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【自宅で練習】子犬がいつでも「待て」ができるようになるしつけ方とは?

   2020/04/09

子犬のしつけで必ず教えておきたいものの1つ、「待て」。「待て」ができれば、飛び出し事故を防げたり、公共のマナーを守れるようになったりするため、お散歩やおでかけを楽しみやすくなります。今回は子犬が「待て」を「いつでも、どんな時でも」できるようになるための練習方法をご紹介。もちろん成犬になっていても、この4STEPを丁寧に繰り返せば習得は可能。「待て」を教えたいけれどしつけの方法が分からない…という飼い主さんは必見です!

子犬に「待て」をしつける時のゴールは?

子犬に「待て」のしつけをするにあたって、意識しておきたいことがあります。それは、「待て」のしつけのゴールについて。このしつけのゴールは「いつでもどんな時でも『待て』ができること。」です。

自宅でごはんを目の前にした時だけ「待て」ができるようでは不十分。お出かけ先のように、犬にとって刺激が多くて気が散りがちな状況で「待て」をすることは犬にとって大変難しいことではありますが、そんな状況でこそ「待て」は役に立つのです。

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いつでもどんな時も「待て」ができることが必要な3つの理由

①犬や周囲の人の安全を守ることにつながるから

子犬のうちにしっかり「待て」をしつけておくことで、愛犬やほかの犬、他の人の安全を守ることにつながります。

散歩やお出かけなどで行動範囲が広がると、家族以外の人や他の犬に出会う機会が多くなります。しかし、出会った人や犬に対して、愛犬が必ずしも友好的な態度を取るとは限りません。また逆に、人や犬が大好きで、ついつい「かまって!遊んで!」ととびつこうとするかもしれません。さらには、横断歩道や曲がり角で飛び出してしまうこともあるかもしれません。

周囲の人や犬に嫌な思いをさせたり、事故を起こしたりといったトラブルを防ぐためにも、どんな状況でも「待て」ですぐに愛犬の動きを止められるようにトレーニングしておきましょう。

他の犬が好きでとびつこうとする犬

公共の場でのマナーを守ることにつながるから

ドッグカフェやドッグランなどは、犬の気を散らせる刺激が多く、「待て」の難易度はぐっとあがります。子犬のうちから色々な状況で「待て」のしつけをしておき、確実に「待て」ができるようになっておけば、刺激がいっぱいで子犬が興奮してしまいがちなドッグカフェなどに入るときにも躊躇せずに済むはず。

公共の場で犬が「待て」ができないと、好奇心のままに周りの人の荷物をあさってしまったり、置いてある食べ物を食べてしまったりといった迷惑をかけてしまう可能性があります。

公共のマナーを守り、スマートにおでかけを楽しむためにも「待て」が確実にできることは大切です。

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③「待て」のしつけは非常時に役立つから

「待て」のしつけを効果的に使うことは、愛犬を危険から守ることにつながります。地震をはじめとした災害時にも、きちんと「待て」そして「おいで」までマスターしておくことで、スムーズな避難が可能となります。このように、愛犬の身の安全を守るためにも、「待て」は重要なしつけなのです。

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STEP1 子犬に「待て」を理解させよう

「何かをすること」を教える「おて」や「おすわり」と異なり、「何もしないでじっとしていること」を教える「待て」は、犬に理解させるのに少々時間がかかるかもしれません。根気よく教えてあげましょう。

「待て」という言葉で子犬が2~3秒待つ練習

「お座り」もしくは「伏せ」をさせて「いいこ」と褒めたら、そのまますぐに「待て」と言いながらごほうび(フード)を持った手をかざして1歩下がります。

ほんの2~3秒たったらすぐに誉め言葉をかけてあげながらご褒美を与え、「よし」や「OK」と言って子犬を自由にさせてあげましょう。

徐々に秒数を伸ばしていき、まずは5秒程度を目標に。その場で動かずにいられたら、しっかり褒めながらごほうびを与えましょう。

子犬が動きそうになったら…

もしも子犬が動きそうになったら、もう一度「待て」と言って子犬の動きを止めましょう。その後すぐに「よし」で近づいて子犬を褒めてあげてください。子犬が自分から動き出す前に、「よし」と言って褒めてあげることがポイントです。

子犬が動きそうになったら「待て」と再度言ってすぐ近づく

子犬は一連の流れをすぐには理解できないかもしれません。子犬に「待て」をしつけるときは、基本のしつけを何度も何度も繰り返し、10日~半月程度はかけるつもりで取り組みましょう。

STEP2 「待て」で子犬から少し離れる練習をしよう

「待て」の言葉が理解できたら、次は子犬から飼い主さんが少し離れられるようにレッスンします。

飼い主さんは子犬の目をみながら1歩ずつ後ろに下がります。急に下がると子犬が不安になるため、初めは1歩、できたら次は2歩、と少しずつ距離をのばすことが大切です。ゆっくりゆっくりに距離を伸ばしていき、ここでは、10歩ほど離れることを目標にしてください。

「待て」でゆっくり子犬との距離を伸ばしていく

子犬が上手に待てたら、すぐに近づき、誉め言葉をかけながらご褒美を与え、「よし」で自由にさせてあげてください。

より実践的に…時間を延ばしたり、途中で背を向けたりしてみよう

ここまでできたら、「待て」をさらに有効に使えるようになるための練習です。

「待て」の合図で待つ時間を延ばす練習のほか、飼い主さんが少し背を向けてみる練習も組み合わせるとよいでしょう。背を向けている時間も徐々に徐々に伸ばしていけるように練習してくださいね。

ここでも、子犬がもぞもぞしだすなど動き出しそうになったら、再度「待て」と声掛けを。子犬が動き出してしまう前に近づいて褒めてあげるようにしてください。

STEP3 「待て」とセットで「おいで」も教えよう

「待て」で子犬とある程度離れることができるようになったら「おいで」の練習をしましょう。

「待て」で離れている状態から、両手を広げて「おいで」と子犬を呼びよせます。はじめは多少子犬のほうへ手を伸ばして、食べ物を与えてもOK。徐々に手を伸ばすのではなく、犬が自ら飼い主の足元に来るように練習してください。
「おいで」で子犬が飼い主さんの足元に来たら、しっかりと褒めながらご褒美を与えましょう。

「待て」のあと「おいで」で子犬が足元に来る練習

発展的なレッスンとしては、子犬に「おいで」という言葉を言わずとも、「待て」のあとに両手を広げるだけで飼い主さんの元へ来られるようにしておくと、静かにしなければいけない場所でも合図が使えて便利になります。

さらに…「おいで」で来た子犬の首輪を持つ練習

やや難易度は高くなりますが、「おいで」で飼い主さんの足元に来た子犬の首輪を持つことまでできるようになると、さらに生活の中で役立ちます。

「おいで」で足元に来た子犬に褒め言葉をかけて、食べ物を与えながら少し首輪を持ったりや首元を触ったりしてみてください。首輪を触られたり、首を触られたりは、子犬が嫌がりがちな行為。必ず食べ物を与えながら首輪を触り、食べている間に触り終えるようにしてください。

この練習が大事なのは、「おいで」が必要になる状況ではそれ以上前へ進まないように犬を静止することが必要な状況であることがよくあるため。「おいで」をしたのに、また元の場所に戻っていってしまった…なんてことがないように、ぜひ練習しておきましょう。

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STEP4 「待て」「おいで」を様々な状況で練習しよう

子犬が慣れた環境での「待て」「おいで」を確実にできるようになったら、次はいつもと違う状況でもできるように練習してみましょう。

まずは家の中で部屋を変えて練習です。また、同じ家の中で、指示を出す人を変えてみるのもいいですね。家の中でテレビがついている時に練習するのもひとつです。

このようにして、まずは慣れた自宅の中での色々な状況で「待て」が確実にできるようになることを目指しましょう。そうすれば、今後、公園をはじめとした家の外での「待て」の練習にステップアップできますよ。このようにさまざまな環境で練習を重ねておくことは、本当に必要なときに確実に「待て」「おいで」ができるようになるためにとても大切です。

環境が変わると多くの場合は注意散漫になり、「待て」が上手にできないことがほとんどです。決して叱らず、根気よくしつけを進めててくださいね。どんな場所、どんな状態でも確実にできることを目標に取り組みましょう。

※外で練習するときは、しっかりと子犬にリードを装着し、愛犬と周囲の人や犬の安全を確保することをくれぐれも忘れないでください。

コツ:難易度に合わせてご褒美もレベルアップ!

周囲が騒がしいなど、犬の気が散りやすい環境で「待て」などの指示に従うのは難しいもの。また、周囲に魅力的なものがたくさんある時に「おいで」の指示に従うことも大変難しいことです。こういった時にきちんと愛犬が指示に従えたときには、ご褒美もいつもより特別なものを与えるとよいでしょう。

ご褒美や褒め方にメリハリをつけることで、しつけの成果もぐんとアップしますよ。

「待て」が成功したときのご褒美にメリハリをつける

もちろん、簡単な場面で成功したからといって、褒めなくていいわけではありません。成犬になってからでも、「できて当たり前」などとは考えず、少しの時間でも上手に待てたら愛犬をほめてあげることを続けましょう。このことが、いざ難易度の高い場面でも確実に「待て」を成功させる秘訣です。

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「待て」のしつけの注意点3つ

「待て」のしつけは「おすわり」ができてから

子犬のしつけは厳密に何か月から、何か月までというものがありません。子犬の様子をよく理解している飼い主さんが、「教えてあげよう」と思ったときが始めどき。とはいえ、一度に色々なしつけを進めることは子犬にとって大きな負担となります。少しずつ子犬のペースで進めていく必要があるのです。

待てのしつけはおすわりができてから

「待て」は、「おすわり」が必要になるしつけです。ですから、子犬が「おすわり」を確実にマスターしてから、「待て」のしつけをスタートすることをおすすめします。

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はじめは子犬が集中できる環境で「待て」の練習を

「待て」に限らず子犬にしつけを行うときは、まずは子犬が集中できる環境を整えてあげることが非常に大切です。トイレを済ませて、子犬のまわりにおもちゃなど気になるものがないような静かな場所で練習しましょう。

はじめはおもちゃなどがない場所で練習をしましょう

きちんと集中できる環境で「待て」ができるようになったら、今度はまわりにおもちゃなどがあるような子犬の気が散ってしまいがちな環境でもできるように練習していきましょう。

「待て」や「おいで」の後には絶対に叱らないで!

散歩やお出掛けで危険なところに行こうとした子犬を「待て」「おいで」で飼い主さんのところに呼び戻した場合に、絶対にしてはならないことがあります。

それは、「待て」で動きを止めた愛犬や「おいで」で戻ってきた愛犬に「ダメでしょう!」などと叱ること。

愛犬を頭ごなしに叱りつけることはそもそもNGですが、それだけではありません。犬は「『待て』で止まったり、『おいで』で飼い主さんのところに来たりしたら怒られた!」と勘違いしてしまうこともあるのです。

「待て」できちんと止まれたこと、「おいで」できちんと飼い主さんの元に戻ってきたことに対して、必ず子犬を褒めるようにしてください。

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「待て」をマスターして安心の毎日を

子犬のうちから「待て」のしつけがしっかりとできるようになると、危険を回避できたり、マナーが守れたりと、飼い主さんだけでなく子犬にとっても大きなメリットがあります。愛犬とのお出かけなど、楽しみの幅もぐんと広がりますし、安心して、そして自信をもって遊びを楽しめるようになりますよ。「待て」は根気のいるしつけですが、ぜひ、諦めずに取り組みましょう!

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