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コツン!ペシッ!て叩いてない?犬が怖がりなのは体罰のせいかも!すぐ始められる仲直りの方法4つ【獣医師監修】

   2019/12/09

体罰を受けていない犬

愛犬は人の手が近づいてきたら緊張する…なんてことはありませんか? 軽い気持ちで頭を叩いたとしても、犬にとっては恐ろしい経験。そんな体罰を繰り返しているうちに、怖がりな犬になってしまったのかもしれません。 犬への体罰は、愛犬との暮らしには不要です。今回は、犬はの体罰の副作用と犬との仲直りの方法についてです。

犬のしつけに体罰は不要。体罰の副作用とは?

体罰を怖がる犬

しつけや困った行動を抑制するための方法として体罰は必要ありません。

日本獣医動物行動研究会では、「しつけや行動修正のために『体罰』を用いること、またこれを推奨する行為に反対します。」 と明確に体罰に反対する声明を出しています。

体罰により、次のような副作用が起こす可能性があるからです。

  • 体罰はエスカレートしがち。やがて動物の生命を奪う危険がある。
  • 体罰を与える人や体罰を与えられた時の環境に対して、恐怖心を持つようになる。
  • 体罰を避ける為、先制攻撃をするようになる。
  • 犬の不安が大きいことが原因となっている問題行動は体罰では改善しない。それどころ悪化することがある。
  • 体罰で攻撃行動をやめさせようとすると、問題はさらに深刻なものになる。
  • 体罰で一時的に問題行動が改善したように見えても、いずれ再発する。
  • 体罰を与えた人の前でしか問題行動は抑えられない。他の人への問題行動は改善しない。
  • 体罰を受けるだけで正しい行動を教わらないままでは、他の問題行動を引き起こすようになる。

犬が自分よりはるかに体の大きな人間からうける体罰は、恐怖以外のなにものでもありません。

軽い気持ちでペシっと頭を叩くだけでも、体の小さな犬にとってはとても恐ろしい経験。信頼している飼い主さんから受ける体罰が積み重なり、いつもそばにいる飼い主さんが安全な存在ではなくなる、といのは非常に大きな問題です。常に不安や恐怖を感じながら暮らすことは、犬にとって大きな苦痛ですし、新たな問題行動につながるおそれもあるのです。

体罰が繰り返されれば愛犬との信頼関係は必ず壊れてしまいます。体罰では問題行動が解決できないだけでなく、悪い影響しかないのです。

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体罰に心当たりがある…愛犬との仲直り術4つ

飼い主さんが犬にとって常に安全で安心できる存在であってこそ、愛犬は快適な日々を送れるはず。 頭ではわかっていても、日々愛犬と暮らしていく中で、イライラすることや困ってしまうことがあり、つい乱暴な態度をとってしまった…という心当たりのある飼い主さんは少なくないと思います。体罰で失われた信頼関係を取り戻すのは容易ではありません。新たな気持ちで時間をかけて、愛犬との信頼関係の回復に取り組みましょう。

①犬のニーズを満たす

体罰を受けずニーズを満たされている犬

犬が飼い主さんを困らせる時は、犬が必要とすること、つまり犬のニーズが満たされていないことがほとんど。愛犬が必要としている環境をしっかり与えることができているか再確認しましょう。

具体的には、バランスの取れた食事や適切なメディカルケア、散歩や適度な運動、「においをかいでまわる」「獲物を追いかける」といった本能を刺激する楽しい遊び、飼い主さんや他の犬との触れ合いによる社会的な刺激、安心して眠れる環境…など。犬の本能や欲求を、うまく人間とやっていけるような形で満たしてあげるような工夫が必要なのです。

これが満たされると、犬は安心して日々の暮らしを送れるようになり、結果として、飼い主さんがやめてほしいと思うような行動をとる機会は減っていきます。飼い主さんのイライラも抑えられて、穏やかな気持ちで愛犬と接することができるようになるはずですよ。

②正しい行動をしたらどんどん褒める

よい行動をして褒められた犬

現在、もっとも有効とされているしつけの方法は、よい行動をどんどん褒めて伸ばしていくという方法です。犬に体罰を与えることで言うことを聞かせるような方法ではありません。間違った訓練方法はすぐにやめましょう。

とはいえ、飼い主がしてほしくないと思うような行動を犬がとることは、必ずあります。そういった時には無反応。逆に、してほしい行動をとっている時はしっかり褒めてあげましょう。

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③犬が怯えているなら無理に近づかず、自分から寄ってくるのを待つ

犬が飼い主さんに対して怯えている場合は、 一緒の空間を過ごすことで犬がリラックスできるようにすることからスタートです。

怯えている犬に無理やり近づこうとはしないようにしましょう。目を合わせたり、無理に声掛けをしたりもせず、まずはゆったりと穏やかな時間を一緒に過ごすだけ。やがて愛犬が飼い主さんのことを安全な存在だと認識できるようになり、自分から近寄ってくるのを気長に待ってあげてくださいね。

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④威圧感を与えないコミュニケーションの取り方をする

威圧感のないコミュニケーションで体罰におびえていない犬

犬が飼い主さんにリラックスして近づけるようになったら、愛犬と楽しくコミュニケーションです。犬とコミュニケーションをとる時は、威圧感を与えないように腰を低く、目線の高さをあわせるようにして接しましょう。

犬が大好きな食べ物を使って簡単な指示を出し、できたら褒めて、手のひらにのせた食べ物を食べさせる、といった楽しいゲーム感覚のコミュニケーションもよいですね。

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愛犬の行動に困ったら獣医師に相談を

問題行動で獣医師に相談している犬

愛犬の困った行動が解決しないときは、なるべく早めに動物病院に相談することをおすすめします。愛犬の問題行動の原因は大変複雑で、すぐに解決するようなものではありません。犬の心と体を傷つけるような安易な方法は絶対にとるべきではありません。

体罰でなんとかしようとして愛犬との関係がこじれてしまうのは本当に悲しいこと。そうなる前に、まずは動物病院へ相談を。「行動診療科」と呼ばれる専門診療を行う動物病院への紹介を受けるのもひとつの方法です。

体罰はしつけには不要。時間をかけて仲良くなろう

犬と仲良く、快適に暮らすために必要なしつけ。そのしつけで体罰を加えて犬との関係が壊れてしまっては本末転倒ですし、犬にとっても飼い主さんとの暮らしが幸せなものではなくなります。必要なのは犬のニーズを満たし、良い行動を褒めること。適切な方法でじっくりと取り組めば、やがて関係は改善できるでしょう。どうしてもうまくいかない場合は、無理をせずに早めに専門家へと相談する方法もありますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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