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犬がうんちを食べる…原因は?やめさせる方法はある?

   2019/12/09

「ふと見ると、愛犬がうんちを食べていた…」「かわいい愛犬の口元にうんち…」そんな衝撃の瞬間を目撃したことがある飼い主さん、意外と多いのではないでしょうか。犬の食糞は、実はそんなに珍しいことではありません。特に、子犬は食糞しやすい傾向があり、決して異常な行動ではないのです。とはいえ、愛犬のそんな行動はできれば見たくないもの。一刻も早くやめさせたいですよね。今回は「愛犬がうんちを食べる問題」を解決する方法をご紹介。犬も飼い主もハッピーな暮らしを目指しましょう!

成犬の食糞には何か原因があるかも

成犬が食糞を繰り返す場合には、背後に何らかの問題が隠れているケースがあります。

生活習慣や健康状態に問題はないかチェックし改善を

うんちを食べる犬

成犬が食糞をしている場合は、もしかすると健康状態や生活習慣に問題があるかもしれません。

まずはストレスがかかっていないか、生活環境に問題はないかを確認し、問題点は確実に改善しておきましょう。栄養不足からうんちを食べてしまうケースもありますので、食事の量や質も大切です。

さらに、元気・食欲を含めた健康チェックをしっかりと。
急にやせてきていたりはしていませんか?何らかの病気で栄養が十分に吸収できていないなどの理由で、不足した栄養を補うためにうんちを食べるという行動をとってしまうケースもあるのです。

食糞が続く場合は動物病院に相談を

体調に異常がみられる場合はもちろん、自宅でははっきりした健康上の問題が見つけられなかった場合も、成犬の食糞が続くのであれば早めに動物病院を受診することをお勧めします

子犬の場合は好奇心が原因かも…

子犬のうちは、子犬の好奇心によって食糞しやすい傾向があります。
ですから、子犬にとっては、うんちを食べることは自然な行動で、すぐに矯正するべき行動とも言い切れない側面があります。
うんちを食べる子犬を叱ってやめさせるなんてもってのほかです。

子犬にとっては、身の回りのあらゆることが新鮮で刺激的。強い匂いを放つうんちを食べてしまうのは、ある意味自然なことなのです。
子犬の食糞は、通常であれば成長するにつれておさまるので、神経質になりすぎず、おおらかな気持ちでいてあげましょう。

好奇心から食糞してしまう犬の行動は自然なこと

成犬同様、ストレスや健康状態には十分気を付けて

子犬が好奇心から食糞しやすいとはいえ、成犬と同様、ストレスや生活習慣、健康上の問題からうんちを食べるケースもあるのも事実です。特に成長期の子犬にとって、食事の量が少なすぎる、食事の質がよくない、など不適切な食事がうんちを食べる原因となっていることも少なくありません。

子犬の健康状態には常に気を配り、生活環境を整えましょう。また、気になる症状があるようならば、早めに動物病院を受診しましょう。その際、「うんちを食べる」という症状についても必ず問診で伝えるようにしてくださいね。

犬がうんちを食べるのをやめさせる方法

犬にうんちを食べるのをやめてもらうための方法は、犬がうんちを食べる原因によって異なります。

健康状態、ストレス、食事の質が原因の場合は…

健康状態に問題があったり、ストレスを抱えていたり、食事の質に問題があったりといった理由でうんちを食べる場合には、それらの原因に対する対応が必要です。

健康状態が原因でうんちを食べる犬

好奇心が原因の場合は…

好奇心から犬がうんちを食べるという行動への対策は少々難しいもの。人と同じで犬にとっても好奇心を満たす行動は必要な行動だからです。とはいえ、愛犬がうんちを食べる姿は気持ちのいいものではありませんよね。

犬が好奇心からうんちを食べるのをやめてもらうためには、「犬がうんちを食べなくて済むように」また「食べたい気持ちにならないように」飼い主側が工夫して対策していくことが必要です。

ここからは「犬が好奇心でうんちを食べる問題」を解決する方法について、うんちを食べる前、食べている時、食べた後、の3パターンでご紹介します。

犬がうんちを食べる前…

犬がうんちを食べないようになるための方法は、とにかく「犬がうんちを食べる」という状況を作り出さないようにすることにつきます。

犬がうんちを食べる前に、とにかくすぐ片づける!

うんちを食べる行為については、残念ながら100%確実な解決策はありません。しかし、飼い主側の努力によって、犬がうんちを食べなくなるようにする方法があります。

それは「うんちをしたら即座に片づけること」です。

「そんな単純な方法?」と思うかもしれません。「それは当たり前…」と思う方もいらっしゃるでしょう。

うんちを即座に片付けることで犬にうんちを食べさせない

しかし、室内のトイレで犬がうんちをしたとき、忙しかったり近くにいなかったりして、すぐには片付けられていないという方が多いのではないでしょうか。

うんちをしたらその場ですぐ片づけてしまえば、食べるうんちがそもそも存在しなくなるので、食糞をすることはありません。
そうしているうちに、子犬のうんちへの興味がなくなっていけばしめたもの。
子犬の時期なら、この方法だけですぐに解決することもありますよ。

毎回すぐにはうんちを片付けられないなら…

気づいたら犬がうんちをし終わっているから、すぐに片づけることができない…というお悩みもよく耳にします。
そんな場合は、トイレタイムを決め、なるべくその時間帯に排泄するよう促してみましょう。そうすれば、うんちをしたらその場で片付けることが可能になります。

愛犬がいつもうんちをするタイミングは把握していますか?
おそらく、多くの犬は、食事のあとや、少し遊んだときにうんちをすることが多いでしょう。トイレのタイミングを把握するためには、しばらく愛犬の行動記録をつける方法がおすすめです。

うんちのタイミングでトイレに誘導し、うんちをしてもらう

うんちのタイミングが把握できたら、トイレトレーニングをした時のように、タイミングを見計らってトイレに誘導するようにしてみてください。
トイレできちんと決まった時間に排泄できたら、たくさん褒めてあげる。これを繰り返すことで、トイレタイムがうまく定まってきてくれるはずですよ。

今まさに!うんちを食べている最中…

犬がうんちを食べている真っ最中を発見してしまった時も、焦らず叱らず対応してください。

うんちを今まさに食べている最中の犬

うんちが残っていたら無反応で片づける

うんちの食べ残しがあったら速やかに片づけましょう。

その時、絶対に「こらー!もー!」などと大きな声を出さないでください。飼い主が喜んでくれていると犬が勘違いしてしまい、また食糞行動を繰り返してしまうかもしれません。

食べかけのうんちを見つけたり、愛犬の口のまわりにうんちがついていたりすると、思わず「ギャーッ!」と叫びたくなりますが、ここはグッと我慢。無表情でササっと片づけるのがポイントです。

声をかけるのならうんちを食べている瞬間!「ダメ」と一言

もし声をかけるのなら、食べている瞬間にしましょう。食べ終わった後に注意されても、犬は何で怒られているのかわかりません。
また、声かけは冷静に「ダメ」と一言。叱りつけるのは絶対にNGです。

これは食糞に関してだけでなく、全てのしつけの基本です。

すでにうんちを食べてしまった後…

犬がすでにうんちを食べてしまっていた時は、しかたがありません。あきらめて次は食べさせないようにする方法を考えましょう

よくあるのが留守番中の食糞。帰宅して、うんちを食べてしまった形跡を見つけた場合でも、犬を叱ったり怒ったりすることは絶対NGです。

留守番中にうんちを食べた犬

もしかしたら、お留守番が寂しかったのかもしれません。また、暇を持て余していたのかもしれません。

犬を叱るのではなく、留守中の環境を改善することを検討してください。
留守番中の食事を見直したり、留守にする前に散歩に連れて行ってあげたり、たくさん遊んであげたりして、犬の気持ちを満たしてあげてくださいね。

うんちを食べるのには原因がある!

うんちを食べるのをやめない場合は、原因をもっと深く探ってみましょう
考えられる大きな要因は以下の3つです。

原因①愛犬のニーズが満たされていない

散歩や遊びが少ないことによる運動不足や、お留守番が多く、構ってもらえない寂しさからストレスが溜まり、ストレス解消のためにうんちを食べてしまうことがあります。

また、遊びが足りず、退屈すぎて遊びの一環でうんちを口にしているのかもしれません。

「ストレス」と一言で片づけるのではなく、愛犬にとって何が足りていないのかを知ろうとすることが大切です。

愛犬との散歩の時間を増やしたり、たくさん遊んであげたり、留守番中に遊ばせるおもちゃを工夫したりすることで、愛犬のニーズを満たしてあげると、うそのように食糞癖がおさまることもよくありますよ。

※留守番に活躍!コングで飽きずに長時間遊ばせるコツはこちらの記事で解説しています。
もう飽きさせない!愛犬が夢中になるコングの使い方とは?

ニーズを満たしてもらったことで、うんちを食べなくなった犬

原因②食事の量・間隔が適正でない

食事の量が足りないと、空腹をごまかすためにうんちを食べてしまうことがあります。
逆に量が多すぎても、食べたものの一部が未消化のままうんちとして排出され、それを栄養補給のつもりで食べてしまうことも。

今一度、愛犬の体重に対して、食事の量が本当に適正かどうか、フードは愛犬に適した良質なものかを見直してみてください。

ごはんが足りなくて食糞した犬

空腹が原因の場合は、食事の間隔を短くしてみるという方法もあります。1日に与える食事量はそのままに、1日2回食事を与えているなら3回に分けて与えるようにしてみるとよいでしょう。

そのほか、ごはんの種類を急に変えることによって消化吸収が悪くなり、未消化のうんちをしてしまっている場合も要注意。未消化のうんちを食べられるものだと勘違いしてしまって食べているケースもあります。

また、時には、いつも同じ食事に飽きてしまい、新たな食べ物を求めてうんちを食べてしまったりする犬もいます。

※愛犬のごはんの量が適切かどうか?チェック方法はこちらの記事で解説しています。
愛犬にぴったりのごはんの量を見つける1番簡単な方法とは?【獣医師監修】

原因③病気で食べ物以外のものも食べるようになった

うんちを食べるのをやめた子犬

子犬であっても、成犬であっても、食糞がどうしても収まらない時には、病気の可能性を考えなくてはなりません。

消化管寄生虫に感染してしまっていて栄養を奪われ、栄養不足となっている場合に、不足した栄養を補うために食糞するケースがあります。

また、何らかの疾患による多食症を起こしてしまって食糞していたり、投与されている薬の副作用により本来の食べ物以外のものを口にしたがる「異嗜」といった状態になっている場合もあります。

原因を探り、自分でできる範囲の対策をしてもどうしてもおさまらない場合は、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

叱らず、落ち着いて対策を!

子犬が好奇心からうんちを食べる行為は、多くの場合は成犬になれば自然とおさまります。生活環境を改善し、食糞しなくなるように促してあげましょう。ただし、成犬になっても食糞を続けてしまう場合は、何らかの原因があるはず。愛犬の異変にすぐ気づいてあげられるように、日々こまめに健康状態をチェックしてあげてくださいね。

※犬の食糞対策についてはこちらの記事でもご紹介しています。
発見!愛犬の食糞!その時飼い主が「してはいけないこと」と「するべきこと」

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