
子犬がトイレを失敗する3つの理由【獣医師監修】
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甘噛みやじゃれ噛みは子犬にとっては楽しい遊びであり、子犬の仕事ともいえるもの。叱りつけてやめさせるのはNGです。でも、人の手足に歯を当てる経験をさせることは、将来噛み癖などの行動に発展するおそれがあるため、歓迎できません。また、家具などの日用品への甘噛みも誤飲や感電といった事故などの問題が。噛んではいけないものへの甘噛みは子犬のうちから、しっかりと予防しておきましょう。
子犬には、何かをかじりたいという強い欲求があります。この欲求を封じ込めようとするのではなく、逆にきちんとかなえてあげることが、人の手足や日用品への甘噛みへの予防法の大事なポイントです。
そのために必要なのは、思う存分、好きなだけかじって遊べるおもちゃ。子犬によってかじり心地に好みがありますし、成長に伴って好みも変わりますので、ぜひ何種類かを用意してあげましょう。先入観にとらわれず、ラバー素材、ロープ状のもの、硬いもの、やわらかいもの、色々用意してあげてくださいね。「昔、一度与えてみてあまり好まなかったものでも、子犬が少し成長してから与えてみると、今度は気に入って遊んでくれた!」なんてこともありますよ。
おもちゃを与えるときには、誤って飲み込んでしまうことのないもの、また、簡単には壊れない犬専用のおもちゃを与えるようにしてください。たとえ使っていないものであっても、日用品をかじらせて遊ばせるのはNGです。日用品は決して噛んではいけないものとして、オモチャときちんと区別をつけておくことも、甘噛み予防法のポイントです。
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子犬が甘噛みしたら困るものや危険なものはすべて片付けてしまうことで、子犬の甘噛みを予防しましょう。子犬の届かない場所にしまうか、もしくは子犬が入らない部屋に置くようにして、子犬が自分のオモチャ以外のものを甘噛みして遊ばないように環境を整えてください。
「今日は見ていられるし、ちょっとだけならいいや」などと言って、出しっぱなしにはしないように。今日かじらせてもらえたものが、別の日に「かじってはいけない」と言われるようでは子犬は混乱してしまいますし、飼い主さんのことを信頼することもできなくなってしまいます。
子犬と引っ張りっこ遊びや追いかけっこ遊び、ボール遊びなどをして、エネルギーを発散してしまいましょう。甘噛みやいたずらが目に着く時には、エネルギーの発散が不十分であるケースが多いものです。遊びや運動で、ストレスしっかりと発散させておくことは効果的な甘噛み予防法なのです。
また、思い切り遊んだあとは、クールダウンの時間として、子犬と一緒にリラックスタイムを過ごしましょう。このとき、かじってはいけないものを甘噛みせずにゆったりと過ごせている子犬をやさしいトーンで褒めてあげると有効です。
目の前でヒラヒラ動くものが気になり、追いかけ、かじろうとするのは犬の本能です。犬の目の前で手をヒラヒラさせ、手を追いかけてさせかじらせるような遊びは甘噛みを誘っているようなもの。そんな遊び方はNGです。
また、ヒラヒラと動く洋服を着ることも避け、洋服への甘噛みも予防しましょう。
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甘噛みの予防には、子犬が幼い段階で「噛んでいいもの」をしっかりと与えることで噛みたいという強い欲求を満たしてあげること、そして子犬と思い切り遊んでストレスを発散させておくことがとても大事。あらかじめ予防することで、手や日用品を噛むという経験をできる限りさせないことを意識して対策していきましょう。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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