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子犬のはじめてのシャンプー。失敗しないためのコツ2つと手順【獣医師監修】

 

はじめてのシャンプーを成功している子犬

子犬のはじめてのシャンプーのコツは 「安全に行うこと」 と「トラウマを与えないこと」。はじめてのシャンプーで嫌な思いをした犬はシャンプー嫌いになって、次のシャンプーがさらに大変になる…という悪循環に陥ることも。ここでは子犬のはじめてのシャンプーを失敗しないためにおさえておくべきポイントをご紹介します。

はじめてのシャンプーのコツ①安全確保

子犬のはじめてのシャンプーでは特に安全に気を使う

はじめてのシャンプーは、子犬も飼い主さんも緊張しがちです。できる限り安全な環境でシャンプーすることをおすすめします。

たとえばシャンプーをする場所。子犬がシャンプーの時に落ちてケガをしないように、高さのない場所でシャンプーしてください。お風呂場の床でシャンプーしてもいいですし、ベビーバスをお風呂場の床において使うのもひとつの方法です。子犬の体は小さいので、お風呂場ではなくキッチンのシンクや洗面台でシャンプーしたいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、これは絶対におすすめできません。はじめてのシャンプーは特に、ビックリした子犬が暴れてしまうかもしれません。また、子犬が不意に動いて飼い主さんが手を滑らせてしまうことも考えられ、大変危険です。

また、シャワーでやけどをさせないようにすることも大事なポイント。35~37℃くらいのぬるま湯が子犬の皮膚への刺激も少なくシャンプーに向いています。人が入る一般的なお風呂よりもだいぶ低い温度ですのでご注意ください。 きちんと飼い主さんの手で触って、ぬるま湯になっているかを確認してから子犬の体にかけてあげてくださいね。

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はじめてのシャンプーのコツ②怖い思いをさせない

子犬のはじめてのシャンプーは嫌がらないように素早く優しくして怖い思いをさせない

子犬がはじめてのシャンプーで怖い思いをしてしまうと、その後のシャンプーを嫌がるようになることがあります。はじめてのシャンプーは、つい必死になってしまいがち。シャンプーすることにばかり気をとられないように、子犬の様子をよく観察しながら進めてくださいね。

シャンプーを始める前には、はじめてのシャンプーを子犬が安心して受けられるように、子犬の気持ちになって怖い要素がないかチェックしましょう。

  • 子犬はシャワーの音に慣れている?
  • 子犬は浴室を怖がりらない?
  • 足の裏やしっぽなど、体中を触られることに慣れている?
  • ドライヤーの大きな音にビックリしない?

はじめてのシャンプーの前にこれらの要素がクリアできていない場合は、まずはシャンプーの環境に慣れることからスタートです。浴室に一緒に入って遊ぶ機会を作ったり、飼い主さんのドライヤーシーンを見せてあげたりしておくとよいでしょう。

生涯にわたって何度も行うこととなるシャンプーです。トラウマを与えないためには焦りは禁物。はじめてのシャンプーに不安な要素があるものの、子犬の体のにおいが気になる…といった場合なら、全身を拭くボディタオルできれいにしてあげるという手もあります。また、本格的にシャンプーするのは嫌がらない場所だけの部分洗いにして、苦手な顔回りは湿らせたタオルできれいにする、という方法もあります。子犬にあわせて、無理なく進めてあげてくださいね。

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子犬のはじめてのシャンプーの手順

シャンプー前にブラッシング

子犬のはじめてのシャンプーの前のブラッシングの道具

はじめての時に限りませんが、シャンプーの前には丁寧にブラッシングをして、抜け毛を減らしておきましょう。抜け毛をそのままにしてシャンプーをすると、シャンプー中に毛が絡んで子犬が痛い思いをします。

準備を万全にしておく

子犬のはじめてのシャンプーの前に準備しておく泡

犬の皮膚は薄くてデリケート。湯温が熱くなりすぎないようにシャワーは35~37℃くらいのぬるま湯に設定しておきましょう。道具もすべて手の届く場所にセッティングしておきます。シャンプーもあらかじめ泡立てておきましょう。

シャワーでゆっくり子犬の体を濡らす

はじめてのシャンプーで体を濡らす子犬

子犬が怖い思いをしないように、なるべく顔から遠いところから濡らしていきます。子犬の体にシャワーヘッドを近づけると、音が小さくなって怖がりにくくなります。シャワーをする時に、あらためてお湯が熱すぎないことを確認を。湯温で子犬の体が熱くなっていないか、水圧が強くかかりすぎていないかも常にチェックしましょう。顔回りは濡らしたタオルやスポンジで優しく拭いてあげるとよいでしょう。

優しくシャンプー

はじめてのシャンプーで顔を洗う子犬

泡立てておいた犬用のシャンプーを手にとり、背中から顔、背中からお尻という方向に、指の腹で優しくマッサージするように洗います。スポンジやラバーブラシを使ってもOK。顔は、目鼻や耳にシャンプーが入らないよう十分に注意しながら洗います。特に目のまわりは、すすぎの直前に洗うことをおすすめします。

しっかりすすぐ

はじめてのシャンプーでしっかりとすすぐ子犬

シャンプー残りがないようにしっかりすすぎましょう。ぬるま湯をたっぷりふくませたスポンジを使うとうまくいきやすいです。子犬の指の間、耳の周辺、おなかはシャンプーが残りやすいのでチェックしてください。顔回りは濡らして絞ったタオルで十分にふき取ります。

タオルドライ後、やけどに気を付けて乾燥

はじめてのシャンプーの後、しっかりとタオルドライしている子犬

シャンプーがしっかりと流せたら、吸水性の高いタオルを何枚か使ってしっかりふき取ります。拭ききれないようなら、残りはドライヤーで乾かしましょう。高温のドライヤーは火傷につながるため、低温か送風で乾かしましょう。

子犬がシャンプーを嫌がったら無理はしないで切り上げて

はじめてのシャンプーは、子犬が怖がる様子がないかチェックしながら無理のない範囲で行いましょう。10分を目標に、短時間で手早く行うことがポイントです。はじめてのシャンプーは怖くても当たり前。無理強いをして、シャンプーやお風呂嫌いにさせないことがなによりも大切です。怖がる場合は、洗面器にお湯をはり、慣れるまでは足だけ洗うなどの部分洗いから練習を重ねましょう。

はじめてのシャンプー完了。子犬をゆっくり休ませてあげて

子犬に限らず、シャンプーは犬にとって非常に体力を使うもの。ましてはじめてのシャンプーは、緊張と不安で子犬は想像以上に疲れています。シャンプーが終わったら、安心出来る環境でゆっくり休ませてあげましょう。リラックスしながらも、穏やかなトーンでしっかりと褒めてあげることを忘れずに。

はじめてのシャンプーは飼い主さんのほうも緊張して疲れているのではないでしょうか?飼い主さんも子犬と一緒にゆったりとリラックスして過ごすのもいいですね。

はじめてのシャンプーはできる範囲からチャレンジ

子犬のはじめてのシャンプーは、無理せず、出来る範囲で行いましょう。一度に全部洗えなくても大丈夫。少しでもシャンプーを頑張ったことを褒めてあげてくださいね。洗い残したところは、濡らしたタオルや市販のシャンプータオルで拭いてあげたり、次の機会に洗ってあげたりすればOKです。はじめてのシャンプーを楽しく成功させて、お風呂が大好きなワンちゃんに育ってくれると良いですね!

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