【獣医師監修】こいぬすてっぷ公式通販サイト。愛犬ごとにカスタマイズしてお届け

お電話でのご注文 03-6844-5756 平日10時〜18時受付
お申込みお申込み

犬との散歩で感染の可能性が…「ダニの予防」で愛犬と家族の命を守りましょう

 

犬を連れてのお出かけや散歩で気を付けたいのが「ダニ」の存在。中でも「マダニ」は予防が必須。「マダニ」は、キャンプ場や河川敷はもちろん、近所の公園やいつもの散歩道にも潜んでいます。マダニに寄生されることの問題は皮膚のトラブルだけでありません。マダニは動物だけでなく人にも恐ろしい病気を起こしてしまうことがあるのです。愛犬やご家族の健康を守るため、正しい予防の方法を知り、すぐに対策を始めましょう!

犬に寄生する「ダニ」って?

ダニの種類は非常に多くあります。その中で、犬に寄生することの多いダニは「マダニ」や「ヒゼンダニ」「ニキビダニ」など。犬同士の接触により感染し、強い痒みを引き起こす「ヒゼンダニ」や、母犬から感染すると言われている「ニキビダニ」にも十分な注意が必要ですが、これからの季節、特に気をつけていただきたいのが「マダニ」です。

マダニは、草むらのある場所であればどこにでも潜んでいます。キャンプや川遊びなどのレジャーに行かなければOKというわけではありません。毎日のお散歩でも寄生される恐れがあるのです。さらに、マダニに寄生されると、命をもおびやかす恐ろしい病気にかかることも…。このように、日々の暮らしの中に感染リスクのあるマダニ。あらかじめ適切な対策を行うことで「マダニ」による健康被害を予防しなくてはならないのです。

※関連記事
犬が痒がるのは病気なの?原因リストと対処法【獣医師監修】

犬や人を脅かすダニ(マダニ)とは?

ダニ(マダニ)は、動物の血を吸って生活する「クモ」の仲間。公園や草むらはもちろん、私たちの生活環境のどこにでも一年中生息しています。

マダニはなんと一回に3000個もの卵を産むといわれています。マダニは犬の体表ではなく地上で産卵しますが、うまれた幼ダニは草や木に登り、ペットに寄生する機会を狙います。マダニは、動物の体に寄生し、おなかいっぱい吸血したのちに落下、そして地上で脱皮することを繰り返しながら、成ダニへと成長していきます。

草むらでターゲットとなる動物を狙ったマダニは、二酸化炭素や体温、体臭などに反応して皮膚に張り付き、吸血をはじめます。犬の「耳」「胸部」「内股部」「肛門周り」など、毛の少ない場所に寄生するのが特徴。犬はもちろん、人や他の動物に寄生することもあります。

目に見えないほど小さなニキビダニやヒゼンダニに対し、血を吸ったマダニはサイズが大きく肉眼で確認することが可能。そのため、飼い主さんが自宅で愛犬にマダニに寄生しているのを見つけることも少なくありません。血を吸う前のマダニは約2〜3㎜ですが、吸血後はなんと100〜200倍もの大きさになります。

犬に寄生するダニ(マダニ)が運ぶ深刻な病気の例

ダニ(マダニ)が運ぶ病原体による「バベシア症」

日本国内でダニ(マダニ)によって感染するおそれがあり、深刻な症状を起こすことのある病気のひとつが「バベシア症」です。

バベシア症とは、「バベシア原虫」というごく小さな寄生虫が、ダニ(マダニ)を媒介して犬に寄生することで発症します。バベシア原虫は、犬の赤血球に寄生して、赤血球を破壊してしまいます。

そのため、「バベシア原虫」に感染すると、食欲の低下や血尿、重い貧血や40℃を超える発熱などの症状が出ます。悪化すると、肝臓や腎臓の機能障害を引き起こし、最悪の場合死に至ることもある、非常に恐ろしい病気です。

ダニ(マダニ)が媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」

2013年に日本で初めて人で死亡例が報告された、ウイルス感染症です。ダニ(マダニ)がこのウイルスを媒介していると考えられており、ダニ(マダニ)に寄生されることでこのウイルスに感染するといわれています。

犬での発症は報告されていませんが、人がSFTSに感染すると、発熱や嘔吐、血尿、下痢などの症状が現れます。致死率の高い病気である一方で、現在のところ、SFTSに有効なワクチンはありません。

草むらなどのマダニが生息するような場所を通るときは十分注意し、人、犬ともにマダニに寄生されることがないように日頃からできる限り予防をしておくことが大切です。

愛犬との暮らしで不可欠なダニ(マダニ)の被害を予防する方法は?

①動物病院で処方されたダニ予防の薬を使う

マダニによる被害を予防する最も効果的な方法は、動物病院で処方された「動物用医薬品」のマダニ駆除薬を使用すること。動物病院処方のマダニ駆除薬には、マダニの寄生による病原体への感染が起こる前にマダニを駆除する効果があります。指示された期間をあけて定期的に投薬することで、マダニによる被害を予防することが可能です。

さらに、多くのマダニ駆除薬は、ダニ(マダニ)を駆除するだけでなく、ノミの寄生も防いでくれます。最近では蚊が媒介する「フィラリア症」への対策も同時にできる薬もありますので、愛犬に適したお薬をかかりつけの動物病院で相談してみましょう。

ノミダニ予防、フィラリア対策の予防薬は、必ず動物病院で処方された「動物用医薬品」を獣医師の指示に従って使用してください。量販店などで市販されている「医薬部外品」などでは十分な効果は得られませんのでご注意を。

※関連記事
秋冬も忘れず予防!犬がノミに感染したら…症状は?人にも影響がある?【獣医師監修】

※関連記事
動物病院もう決めた?子犬のうちのかかりつけ選びが大事な理由と6つのチェックポイント

②ブラッシングや足ふき、体のチェックを怠らない

ダニ(マダニ)は身近な草むらにも潜んでいます。愛犬との散歩のときはなるべく草むらを避けたいところです。とは言え、犬は草むらに入ってくのが大好き。ダニ(マダニ)による病気を予防するためにも毎日の散歩の後のお手入れをきちんと行いましょう。

具体的には、愛犬との散歩の後は必ずブラッシングすることをおすすめします。その時、犬の体にダニ(マダニ)がいないか確認しておきましょう。頭や耳だけでなく、お腹や指の間など細かいところまで注意して見てあげましょう。万一、マダニに寄生されてしまっても、早期発見することで被害を最小限に留めましょう。

万が一、ダニ(マダニ)見つけてしまったら、まずはすぐに動物病院へ。ダニ(マダニ)は吸血する時、唾液とともにセメントのような物質を分泌し、マダニの頭の部分を皮膚にがっちり固定させます。無理にマダニを取ろうとすると、マダニの頭の部分だけが皮膚内に残り、皮膚が化膿してしまう場合があるのです。愛犬の体にダニ(マダニ)を見つけたら、すぐに動物病院に連れて行き、診察を受けることをおすすめします。

※関連記事
愛犬に必要なブラッシングの頻度は?

ダニ(マダニ)予防を万全にして過ごそう!

ダニ(マダニ)の被害を防ぐには、日頃の予防と毎日の対策が大切です。今回ご紹介した方法でしっかりと予防して、安心して日々を過ごしましょう。

※関連記事
犬のフィラリア症、予防の時期はいつまで?涼しくなったらやめていい?【獣医師監修】

関連記事