
子犬が吐く…知っておきたい「観察と対応のポイント」【獣医師監修】
小さな子犬が食べたものを吐く…心配になりますよね。でも実は、子犬が吐くというのはわりとよくあることで、心配ないケースも多…
あれ、最近なんだか歩き方が遅くなったな…などと感じることはありませんか?犬種にもよりますが、一般的に犬は7歳を過ぎた頃から、シニア犬の仲間入りをするとされています。普段の行動の中に、若い頃とは違うなと感じる様子が見えてきたら、少しずつシニア犬との暮らしの準備をはじめていきましょう。
加齢に伴い、食事の様子に変化が見られることがよくあります。噛む力が弱くなっていたり、歯が抜けてしまっていたりすると、食べるスピードが落ちたり、硬いものを食べるのを嫌がったりすることも。フードをふやかして、食べやすくする工夫をしてあげるとよいでしょう。
加齢とともに食欲が低下したり、食事がとりづらくなったりすることがあるとはいえ、病気が原因でそういった症状が見られることも少なくありません。愛犬の食事の様子がいつもと違うと感じたら、まずは早めに動物病院を受診して健康状態の確認をしておきましょう。逆に、シニアになったのに、やたらたくさん食べて、常に食べるものを欲しがる…という状態も、病気が原因かもしれません。動物病院を受診することをおすすめします。
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加齢とともに、排泄の様子にも変化が見られます。筋力が低下してトイレの時にうまく体勢を保てなくなったり、トイレが間に合わず、失敗が増えることも。また、消化機能が低下することからお腹が緩くなりやすくなる犬もいます。
こういった排泄にかかわる症状は、どれもただの老化ではなく、なにかしらの病気が原因となっていていることもあります。つまり、治療が可能なケースも多々あるのです。排泄がうまくできなくなるという問題は、一緒に暮らすご家族にとっても負担が大きくなりがちです。もちろん愛犬にとってもつらいものです。ですから、気になる症状が見られたらまずは早めに動物病院へ。特に、下痢が続いたり、尿の量や色、臭いに変化を感じたりといった場合は、早めに動物病院へ行って治療を受けるようにしてください。
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加齢に伴う体力や筋力の低下から、これまでのようにシャキシャキと歩くことが難しくなってくるシニア犬。もちろん体調不良によって散歩に出たがらなくなるケースもありますので、他の症状とあわせて様子を見てあげましょう。
中でも歩幅を狭くしたり、背中を丸めたりといった症状は、体の痛みが原因であることも。抱き上げた時にキャンと鳴いたり、体を緊張させたりすることがないかにも注意して、早めに動物病院へ。
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これらも、高齢になった犬によく見られる症状です。加齢に伴い、犬も筋肉、骨格、神経の機能の低下が起こるため、見えづらい、聞こえづらい、動きづらいといったことは起こってきます。とはいえやはり、これらの症状も病気が原因となっており、治療してあげることができるケースも多々あります。
犬も高齢になってくると、今まで見られなかったような行動の変化が色々と出てきます。とはいえ、中には病気が原因となっており、きちんと治療を受けることで、状況が改善するケースも少なくありません。愛犬に気になる症状が見られたら、「年かな」などと簡単には考えず、とにかくまずは動物病院へ。治療が可能な病気はしっかりと治療を受けさせてあげましょう。
高齢となった愛犬との暮らしでは、今までできたことができなくなるなど、困ったな…ということも出てくるものです。 何も疾患がないようならば、獣医師や動物看護師に日々の生活についてのアドバイスを受けておくことをおすすめします。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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