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ブラッシングを嫌がる犬、苦手部位の克服方法とは?

   2020/02/06

愛犬は体中どこでもブラッシングさせてくれますか?背中はブラッシングできるけど、お腹は嫌がる、足の付け根は嫌がる…なんてことはありませんか?嫌がってしまってブラッシングできない場所がどんどん毛玉になっていくのを見ていると、とても気になりますよね。「毛玉になったところを無理やりほぐそうとして時間がかかったり痛がったりして、さらにブラッシングが嫌になる…」の悪循環も悩ましいところ。毛玉になった場所は汚れが溜まり、皮膚炎の原因になる可能性もあります。できれば毎日自宅でしてあげたいブラッシング。愛犬と格闘することのない、楽しい日課にしたいですよね。そこで今回はブラッシングを嫌がる犬の苦手克服方法についてお伝えしていきます。

ブラッシングが嫌いな場所を「触る」練習から

一度ブラッシングを嫌がるようになってしまった犬が、苦手を克服するには非常に時間がかかります。焦る気持ちもあるかと思いますが、まずはじっくりゆっくり練習していく覚悟をしましょう。

ブラッシングを嫌がる愛犬、「触られる」ことは苦手ではないですか?

犬がブラッシングを嫌がる理由としては、「過去にブラッシングで痛い経験をしたから」というものが少なくありません。

無理やりにブラッシングをして、ブラシに毛が絡まり、皮膚を引っ張ってしまったり、力を入れ過ぎて、柔らかい部分の皮膚を傷めてしまったり…ということはありませんでしたか?

もしかするとそういった部分は、手で触られることさえも嫌がるかもしれません。
触られることすら嫌がっている状態では、その部分をブラッシングすることなどできません。

ブラッシング前に触る練習をする犬

まずは「触られること」が大好きになろう

ブラッシングを嫌がる場所を克服するには、まずはブラッシングの練習の前に、「触られても平気」という状態にしておかなくてはいけません。
くれぐれも無理やりブラッシングをして慣れさせよう、などということはしないでください。愛犬が嫌がってブラッシングができないうちは、手で毛玉をやさしくほぐすなどで対応しましょう。

もしも愛犬が、「苦手な部分を触られる=痛い思いをする」と思っているようなら、強引に触ろうとすると、さらに激しく抵抗するようになるでしょう。
愛犬が嫌な思いをするだけでなく、自分の嫌がることを無理やりしてくる飼い主さんに対して不信感を持ってしまうかもしれません。

愛犬に嫌な思いをさせずに体に触られることに慣れさせていくには、「焦らず、少しずつ、リラックスしながら」がポイントです。決して愛犬と格闘してはいけません。
たくさん遊んだあと、ソファーで一緒にくつろいでいる時間帯など、犬も飼い主もリラックスしているタイミングがおすすめ。優しく言葉をかけながら背中を撫でてあげたり、頭を撫でてあげたりする習慣をつけることからスタートしてください。

触る練習だからといって、いきなり脇やお腹といった、愛犬が触られるのが嫌な場所を触ろうとするとはしないでください。愛犬の緊張感をよく観察しておき、嫌がっている様子が見えたらその部分を触ることはやめましょう。嫌がっているのにしつこく触り続けるとと、今度は背中や頭を触られることにも抵抗するようになりますのでご注意を。

触られても愛犬がリラックスできる部分から撫でてあげて、「触られること=飼い主との楽しいひととき」という経験を積み上げていってください。

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ブラッシングの前に触る練習をする子犬

苦手な部分を「触る」練習を続けよう

犬も慣れてくると、触られても嫌がらない部分が広がっていきます。そのまま、体中どこを手で触っても大丈夫な状態まで続けていきましょう。

触られるのを嫌がる場所を撫でるときには、片方の手でおやつを食べさせたりしながらゆっくりと触る練習を進めるのがおすすめです。もちろん、触られてじっとしていることを褒めるために、触っている間は誉め言葉をかけ続けることもお忘れなく。

大事なことは、犬が緊張したり、顔をそむけたり、足を引っ込めようとしたり、手に噛みつこうとしたり…といった、「嫌がっているサイン」を見逃さないようにすることです。嫌がっている様子があるときにはすぐにやめて、愛犬が触られて気持ちいいと感じる場所を撫でるところから再開です。

こいぬすてっぷ生後3か月編では体の色々な部位を触る練習を詳しく説明しています。気になる方はお気軽にお問合せくださいね。

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いよいよ、愛犬が嫌がる場所のブラッシング練習

愛犬が体を触られることに慣れてきたら、いよいよブラッシングの練習です。ここでも、嫌がる愛犬と格闘しないことを心にとめておいてください。愛犬に嫌がる様子があると、「さっさと終わらせてしまおう!」とついついムキになったり必死になってしまいがちですが、リラックスした雰囲気でブラッシングタイムを楽しむことを目指しましょう。

まずは愛犬が嫌がらないところからブラッシング

ブラッシングはしつけと同じ要領で、「褒めながら」行うのがベストです。

まずは抵抗なくブラッシングできる場所から始めましょう。いきなり全身をくまなく行うのではなく、背中だけでも問題ありません。優しく声をかけながら、ゆったりとブラッシングしてくださいね。
大事なことは、「犬に嫌な気持ちを起こさせないこと」です。

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ブラッシングを嫌がらない犬

次に愛犬が嫌がるところをブラッシングする練習

ブラッシングに慣れてきたら、嫌いな場所にも挑戦です。

毛のもつれがあるようならば、あらかじめ手でかるくほどいておいてからブラッシングすることをお忘れなく。

飼い主が「ここは嫌がるだろうな」という気持ちでブラッシングをすると、犬にもネガティブな気持ちが伝わります。飼い主がポジティブな気持ちでブラッシングを行いましょう。

ここまで根気強く取り組んできているので、犬のブラッシングへの印象はかなり変わっているはず。
苦手な部分のブラッシングを行うときには、優しく声をかけ、ご褒美のおやつなどを食べさせながら進めるとよいでしょう。二人で行うことができる場合には、一人が知育玩具につめたご褒美を与えながら、もう一人がブラッシングをするという方法がよいでしょう。
また、片方の手で、愛犬が撫でられて喜ぶ部分を撫でてあげながら、もう片方の手でブラッシングを進める方法もおすすめですよ。

ご褒美のおやつを食べながらブラッシングの練習をする犬

最初から完璧にブラッシングしようとはせず、はじめはほんの少しブラッシングさせてくれただけでも合格です。しっかり褒めてあげてください。
また、ブラッシングを切り上げる時には、最後に愛犬が嫌がらない場所をブラッシングすることをお忘れなく。愛犬が嫌がったままの状態、嫌な気持ちのままの状態でブラッシングを終えないことが非常に大切なことです。

こうして、愛犬と格闘することなく、また、嫌な印象を残すこともなく「上手にブラッシングができた!」という経験を積み重ねていきましょう。そうすれば、少しずつ犬のブラッシングに対する印象はよくなっていき、よりリラックスしてブラッシングをさせてくれるようになっていくはずです。

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「ブラッシングを嫌がっているサイン」を見逃さないように

噛んだり、唸ったりしなくても、愛犬はブラッシングを嫌がっているサインを出しているかもしれません。

  • ブラッシングしている部分を振り返って見ようとする
  • ブラッシングしている手を甘噛みしようとする
  • 逃げようとする

ブラッシングの練習中は特に、こういった些細な愛犬の変化を見逃さないように気を付けましょう。
犬が嫌がっているサインに気づいて対応してあげることで、愛犬も「わかってくれる飼い主」をさらに信頼し、リラックスしてくれるようになるはずですよ。

【毎日のブラッシングの前に】毛玉ほぐしは慎重に

きれいにブラッシングできたロングコートの犬

毛玉ができやすい場所は、首回り・脇・胸・お腹・内股です。
定期的にブラッシングしないとブラシやコームではほぐせなくなるくらい固まってしまいますので、注意してください。せっかく苦手を克服しても、固まった毛玉をほぐすときに痛い思いをすると、またブラッシングを嫌がるようになってしまいかねません。

特にロングコートの犬種は毛玉ができやすいので要注意。
しっかり確認しながらブラッシングしてあげてくださいね。

毛玉ができたら、とにかく無理は禁物

毛玉ができてしまった場合のブラッシングには細心の注意が必要です。丁寧に、優しく、毛並みに沿ってブラッシングしてあげることがコツ。
毛玉より根本側を手で持ち、毛が引っ張られないようにそっととかしてください。
また、ブラッシング前にやさしく手でほぐしておくこと、毛玉になる前のもつれはほどいておくことも大切なステップです。

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きれいにブラッシングされた犬

頑固な毛玉はプロに任せるのもひとつ

手で優しくほぐしてみてもほぐせないようならば、毛玉はかなり固まっている状態です。
皮膚を傷つけないように細心の注意をはらいながら縦にハサミを入れて、毛玉の塊をいくつかに分け、じっくりとほぐしていくしかありません。

しかし、これはかなり難易度の高いケア。
無理をして愛犬がまたブラッシング嫌いに戻ってしまったり、愛犬にケガをさせてしまったりしてはいけません。

ブラッシングを嫌がる犬

ブラッシングがうまくいかずに毛玉がたくさんできていたり、自分の力ではほぐすことが難しいと感じたりした場合は、ペットサロンなどのプロに任せるのもひとつの方法です。
一部分だけ頑固な毛玉になっている時には、その下に皮膚炎や傷が隠れていることも。
無理をして、愛犬がケガをしてしまったり、嫌な思いをしてブラッシング嫌いになってしまったりする前に、思い切ってプロのトリミングサロンや動物病院で相談してみましょう。

ブラッシング嫌いを克服して気持ちいい毎日を

どんな犬種であってもブラッシングは大切です。できる限り毎日ブラッシングをして、愛情をたっぷり注いであげてください。無理せず、格闘せず、少しずつ慣らしていくことがポイントです。ブラッシングを嫌がる愛犬の場合は、まずは完璧でなくてOK。嫌がらない場所を少しずつブラッシングしたり手でほぐしたりして、毛玉を作らないことを目標にしてみてください。できなかったところは明日ブラッシングしよう、くらいの気持ちで、ぜひリラックスして練習を進めてみてくださいね。

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