【獣医師監修】こいぬすてっぷ公式通販サイト。愛犬ごとにカスタマイズしてお届け

お電話でのご注文 03-6844-5756 平日10時〜18時受付
お申込みお申込み

子犬の噛み癖への対策。傾向を知って子犬のうちに解決しよう!

   2019/12/09

子犬が色々なものを噛んでしまう「噛み癖」、気になりますよね。一口に噛み癖と言っても、カプカプというかわいい甘噛みから、飼い主の手に傷ができてしまうような本気噛みまで色々です。「まだ子犬だし」、「痛くないしかわいいし」、などと言って子犬の噛み癖を全て許していると、噛むことで自分の意思を通す癖がついてしまうかも!成犬になっても続く噛み癖は深刻なもの。噛み癖を治すことも難しくなりますし、噛む力が強くなって人やほかの犬にケガをさせてしまうことも考えられます。困った噛み癖は、子犬のうちに直して、お互いに楽しく生活を送れるようにしましょう。

子犬の噛み癖の傾向を知ろう

子犬の噛み癖には、その動機によってさまざまなタイプがあります。好奇心旺盛で遊びが大好きな子犬期の噛み癖は多くの場合は遊び噛みです。しかし時には、愛犬が自分の身を守るために噛みつくケースもあります。愛犬の噛み癖はどのタイプですか?まずは、愛犬の噛み癖の傾向を正しく知るところからスタートしましょう。

タイプ1 遊びで噛む・遊んでいるうちに興奮してきて噛む

子犬がいろいろなものを噛んで確認をしよう、遊んでみようとする行動は自然な行動。その延長で人の手を噛んでみる、というのも実は子犬としては自然な行動であり異常な行動ではありません。

また、犬には動いているものを追いかけて噛みつくという狩猟本能が備わっています。ですから、ロープ遊びなどをしている中でだんだんと興奮してきて、目の前を動いている手や足に向かって噛みついてしまうことも、いたって自然なことです。

いずれの場合も、噛みつかれた飼い主が「イタタタタタ!」などと大きなリアクションを見せると、それ自体が子犬にとって楽しい遊びになってしまいます。すると、噛みついて遊ぶ癖がついてしまったり、より強い力での噛みつきに発展してしまったりすることがあるのです。

こういったタイプの噛み癖は、適切な対応さえすれば、必ずしも「今すぐにやめさせなくては!」と焦る必要はありません
とはいえ、飼い主がけがをしてしまうほどの噛み癖となると、飼い主を悩ませる行動には違いありません。ですから、こういった遊びや遊びの延長で噛むような噛み癖にもきちんと適切な対応が必要です。

タイプ2 かまってほしくて噛む

一緒に遊びたいのに、一向に飼い主に相手をしてもらえず、放置されてしまっている時に靴下やズボンのすそに噛みついてくるのがこのパターン。

「かまないでー」と靴下やズボンを引っ張り返すことで、犬との引っ張りっこになってしまってはいませんか?これは子犬にとって「噛むことでかまってもらえた!」「噛んだら引っ張りっこできた!」という報酬になってしまっている、というのもよくあるケースです。

タイプ3 ヤメテ!を表現するために噛む

ブラッシングしようとすると噛んだり、足を拭こうとすると噛んだりするのがこのパターン。時には、特定の場所を撫でようとすると噛むことも。また、抱っこしようとしたり、リードをつけようとすると噛みつくのも、拘束されることに対する恐怖心からの噛みつきと考えられます。

撫でられることやブラッシングされること自体が嫌で「やめて!」を表現するために噛むこともあれば、「抱っこ→苦手なブラッシング」という「抱っこ→トイレのためにサークルに閉じ込められる」といったように、「抱っこされるとそのあとで嫌なことが起こる」と学習してしまっているケースも。いずれも、防衛本能からの噛み癖であり、まずは「噛む=子犬が嫌がっている」ということを正しく認識することが大切です。

このタイプの噛み癖は子犬の時点で解決しておかないと、のちに深刻な噛みつきへと発展してしまうリスクがありますもしもすでに飼い主の手から血が出るほどの噛みつき方をするような場合には、専門家に相談することをおすすめします。

タイプ4 生え変わりの時期で、歯が痒いために噛む

これはここまでの子犬の噛み癖とは少々様子が異なります。乳歯から永久歯へと生え変わる時期のいわば「期間限定」の噛み癖です。これは、生え変わりの完了とともに落ち着きますので、心配はいらないでしょう。

子犬の噛み癖対策①噛む状況をつくらない!

子犬の噛み癖の傾向がわかったら、まずはいつも子犬が噛む状況をできる限り作らないようにしていきましょう。
噛んでしまった子犬を叱るなどして噛ませないようにするのではなく、そもそも噛んでしまうような状況を作り出さないことが、噛み癖対策のポイントです。

タイプ1 遊びの延長で噛む子犬の場合

遊びの延長で噛んでしまう子犬の場合は、遊んでいて子犬が興奮してきたなと感じたら、子犬が手などに噛みつく前に、遊びをやめてクールダウンさせましょう。

また、手や足をおもちゃにして遊ぶこともしないでください。これは子犬に「噛みついてもいいですよ」と言っているようなもの。人の体への噛みつきを誘発するような遊び方は決してしないようにしてください。

手にじゃれついてきたときは、さりげなくおもちゃやロープでの遊びに誘導し、手を噛んで遊ばせないようにしましょう。

甘噛みのほとんどは、成犬になるにつれて収まっていきますが、人の手を噛むのがいけないということは、子犬のころからしつけておく必要があります。

タイプ2 かまってほしくて噛む子犬の場合

子犬がかまってほしくて噛んでくるということがわかっている場合には、子犬が満足するまで、存分に遊んであげてください。

子犬が噛んでしまう前に、遊ぶことで子犬の気持ちを満たしてしまえば噛みつくという行動には出ないはずですよ。

子犬が噛む前に噛みたい欲求を満たす遊びを存分に

タイプ3 防衛するために噛む子犬の場合

ストレスや恐怖から自分を守るために噛むパターンの場合は特に慎重な対応が必要です。

歯磨きやブラッシングのときに噛んでしまうなら、歯磨きやブラッシングが苦手なのかもしれません。子犬が嫌がっている様子ならば無理やり歯磨きやブラッシングをしようとはせず、できるところから少しずつ慣らしていかなくてはなりません

ここで無理をすると飼い主と犬との関係性も悪化しますし、犬はますます噛みつこうとして、ひどい噛み癖がついてしまうかもしれません。まずは子犬が何を苦手としているのかを正確に把握しましょう。この時、子犬がされて喜ぶことについても、一緒に知っておくことをおすすめします。

撫でられるのが苦手で噛む子犬の場合は、撫でる練習からはじめる

犬が苦手なことを練習するときには、お気に入りのおもちゃやおやつなどを与えながら、少しずつ慣らしていきましょう。もちろん、頑張っている子犬を褒めてあげながら行うことも忘れずに。

※子犬のうちにぜひしてあげたい「撫でる練習」。こちらの記事でご紹介しています。
撫でられるのがもっと好きに♪犬の撫で方の基本3STEPと、練習の方法とは?

タイプ4 生え変わりの時期で歯がかゆくて噛む

8ヶ月頃~1歳くらいには新しい歯が生えそろうので、歯の抜け変わりの違和感にいよる甘噛みは徐々に収まっていきます。
歯がかゆい時期には、噛んでもいいおもちゃを与え、子犬の噛みたい気持ちを満たしてあげましょう。子犬の好みは色々ですので、ぜひ色々な素材のおもちゃを楽しませてあげてくださいね。

生え変わりの時期の子犬には噛んでいいおもちゃを色々と与える

子犬の噛み癖対策②噛む前のサインを見逃さない

犬は噛む前に必ずサインを出しています。子犬が噛んでしまう前に、このサインに気が付き、対応してあげることがとても大切。そうすることで、子犬は噛むという行為をしなくてすむので、噛み癖へと発展してしまうこともありません。
また、「自分のことをわかってくれる飼い主」のことをより信頼してくれるようになるでしょう。

タイプ1 遊びの延長で噛む子犬の場合

ヒートアップしてきたら、グルルルルなどとうなり声を出す子犬が多いでしょう。子犬の動きにも注目して、上手に遊びを切り上げましょう。

上手にクールダウンできたら、また遊びを再開すればOKです。

タイプ2 かまってほしくて噛む子犬の場合

かまってほしくて噛む癖のある子犬の場合も、噛む前に子犬が発するサインを見逃さないようにして、「噛まなくても遊んでもらえる」ということを子犬に知ってもらいましょう。 飼い主の顔を見る、吠える、など、噛む前に「噛む」以外の方法で遊んでほしいことを訴えているはずですよ。

タイプ3 防衛するために噛む子犬の場合

防衛のために噛みつく犬の場合、『噛む』という動作にいたるまでに次のような手順をふみます。威嚇的な目で相手を見る→『グルルルル』などと低い声でうなる→歯をむく→相手の行動がやまなければ噛む→噛んだ場所をなめる。
普段から、子犬の表情や声色をしっかりと観察して、「噛む」という行動の前に気づいてあげられるようになりましょう。

子犬から噛むぞ!のサインがでたら、その行動をストップしましょう。
『噛むぞ!』と警告を出しているのに、無視をされた子犬が次にする行動は噛みつくこと。これは自然なことです。優しく子犬の名前を呼んで安心させてあげたり、音の出るおもちゃなどで気をそらせたりするのも効果があります。

ただし、恐怖が原因で噛む場合は、このような手順をふまず、いきなり噛みつくことがあります。しっぽをまいて震えているような状態の犬には手を触れない方がよいでしょう。

※愛犬の気持ち、読み取れますか?詳細はこちらの記事でご紹介しています。
愛犬のしぐさから気持ちを読む達人になる方法は?

子犬の噛み癖対策③噛んでしまったら…次は噛ませない!

噛んでしまったことは仕方がありません。噛み癖対策で大切なのは、次は噛ませないようにすること。噛んでしまった犬を叱りつけることはしないでください。暴力で「仕返し」をするなどもってのほかです。

飼い主の反応が子犬にとっての報酬にならないように

遊びを切り上げるタイミングを逃し、子犬がヒートアップしすぎて手に噛みついてしまったときには、無言で、もしくは「痛い!」と一度だけ言って、さりげなく手を引っ込めましょう。腕を体にピタッとつけるなどして、それ以上子犬が噛めないような姿勢をとるのがポイントです。

『噛んでしまうと遊び続けることはできない』と子犬に認識させることで、ひどい噛み癖へと発展させないようにすることが大事です。

遊んでいるときに噛んだら遊びをやめてしまう

もちろん子犬といえども、噛まれるとやっぱり痛いものです。つい、「いたーい!」と声をあげてしまいがちですが、ここは冷静に。高い声で「痛い」といっても、子犬は遊んでいる、喜んでいるとしか思いません。飼い主の反応が子犬にとって楽しいものになってしまうと、噛み癖は決して解決しません。大きなリアクションを見せることは、子犬にとって噛むという行動をより楽しい遊びにしてしまう可能性があります。あくまでも無反応でさりげなく、遊びをやめて手を隠すようにしてください。

噛むことで通そうとしている犬の主張は聞かない

『噛まれる』→『犬の言い分を聞く』という行動をとるのはNG。犬は『噛むことで要求がかなえられた』という成功体験として認識してしまい、次も噛むことで主張を通そうとするでしょう。

もちろん、一緒にたくさん遊びたい、運動したい、といった、基本的な要求が満たさていることが大前提。これができていないようであれば、まずは存分にストレス発散させてあげてください。

それでも何かを要求して噛まれたら、冷静に「痛い」と一言。すっと手を引っ込めて立ち上がる、もしくは小さくうずくまるなどして、相手にしないようにしてください。噛むことをやめたら、ほめて遊んであげましょう。『噛んだら自分のしたいことはできなくなる』ということを学習すれば噛みつくことは減り、噛み癖も解消されてきます。

子犬の噛み癖対策④ 家族の協力が不可欠!

子犬の噛み癖を治すには、家族間でルールを徹底し、協力することが大切です。
例えば、噛むのをやめさせる言葉は『ダメ!』なのか『痛い!』なのかなど、家族間で統一しておくと、子犬も戸惑わずにすみます。

また、子犬のストレスを発散させることも、噛み癖対策には非常に大事なポイント。きちんと子犬の基本的な要求が満たされていることが噛み癖対策の大前提なのです。
家族で協力して、散歩に連れて行ったり、遊んであげたりと子犬がストレスをためない環境を作ってあげましょう。

ただし、「女性にだけ噛む」、「子どもにだけ噛む」などの状況が見られる場合は、少し状況が改善するまでは、噛まれる人は手を出さないようにするなどの工夫も必要です。

子犬の噛み癖、子犬のうちに解決を。

将来深刻な噛み癖で悩まされないようにするためにも、人の体の一部への噛みつきは、子犬の時期から許さないようにしておかなくてはなりません。7カ月~1歳くらいのいわゆる思春期や反抗期にあたる時期は、自分の主張や要求が強くなります。噛み癖に限らず、この時期はしつけに少々手を焼くことになるかもしれません。さらに成犬になってしまうと、噛み癖は深刻な問題となる可能性があり、噛み癖を直すのには大変な労力がかかることも少なくありません。子犬であっても、家庭での噛み癖のしつけが難しいと感じたら、早めに専門家に相談することをおすすめします。

※子犬の噛み癖については、こちらの記事もご参照ください。
子犬が噛む…しつけの前に行う「3つの工夫」で解決しよう

関連記事

愛犬の早食いを防ぐ方法3選

愛犬の早食いを防ぐ方法3選

愛犬に早食いのクセはありませんか?愛犬の早食いが原因でフードが喉につまったり、むせてしまったりすることがよくある、という…