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生後16週…社会化期を過ぎた犬の社会化はできないの?【獣医師監修】

 

犬が社会になじむために様々なものに慣らす、つまり、「社会化」するのに適した期間を「社会化期」と呼びます。この社会化期、個体差はありますが、生後3週頃~生後16週くらいまでとされています。でも、子犬に必要なワクチン接種がすべて終わるのを待っていると、生後16週を過ぎてしまうことも少なくありませんよね。社会化期を過ぎてしまったら、もう社会化はできないのでしょうか…?

社会化期を過ぎても、犬の社会化は可能(ただ、だんだん難しくなる)

犬の社会化を成功させるコツは、できる限り早い時期から社会化をスタートすること。本来であれば、最も柔軟にたくさんのことを吸収できる社会化期を逃さないため、ワクチン接種が終わる前から、地面に降ろさないよう抱っこで子犬を家の外へ連れ出したり、動物病院で開催されるパピークラスに参加したりして、社会に触れ、様々な刺激に慣らしていったほうがよいでしょう。

家の外には、犬にとってなじみのないものが、ものすごくたくさんあります。でも、多くの犬がお散歩デビューをするのは社会化期を過ぎた頃。この時期は物事に対して警戒心を持ちやすくなる時期でもあります。社会化期を家の中だけで過ごした犬が、社会化期を過ぎた頃にはじめて家の外に出て強い刺激を次から次へと受けると、外の世界が非常に恐いものだと感じてしまうおそれがあります。すると、興奮しやすく、臆病な成犬になりやすく、のちにさまざまな問題行動を起こしやすくなるといわれています。

社会化期が過ぎてしまったからといって、その犬は社会化ができないわけはありません。だんだんと難しくはなっていきますが、丁寧に練習すれば社会化させてあげることはできるのです。ですから、社会化期を過ぎたから、もう社会に慣らすための努力をしない…というのはおすすめできません。社会化をあきらめたら、愛犬は外の世界に対しておびえて生涯を過ごさないといけなくなってしまうのです。

たとえ社会化期を過ぎてしまったとしても、少しずつ社会に触れそこで楽しい経験をすることで社会に慣れ、なじんでいくことは必要です。社会化は、愛犬の生涯を通じてじっくり継続的に行うものだと考えておくとよいですね。

社会化期を過ぎた犬は少しずつ社会に慣れていこう

あっという間に過ぎてしまう社会化期。ですが、社会化期を過ぎても、丁寧に少しずつ社会での刺激に慣らしていくことで、社会になじんで暮らしていけるようにはなります。もちろん、警戒心が生まれ、社会化期ほどの柔軟性はなくなっている時期でもありますので、ゆっくりゆっくり、時間をかけてひとつずつ苦手を克服していくようにしていきましょう。

愛犬と家の外に出る練習から!

家の外の世界が怖いと感じているようならば、外出にはフードやおやつを持っていくのがおすすめです。家の外で飼い主の手からフードやおやつを食べる練習をすることで、家の外も安心だという経験を積み重ねましょう。お腹がすいてる時間に行くと成功しやすいですよ。

最初は家の玄関あたりからスタート。車の通る音やサイレンの音がしたり、自転車が目の前を通りすぎたりする時のような、こわがるかな?というタイミングで、やさしく安心させるように声をかけながらフードを食べさせてあげましょう。そうして、少しずつ家から離れて行き、近くにある静かな公園などで愛犬のごはんの時間を楽しむなどするのもいいですね。

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愛犬の「怖い…!」のサインには敏感になろう

社会化期が終わったばかりの頃は、特に警戒心が増す時期でもあります。耳を倒す、尾を下げる…といった、愛犬が怖がっている時に見せる反応を見逃さないようにしましょう。

愛犬に怖がっている様子が見られたら、無理をしてそれ以上怖がっている対象に近づけることはしないようにしましょう。優しく声をかけて食べ物をあげるなどして、気分転換するのがよいですね。

愛犬が日に日に外に出るのを怖がるようになっていく場合は、早めの段階で専門家に相談を。パピークラスを行っている病院であればしつけを得意とするスタッフがいる可能性が高いでしょう。場合によっては、行動診療と呼ばれる専門的な診察を行っている動物病院へと紹介してもらうという方法もあります。

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犬の社会化、社会化期を過ぎてもあきらめないで!

愛犬の社会化は、犬の生涯を通じて行うもの。社会化期を過ぎたからと言ってあきらめてしまっては、その後愛犬は色々なものにおびえたままで過ごさなければならなくなります。愛犬が安心して毎日を過ごせるように、少しずつ家の外で楽しい経験を積み重ねていきましょう。ちょっと難しいかな、と思ったら早めに専門家に相談するのが問題をこじらせないために大事なこと。ぜひ覚えておいてくださいね!

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