はそのままに、1日2回食事を与えているなら3回に分けて与えるようにしてみるとよいでしょう。

そのほか、ごはんの種類を急に変えることによって消化吸収が悪くなり、未消化のうんちをしてしまっている場合も要注意。フードのにおいが残った未消化のうんちを食べられるものだと勘違いしてしまって食べているケースもあります。

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病気で食べ物以外のものも食べるようになった

生活環境や食事内容を改善してもうんちを食べる行動が収まらない時には、病気の可能性を考えなくてはなりません。

消化管寄生虫に感染してしまっていて栄養を奪われ、栄養不足となっている場合に、不足した栄養を補うために食糞するケースがあります。また、何らかの疾患による多食症を起こして食糞していたり、投与されている薬の副作用により本来の食べ物以外のものを口にしたがる状態になっている場合もあります。

やせてきているなど、体調で気になることがある場合はもちろんのこと、原因を探り、自分でできる範囲の対策をしてもおさまらない場合は、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

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子犬がうんちを食べる理由

子犬でよくある理由が「好奇心」や「学習」

好奇心旺盛でうんちを食べることもする子犬

子犬のうちは、子犬の好奇心によってうんちを食べやすい傾向があります。子犬にとって、うんちを食べることは自然な行動で、すぐに矯正するべき行動とも言い切れない側面があります。うんちを食べる子犬を叱りつけてやめさせるなんてもってのほかです。

子犬にとっては、身の回りのあらゆることが新鮮で刺激的。また、色々なもののにおいや感触を学習することは正常な発育において必要なこと。強い匂いを放つうんちのにおいを執拗にかいだり、実際に食べたりするのは、自然なことなのです。子犬の食糞は、通常であれば成長するにつれておさまるので、神経質になりすぎず、おおらかな気持ちでいてあげましょう。

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食事量が足りない場合も

食事の量が少なすぎる、食事の質がよくない、など不適切な食事が子犬がうんちを食べる理由となっていることもあります。

特に、子犬の体が成長しているにも関わらず、いつまでも食事量を変えずにいることで、必要な栄養が摂取できていないケースは多いもの。子犬の体は、驚くほど速いスピードで成長します。「そういえば、1か月間食事の量を見直していない…」なんてことがないように、こまめに体重と食事の量の確認を行うことをおすすめします。

運動不足による欲求不満や健康状態に問題があることも

成犬と同様、子犬の場合であっても、運動不足による欲求不満や生活習慣、健康上の問題からうんちを食べるケースもあるのも事実です。 子犬の健康状態には常に気を配り、生活環境を整えましょう。また、気になる症状があるようならば、早めに動物病院を受診しましょう。その際、「うんちを食べる」という症状についても必ず問診で伝えるようにしてくださいね。

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犬がうんちを食べるときの対策

犬がうんちを食べるのは必ずしも「いけないこと」ではありません。でも、一緒に暮らすうえで何かできる対策はないものか…と思ってしまいますよね。

健康状態に問題があったり、ストレスを抱えていたり、食事の質に問題があったりといった理由でうんちを食べている可能性があるのなら、それぞれについて改善させていかなければなりません。

その一方で、好奇心や学習のために犬がうんちを食べるという行動をとっている場合の対策は少々難しいもの。人と同じで犬にとっても好奇心を満たす行動は必要な行動だからです。とはいえ、愛犬がうんちを食べる姿は気持ちのいいものではありませんよね。

犬が好奇心からうんちを食べるのをやめてもらうためには、「犬がうんちを食べなくて済むように」また「食べたい気持ちにならないように」飼い主側が工夫していく必要があります。ここからは子犬でよくある「好奇心からうんちを食べる場合」の対策を、うんちを食べる前、食べている時、食べた後、の3パターンでご紹介します。

犬がうんちを食べる前にする対策

犬がうんちを食べないようになるための方法は、とにかく「犬がうんちを食べる」という状況を作り出さないようにすることにつきます。

犬がうんちを食べる前に、とにかくすぐ片づける!

うんちを食べる行為については、残念ながら100%確実な解決策はありません。しかし、飼い主側の努力によって、犬がうんちを食べなくなるようにする方法があります。それは「うんちをしたら即座に片づけること」です。「そんな単純な方法?」と思うかもしれません。「それは当たり前では…」と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、室内のトイレで犬がうんちをしたとき、忙しかったり近くにいなかったりして、意外とすぐには片付けられていない方が多いのではないでしょうか。

うんちをしたらその場ですぐ片づけてしまえば、食べるうんちがそもそも存在しなくなるので、食糞することはありません。そうしているうちに、子犬のうんちへの興味がなくなっていけばしめたもの。子犬の時期なら、この方法だけですぐに解決することもありますよ。

毎回すぐにはうんちを片付けられないなら…

気づいたら犬がうんちをし終わっている、留守番させているから、すぐにうんちを片づけられない…というお悩みもよく耳にします。そんな場合は、トイレタイムを決め、できる限りその時間帯に排泄するよう促してみましょう。そうすれば、うんちをしたらその場で片付けることが可能になります。

おそらく、多くの犬は、食事のあとや、少し遊んだときにうんちをすることが多いでしょう。トイレのタイミングを把握するためには、しばらく愛犬の行動記録をつける方法がおすすめです。

うんちのタイミングが把握できたら、トイレトレーニングをした時のように、タイミングを見計らってトイレに誘導するようにしてみてください。トイレできちんと決まった時間に排泄できたら、たくさん褒めてあげる。これを繰り返すことで、トイレタイムがうまく定まってきてくれるはずですよ。

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犬がうんちを食べているところを見つけた時の対策

うんちを食べているところを見つかった子犬

犬がうんちを食べているまさにその瞬間を発見した時も、焦らず叱らず対応してください。

大きな声を出さず残ったうんちをササっと片づける

うんちの食べ残しがあったら速やかに片づけましょう。その時、絶対に「こらー!もー!」などと大きな声を出さないでください。飼い主が喜んでくれていると犬が勘違いしてしまい、また食糞行動を繰り返してしまうかもしれません。

食べかけのうんちを見つけたり、愛犬の口のまわりにうんちがついていたりすると、思わず「ギャーッ!」と声が出そうになりますが、ここもグッと我慢。無表情で何事をなかったかのように、ササっと片づけるのがポイントです。

声をかけるのならうんちを食べている瞬間に

もし何か声をかけるのなら、犬がうんちを食べている瞬間に。「交換」「おもちゃあるよ」などと言って、お気に入りのおもちゃやおやつを近づけ、うんちから気をそらしている間に黙って片付けるという方法もよいでしょう。

犬がうんちを食べ終わった後に注意しても何の意味もありません。叱りつけるのも絶対にNGです。 これは食糞に関してだけでなく、全てのしつけの基本です。

犬がうんちを食べてしまった後にする対策

留守番中にうんちを食べてしまった犬

犬がすでにうんちを食べてしまっていた時は、しかたがありません。あきらめて次は食べさせないようにする方法を考えましょう。

よくあるのが留守番中の食糞。帰宅して、うんちを食べてしまった形跡を見つけた場合でも、犬を叱ったり怒ったりすることは絶対NGです。もしかしたら、お留守番が寂しかったのかもしれません。また、暇を持て余していたのかもしれません。

うんちを食べてしまった犬を叱るのではなく、留守中の環境を改善することを検討してください。留守番中の食事を見直したり、留守にする前に少し長めの散歩に連れて行ってあげたり、たくさん遊んであげたりして、犬の気持ちを満たしてあげてくださいね。

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犬がうんちを食べても、叱らず、落ち着いて対策を。

子犬であっても成犬であっても、犬がうんちを食べるのには理由があります。悪質ないやがらせやイタズラではありませんので、叱らず理由を探して対応するようにしてくださいね。

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